春の訪れと共に桜が満開を迎えていますね。
桜の花びらを保存する方法、気になりますよね。
押し花と言えば、昔は本の間に挟んだり、新聞紙に挟んで上から本などで重しをして作るものでした。
実は、その方法は結構効果的で、新聞紙の印刷されたインクが花びらの酸化を防ぎ、色を保つ効果があるんです。
桜の花の花びらを押し花にする場合、適した花としっかりした乾燥が美しい押し花を作る秘訣になります。
そこで、桜の花の保存方法から、他にも綺麗な押し花を作るコツや花びらの保存方法、乾燥の仕方などを詳しく紹介していきます!
桜の花びらの保存方法と乾燥の仕方を伝授!効果的な保存テクニックをマスターしよう
桜の花びらを保存する際には、以下の手順に従うことが重要です。
花びらの収集
桜の花が散り始めたら、できるだけ多くの花びらを集めます。花びらはできるだけ新鮮な状態で収集することが望ましいです。
桜の花びらの水分の取り扱い
花びらを収集した後、水分をなるべく取り除くことが重要です。花びらが水分を含んでいると、保存中に腐敗する可能性が高まります。
保存方法の選択
桜の花びらを保存する方法にはいくつかの選択肢があります。
一般的な方法には、新聞紙に挟んで乾燥させる方法、アイロンを使って乾燥させる方法、そしてレンジを使って乾燥させる方法があります。
次章で詳しく解説します。
乾燥の実施
選択した保存方法に従って花びらを乾燥させます。
乾燥の過程では、湿度の高い場所や直射日光を避けるようにしましょう。また、花びらを過度に押し潰したり、加熱しすぎないように注意してください。
保存場所の選定
乾燥が完了した花びらは、保存する場所を選定します。
湿気の少ない場所や直射日光が当たらない場所が適しています。保存容器に入れて密閉し、適切な温度と湿度で保管します。
これらの手順に従うことで、桜の花びらを効果的に保存し、美しい押し花として楽しむことができます。
桜の花びら乾燥の仕方とコツ
桜の花びらを保存する方法として一般的な方法には、新聞紙に挟んで乾燥させる方法、アイロンを使って乾燥させる方法、そしてレンジを使って乾燥させる方法があります。
以下にそれぞれの方法を詳しく説明します。
新聞紙に挟んで乾燥させる方法
用意するもの
- 桜の花びら
- 新聞紙
- ティッシュ
- 辞書などの重い本
作り方
- 見開きの新聞紙を2枚重ねます。1枚でも構いませんが、乾燥を早めるためには2枚が好ましいです。
- 新聞紙の上にティッシュを敷き、桜の花びらを並べます。
- もう1枚のティッシュを花びらの上に被せ、軽く押して水分を取ります。ただし、強く押さえすぎないように注意してください。
- 水分が取れたら、ティッシュを外して花びらを直接新聞紙の上に並べます。
- 花びらの上に新聞紙のもう片方のページを被せ、そっと閉じます。
- 重い本(例えば辞書)を上からそっと置き、しばらく放置します。放置期間は1週間から3週間程度が適しています。湿度の高い場所は避け、日光の直射も避けましょう。
アイロンを使って乾燥させる方法
用意するもの
- 桜の花びら
- アイロン
- クッキングシート
- ティッシュ
作り方
- クッキングシートの上にティッシュを敷きます。
- ティッシュの上に桜の花びらを並べます。
- もう1枚のティッシュを花びらの上に被せ、軽く押して水分を取ります。
- 水分が取れたら、ティッシュを外してクッキングシートの上に花びらを並べます。
- もう1枚のクッキングシートを被せ、花びらを挟みます。
- アイロンは低めの温度に設定し、10秒間程度押し当てます。その後、少し冷ましてからさらに10秒間押し当てます。この作業を3〜4回繰り返します。押し当てる力が強すぎると花びらが焦げる可能性があるため、注意が必要です。
レンジを使って乾燥させる方法
用意するもの
- 桜の花びら
- 新聞紙
- レンジに入る大きさの段ボール(2枚)
- クッキングシート
- 輪ゴム
作り方
- 段ボールの上にクッキングシートを敷き、桜の花びらを並べます。
- その上にもう1枚のクッキングシートと段ボールを被せ、挟みます。
- 輪ゴムで段ボールやシートがずれないように固定します。
- レンジに花びらを挟んだ段ボールを入れ、600wで30〜40秒加熱します。
- 加熱後、乾燥具合を確認しながらさらに30〜40秒程加熱します。
これらの方法を用いて、桜の花びらを効果的に乾燥させ、保存することができます。
花びらの保存法・バラやひまわりは?
押し花に適した花とは、その花びらが薄く、水分を少なく含んでいることが重要です。
これにより、花びらが乾燥しやすくなり、美しい状態で保存することができます。
例えば、かすみ草やコスモスのような花がその代表として挙げられます。
一方で、桜の花びらは比較的薄く、水分をあまり含まないため、押し花として保存するのが比較的容易です。
しかし、他の花、特にバラやひまわりのような花は花びらが厚く、花芯が水分を多く含んでいます。そのため、そのまま押し花にするのは難しい場合があります。
そのような花を押し花にする場合の対処法があります。それは、「加工する」という方法です。
具体的には、花びらと花芯を分解し、花芯をナイフなどで薄く削り、推しやすい状態にします。その後、桜の花びらを乾燥させる際に使用した方法で保存します。
この方法は手間がかかりますが、試してみると楽しい体験になるでしょう。加工することで、バラやひまわりなどの花も美しい押し花として保存することができます。
桜や他の花をできるだけそのままの形で保存したい場合には、しっかりと乾燥させることが肝要です。
押し花として美しい仕上がりを求める場合は、十分な乾燥が欠かせません。乾燥させる際には、湿気のない環境を選び、日光の直射を避けるように心がけましょう。
また、ただ乾燥させるだけでなく、幾度も新聞紙を取り替えたり、乾燥のプロセスで花びらが変形しないように注意することも重要です。
その結果、色鮮やかで形の美しい押し花を作ることができます。
このように、押し花を作る際には手間を惜しまず、丁寧に作業を行うことが美しい仕上がりの秘訣です。
まとめ
「乾燥の仕方」
・新聞紙やクッキングシート、辞書などを用いて湿度の高い場所に置かない。
・常に花びらの様子を見て、マメに新聞紙やクッキングシートを取り替える。
「乾燥のコツ」
・新鮮な花を使うこと。
・素早く水分を取るなどマメに手を掛ける。
季節によって乾燥の仕方にも工夫が必要です。
湿度が高い日などは、アイロンやレンジなどを上手に使って乾燥しましょう。