ペットボトルキャップを集めると福祉に役立つとか車椅子が寄付されるとか聞いたことがありませんか?
私の母がどこかで聞いてきて、ずっとペットボトルのキャップを集めていました・・・
で?このペットボトルのキャップはどこへ寄付すると車椅子の寄付に役立てるのか・・・?
昔は缶コーヒーや缶ジュースのプルタブ回収で車いすの寄付になっていましたよね?
今は、ペットボトルキャップで寄付ができるのです。
ではをどこに持ち込めばいいのか、意味や理由、ペットボトルキャップを回収して貰える場所を紹介します!
ペットボトルキャップで車椅子が寄付できる?
数年前は、プルタブを集めて車椅子と交換!
というキャンペーンが実際にありましたよね。
その件がどこかで間違えてペットボトルキャップで車椅子に交換できる!
という口コミが増えて、いつのまにか私も集めていたんですが、集まってきたものの、どこにもって行けばいいの?となり、調べました。
しかし、びっくりですがそのようなキャンペーンは存在しませんでした。
プルタブ=蓋
「蓋を集めると車椅子」
蓋=キャップ
と年がたつにつれて間違って人々の印象に残ってしまったのでしょうか。
ペットボトルのキャップを回収する意味とは!
キャンペーンが無いならペットボトルのキャップを集めても意味がないじゃない!
ということではなく、車椅子は寄付されませんが
認定NPO法人世界の子どもにワクチンをと日本委員会(JCV)にてペットボトルのキャップを集めるとワクチンに変わるんです!
それも貧困の国の子どもたちを救うワクチンです!
どうしてワクチンに変わるの?
と言いますと、
ペットボトルキャップは回収業者によってリサイクル業者によってリサイクル資源として売られます。
↓
売られた際の売却益がJCVへの寄付となります。
↓
ユニセフと連携して、世界のワクチン工場へワクチンを発注します。
↓
製造されたワクチンは冷凍のまま空輸で、支援へ届けられます。
↓
支援国のワクチン保管センターで冷蔵・冷凍状態で保管されます。
↓
各地の予防接種会場で子どもたちへワクチンを接種します。
精力的に活動している会社が、今では各地にあるイオン(株)です。
お近くのイオンにあるペットボトルキャップ回収場所へ出すと、ペットボトルキャップのリサイクルで現金化し、各法人へ支援しています。
回収されたペットボトルキャップがワクチンになる
イオン物流センターによってリサイクル会社(買い取り)へ送ります。
その回収したペットボトルのキャップは現金化されて、
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(ワクチンで支援)
公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(栄養給食で支援)
公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン(図書で支援)
の3つの機関に寄付され世界の子どもたちを支援しています。
イオンでは、2016年、約3億8,312万個のペットボトルキャップの売却金491万8,131円を寄付したそうです。
子どもたちを救うワクチンには数種類あります。
ポリオ(小児マヒ)なら 約20円(1人分)、MMR(はしか・おたふくかぜ・三日はしか)なら 約114円(1人分)、DPT(フジテリア)なら 約9円 等々・・・
ペットボトルのキャップだけで多くの子どもたちが救われたことでしょう。
ペットボトルのキャップを回収する場所はここ!
認定NPO法人JCVは直接のキャップ回収は行っておりませんので、各地にあるイオンまたは、百貨店など。
他には、NPO法人 ライフスタイル(神奈川・東京など)
NPO法人 元気プロジェクト(北海道)
NPO法人 キャップの貯金箱推進ネットワーク(関東)
などなど、各地に回収してもらえる機関があります。
ただ、各社の説明欄をみてみると、直接個人で買い取りしてもらうには送料がかかります。
わざわざペットボトルのキャップに送料を払って買い取ってもらったり回収してもらったりする?
それならば、セーブ・ザ・チルドレンへ現金で支援したほうがよっぽど効率的です・・・。
なので一番手軽にペットボトルキャップのリサイクルができて寄付もできるのはイオンでしょうかね。
まとめ
ということで、私はイオンにペットボトルの集めたキャップを持って行きました。
これを期にペットボトルキャップで世界の子どもたちを救うお手伝いをしましょう!!