縦書きで日付を書くとき、「漢数字で書くのか?」「西暦はどうするのか?」と迷うことはありませんか。
手紙や封筒などの手書きと、指定欄のある書類や印刷物では、使われる数字の表記が異なることがあります。
この記事では、縦書き日付の完成形を、西暦・元号・月日・10日・20日などの例に分けて解説します。
縦書きの日付は漢数字が基本例
一般的な手書きの縦書きでは、日付を漢数字で表す形が基本例です。
手書きの基本例は、次のような形です。
ただし、指定欄のある書類や新聞・印刷物などの組版では、「2026年6月23日」のように算用数字で表すこともあります。
指定書式や組版で使われる例としては、次のような形があります。
どちらか一方だけが、すべての縦書きで正解というわけではありません。提出先や媒体の指定を優先し、同じ文書内で表記を統一しましょう。
縦書きで西暦を含む日付を書く場合
一般的な手書きで西暦を漢数字にする場合は、「2026」を「二〇二六」のように一桁ずつ置き換えます。
西暦を含む日付の基本例は、次のような形です。
西暦部分は一桁ずつ、月日は「六月二十三日」のように通常の数の読み方に沿って表すと、日付として読み取りやすくなります。
「二千二十六年」という表記も数の読み方として成立しますが、西暦年の基本例としては「二〇二六年」を採用すると分かりやすいでしょう。
元号(令和など)を含む日付の書き方
一般的な手書きの縦書きでは、元号に続く年数と月日も漢数字でそろえる形が基本例です。
元号を含む日付の基本例は、次のような形です。
一方、指定欄のある履歴書や申請書などでは、「令和8年6月23日」のように算用数字で記入する場合もあります。
書類に西暦・和暦や数字形式の指定がある場合は、その指定を優先してください。指定がない場合も、同じ文書内で西暦と和暦、漢数字と算用数字を不用意に混在させないことが大切です。
1日・10日・20日などの書き方
月日を一般的な手書きの縦書きで表す場合は、通常の日本語として自然に読める漢数字を使います。
月日の基本例は、次のような形です。
二十一日・三十日・三十一日
10日は「十日」、20日は「二十日」と書く形が基本例です。「一〇日」「二〇日」のように数字を一桁ずつ並べるよりも、月日として読み取りやすくなります。
西暦の年は「二〇二六年」のように一桁ずつ表し、月日は「六月二十三日」のように数のまとまりとして表す点が、迷いやすいポイントです。
手紙・封筒・書類・印刷物での使い分け
- 手書きの手紙・封筒:漢数字による日付を基本例とする
- 指定欄のある履歴書・申請書:用紙の指定に従う
- 新聞・出版物:媒体の表記基準や組版に従う
- パソコンで作る文書:文書全体の書式と読みやすさをそろえる
「縦書きだから必ず漢数字」と決めるのではなく、何に書く日付なのかを確認して判断しましょう。
縦書き日付の書き方まとめ
- 一般的な手書きの縦書きでは、漢数字の日付が基本例
- 西暦は「二〇二六年」のように一桁ずつ表す
- 元号の日付は「令和八年六月二十三日」のように表す
- 10日・20日は「十日・二十日」と表すのが基本例
- 指定書式や印刷物では算用数字が使われる場合もある
- 提出先の指定を優先し、同じ文書内で表記を統一する
縦書きの日付では、手書きか指定書式かによって適した表記が変わります。用途を確認したうえで、読み手が迷わない形にそろえましょう。