桜の花びらの保存方法と乾燥の仕方を伝授!押し花のキレイな作り方

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今年も桜が満開ですね。

桜の花びらを保存する方法ってないでしょうか。

押し花って昔はよく本の間に挟んだり、新聞紙に挟んで上から本などで重しをしてしばらく置いて作りませんでした?

あれって結構理にかなっていて、新聞紙の印刷されているあのインクが花びらの酸化を防ぎ、そのままの色を保てるらしいのです。

桜の花の花びらを押し花を作る場合、押し花に適した花を使うことと乾燥が綺麗な押し花を作れるポイントになります。

桜の花の保存方法から、他にもどういった花を用いると、綺麗な押し花を作るためのコツや花びらの保存方法、乾燥の仕方などを紹介していきます!

桜の花びらの保存方法


押し花に適した花とは、なんでしょうか?

基本的には様々な花が用いられますが、基準となるのはこの2つが上げられます。

・花びらが薄いこと

・水分をあまり含んでいない花

例えば、かすみ草、コスモス、れんげ草、パンジーなどです。

押し花にできる花の一つに桜も適しています。

花びらも薄いですし、水分も花そのものはあまり含みません。

桜の花が散り始めたら、花びらをできるだけたくさん集めてください。

練習用も兼ねて、たくさんあった方がいいです。

桜の花びらを乾燥シートなどを使って保存する方法はいくつかあります。

まず1つ目としてこの記事の冒頭でも少し触れたように、昔からの方法で新聞紙に挟む方法です。

これをもう少し詳しく紹介させていただきます。

【新聞紙に挟む】
・用意するもの

*桜の花

*見開きの新聞紙をできれば2枚

*ティッシュ

*辞典など重い本

・作り方

1:見開きの新聞紙2枚を重ねる。
(1枚でもいいですが、より乾燥を早めるために2枚が好ましい)

2:新聞紙の上にティッシュを置いて桜の花びらを並べる。

3:もう一枚のティッシュで上から軽く押さえ、水分を取る。
(この時、あまり押さえ過ぎないように注意)

4:水分が取れたことを確認して、ティッシュは外して直接新聞紙の上に花びらを並べる。
(ティッシュに水分が含まれますので、そのまま挟むと意味がありません)

5:新聞紙のもう片方のページを花びらの上にそっと被せ閉じる。

6:辞典などの重い本を、上からそっと置いてしばらく放置。
(辞典がなければ、普通の本でも良いので何冊か重ねて大体5㎏~10㎏になるようにします)

放置期間は、しっかり乾燥させるためにも1週間から3週間程度がいいですね。

注意する点は、湿度の高い場所は避けること。

晴れている日が押し花を作るには最適ですが、直射日光は避けてください。

もっと簡単にするなら、辞書の中にページごとに花びらを挟んでおくというのが一番簡単でいいですね。

【アイロンを使う】

・用意するもの

*桜の花びら

*アイロン

*クッキングシート

*ティッシュ

・作り方

1:クッキングシートの上にティッシュを置く。

2:1の上に桜の花びらを並べる。

3:2の上にティッシュを被せ、水分を取る。

4:水分が取れたらティッシュを外し、クッキングシートの上に桜の花びらを並べる。

5:4にもう1枚クッキングシートを被せて挟む。

6:アイロンはあまり設定温度を高くせず、低めの温度で10秒程押し当て、少し冷ましてからさらに10秒押し当てる。

これを3~4回繰り返して完成。

押し当てる力が強かったりすると、すぐ焦げてしまいますので、注意してくださいね。

【レンジを使う】

・用意するもの

*桜の花
*新聞紙
*レンジに入る大きさの段ボール2枚
*クッキングシート
*輪ゴム

・作り方

1:段ボールの上にクッキングシートを乗せ、桜の花びらを並べる。

2:1の上にクッキングシートと段ボールを被せて挟む。

3:輪ゴムで段ボールやシートがずれないように止める。

4:レンジに花びらを挟んだ段ボールを入れて、600wで30~40秒加熱する。

5:時々取り出して、乾燥具合を見ながらまた30~40秒程加熱してよく乾燥されていれば完成です。

アイロンや、レンジは、本や新聞紙で挟むのに比べ、より短い時間で乾燥させることができます。

しかし、常に状況を見ながらやらないといけないのでちょっと手間ですが、その分仕上がりが良ければ大満足できますよね。

花びらの保存法をバラやひまわりは?


桜の花びらでは比較的、乾燥や保存方法も簡単でしたが、バラやひまわりはどうでしょうか?

どちらも花びらは桜と比べて少し厚みがあり、何より花芯は水分を多く含んでいるので、ひまわりなどはたいへん厚みがあります。

これをそのまま押し花にするのは、少々無理があるというもの。

こういった花を押し花にする場合の対応策としては、「加工する」という方法があります。

つまり、そのまま押せない代わりに花びらと芯を分解して芯は推しやすいようにナイフなどで薄く削ぐのです。

そして、元のひまわりやバラの形に再現して桜の花びらを乾燥させる時にご紹介した方法で、保存する。

手間はかかりますが、これもやってみるとなかなか楽しいですよ!

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桜の花びら乾燥の仕方とコツ


桜の花をできるだけそのままの形で綺麗に保存したい場合に重要なのは、「いかにしっかり乾燥させているか」に掛かってきます。

押し花というのは、しっかり水分を取り乾燥しきっていることで初めて押し花と言えるのです。

色や形もできるだけそのままにするためにも、ただ乾燥させるだけではありません。

幾度も新聞紙を取り替える、直射日光は避けるなど、とにかく手を掛けてやることです。

まとめ

「乾燥の仕方」
・新聞紙やクッキングシート、辞書などを用いて湿度の高い場所に置かない。

・常に花びらの様子を見て、マメに新聞紙やクッキングシートを取り替える。

「乾燥のコツ」
・新鮮な花を使うこと。
・素早く水分を取るなどマメに手を掛ける。

季節によって乾燥の仕方にも工夫が必要です。

湿度が高い日などは、アイロンやレンジなどを上手に使って乾燥しましょう。

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