広い北海道でのバイクのツーリングは、本州のライダーの夢の一つですよね。
青空の下、どこまでも続く道路を思い切り走ってみたいと思うでしょう。
その夢の舞台北海道のツーリングへ関西方面でも大阪から北海道に行くには、バイクで行く、フェリーで行く、飛行機で行く方法があります。
今回は、その中から最もポピュラーな、フェリーで行く方法をご案内します。
北海道ツーリングへ関西からの行程は
大阪など関西からフェリーで北海道へ行くには、関西近郊のフェリー港から利用するのが良いでしょう。
関西近郊のフェリー港は、愛知県の名古屋、京都府の舞鶴、福井県の敦賀の三港になります。
これらの三港からの北海道への工程(起点を京都駅とした場合)は次の通りです。
太平洋フェリー①で名古屋から行くと約40時間と2倍の時間がかかります。
しかし、明るい時間に乗船して到着するのが午前11時なので、着いてすぐにツーリングを開始することができます。
新日本海フェリー②③は、深夜に乗船して夜に到着するので、着いた日は小樽か苫小牧に宿泊して、翌日からツーリング開始です。
結局、同じ日にフェリーに乗船して、ツーリングを開始するのが、同じ日の朝の9時からツーリングを開始するか、11時から開始するかの約2時間程度の差しかありません。
関西から北海道へフェリーでのバイク料金
関西から8月2日から8月15日の間に利用した場合(寝台個室の場合)
① 太平洋フェリー
名古屋港→苫小牧東港
・大人 約15,000円~16,000円
・バイク400cc以下 約14,400円
・400cc超750cc以下 約20,100円
② 新日本海フェリー
舞鶴港→小樽
・大人 約16,000円~17,000円
・バイク750cc未満 約9,700円~11,000円
・750cc以上 約12,000円~14,000円
③ 新日本海フェリー
敦賀→苫小牧東港
・大人 約16,000円~17,000円
・バイク750cc未満 約9,700円~11,000円
・750cc以上 約12,000円~14,000円
北海道へ関西からの行き方とおすすめコース
北海道でのツーリングの目的場所・予算・行程日数によって、おすすめのコースが変わります。
また目的地によっては、平地が多いコースや峠を越えるコースもあるので、目的地をある程度設定しておいた方が良いです。
また市街地から出て郊外へ行くと、ガソリンスタンドが少ない場合があります。
そのため、燃料の消費も考えて1日の工程を無理のない200km~300km、ゆっくり観光をするなら1日200km程度の走行を考えましょう。
小樽と苫小牧を基点とした場合は、苫小牧の方が平坦地が多く道南、道北、道東へもアクセスが良いです。
札幌で最初はゆっくり観光をしたい場合は、小樽の方が近いですが、苫小牧からも時間的に大きく変わりません。
発着の時間が夜でも平気という方なら、新日本海フェリーの敦賀・苫小牧東コース。
日程に余裕があり、日中にゆっくり発着したいと考えるなら、太平洋フェリー名古屋・苫小牧東コースでしょう。
まとめ
北海道ではいたるどころにネズミ捕りが行われており、夜に郊外を走るとエゾシカや動物が飛び出ることがあります。
北海道が広いからといって、スピードの出しすぎや夜間走行には注意しましょう。