もうすぐゴールデンウィークです。
アウトドア派、それも登山派なら一度は臨んでみたいのが日本の屋根【北アルプス】ですよね!
だけど、連休中の山小屋は大賑わいです…
若い人の中には、「ホッと落ち着きたいからテント泊が良いんだけども…」とか、「キャンプで得た技を使って山の頂上でテント泊したい!!!」
なんて人も多いのではないでしょうか?
そんな気合いの入っているアウトドア派の男子に向けて、ゴールデンウィークの北アルプス登山とテント泊に関する事や、服装・装備などを紹介します!
ゴールデンウィークに北アルプスで登山するなら?
燕岳(つばくろだけ)
燕岳:北アルプスの中でも登山初心者がわりと登りやすい!と、言われているのが、燕岳(2763m)です。
いわゆる北アルプス入門コースですね。
燕岳の基本情報と周辺地図詳細はこちら【楽天たびノート】
熟練者なら日帰りも可能ですが、初級者~中級者は基本的には宿泊をしましょう。
上高地~涸沢カール~奥穂高岳
上高地~涸沢カール~奥穂高岳:これも人気のコースですけど、初心者には奥穂高岳が超難関です。
とりあえずは涸沢カールを目指して行くのが良いと思います。
(奥穂高岳は鍛錬を積んでからにしましょう!)
唐松岳(からまつだけ)
唐松岳(からまつだけ):比較的簡単に登れるコースです。
リフト(八方アルペンライン)を使って、1800mまで一気に登れるのがその理由です。
八方アルペンラインの基本情報と周辺地図詳細はこちら【楽天たびノート】
ただし、比較的簡単と言えどもピッケル等の装備をちゃんとしないと、事故の元になるので注意しましょうね。
このコースは唐松岳の頂上までを想定していますが、頂上を経由して縦走するコースになると難易度が途端に跳ね上がります。
登山を経験している若い方なんかは、頂上を経由して白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)方面への縦走にチャレンジしても良いんじゃないでしょうか。
ゴールデンウィークの登山でテント泊の注意点
さて、今度はテント泊についてです。
ゴールデンウィークと言えば5月です。街中であれば初夏が気持ち良い頃合いですが、北アルプスではまだ残雪期です。
その時の状況によっては、普通に降雪したりもします。
つまり、当たり前に寒いということですね。
なので、アウトドアでのテント泊経験がある人でも、ある程度ガッチリとした冬装備で臨むようにして下さい。
私の場合は、テントシート+シュラフマット+シュラフカバーで挑みました。
正直言って、シュラフマットは要らないかなぁ…なんて行く前は考えてたんですけど、結論から言うと持っていって正解でした!
(夜になったら雪がシンシンと降ってきたさ…)
また、山小屋などにはテント場がありますので、なるべくはそちらを利用することをオススメします(*^^*)
ゴールデンウィークの登山の服装と装備
何度も言いますが、北アルプスではまだ残雪期です。
夏装備オンリーでのアタックはかなり厳しい、というか無謀です。
なので、ちゃんと服装も装備も冬仕様で整えなくてはなりません!
私の場合を例に出しますとね、アイゼンは10本爪よりも12本爪を使いました。
これは本当に個人の差があると思うんですけど、私は12本が良かったです。
靴は、ライトウィンターモデルを使いました。オールシーズン用でも良いかと思います。
サマーモデルですと、ストラップ式のアイゼンしか付けられませんし、アッパーとかが柔軟で脱げやすいのもあってNGですね。
(脱げない様にきつくすると結構阻害も起きやすいですし…)
アウターですと、スパッツは必須です。
ハードシェルは冬に愛用しているfinetrack(ファイントラック)のエバーブレスアクロジャケットを普通に持っていきました。
一緒にアタックした仲間は、ハードシェルの代わりに雨具を使ってました。
これは人それぞれですので、ご自身の体質を目安にするのが良いと思いますね^^
他にも
ゴールデンウィークのおすすめ百名山
>>ゴールデンウィークにテント泊でおすすめの百名山
トレッキングと登山の違い
>>初心者の装備とおすすめ関東のコース
まとめ
ゴールデンウィークに行く北アルプスでの登山に関して、私の経験を基に書いてみましたが如何だったでしょうか?^^
テント泊はとても夢があるし、何よりも大自然を肌で感じられますので私も感動をしましたよ。
だからこそ、何はともあれ備えあれば憂いなしです。
しっかりと準備して有意義なゴールデンウィークを過ごして下さいね(*^^*)