毎日使っている布団、天気の良い日は必ずベランダで天日干しする人も多いと思います。
シーツも洗えば、その日の夜はお日様の香りのするフカフカお布団で眠れるし、気持ちいいですよね?
でも、シーツは洗えても布団そのものはなかなか家庭では洗えませんよね?
そこで今回は、家庭で布団を洗うとしたらどのように洗うのか?
家庭の洗濯機でできるのか?洗剤はどんなのを使えばいい?など、布団の丸洗い方法をご紹介します!
布団の丸洗い用洗剤のおすすめは?
布団を丸洗いする場合、洗剤ってどんなものがいいのでしょうか?
普段、下着や洋服を洗う時に使っている洗剤でいいのか気になりますね。
まず、基本的に布団専用の洗剤というのはありません。
ですから、普通に普段使っている洗濯用洗剤で大丈夫です。
ただここで注意点が1つ!
洗剤は、液体洗剤を使う事です。
粉末だと衣類を洗う時もたまにありますが、洗剤の粉が溶け切っていなくて固まりで残っている事ありますよね?
布団のような大きな物だと確実に粉が残ります。
液体なら、そのような心配もなく洗えますね。
そして注意点がもう1つ!それは、洗剤の成分です。
同じ液体洗剤でも、アルカリ性は布団洗いにはあまり適しません。
なぜなら、油分を取り過ぎてしまうために仕上がりがフワフワにならないんです。
ですから、中性のおしゃれ着用洗剤がおすすめです!
布団を丸洗いする方法は?
布団の丸洗い、うまくできる方法はあるのでしょうか?
気を付けて欲しいのは、布団をそのまま洗濯機で洗わないでください。
布団用の洗濯ネットがあるので、それを使って洗いましょう。
やはり、布団そのままでは生地を傷めます。
洗っている時に生地が擦れ合って生地が破れてしまう恐れがあるんです。
羽毛布団は特に、生地が破れたら中の羽が出てしまって洗濯機の中が羽だらけなんて事になったら悲しいですよね。
ただでさえ布団の丸洗いは手間が掛かるのに、洗濯機の羽を取り除く作業で余計な手間が掛かります。
それに洗濯機の故障の原因にもなりますから、気を付けましょう。
洗濯中に出るほこりや、ちょっとしたゴミは洗濯機に付いている小さいネットに溜まるようになっていますよね。
羽毛布団の羽のような大きな物だと、洗濯槽の中で目詰まりを起こします。
こうなると洗濯機も布団も当分、使い物になりませんよね。
そんな失敗をしないためにも、洗濯ネットは必ず使いましょう。
布団の丸洗いは洗濯機でできるできない?
赤ちゃんが使うベビー布団ならできそうだけど、大人用はどうでしょう。
まず当たり前ですが、布団が洗濯機に入る事が大前提です。
畳めば何とか入るか?と思っても、畳むという事は明らかに生地が重なって内側になる部分は洗えないという事です。
そもそも大人が使っている布団ですから、それなりに大きいですよね?
それプラス厚みがあったりすると、残念ながら重なって内側になってる部分は殆ど汚れは落ちませんので、洗う意味がないというものです。
そのような布団は、家庭で洗うのは諦めてクリーニングに出した方がいいです。
では、どんな布団なら家庭の洗濯機で洗えるのか?
条件としては、洗濯機で洗えて十分に乾燥させることができる布団です。
羽毛布団も洗濯機は大丈夫です。
あとは毛布、肌掛け布団などですね。
夏場で使うと気持ちいいタオル地の敷きパッドも洗濯機で大丈夫です。
また洗濯機自体も、容量が多いファミリータイプならダブルの毛布や敷きパッドは大丈夫ですね。
1人~2人用の洗濯機の場合は、シングルサイズの布団になります。
それ以上の大きさなら、お金は掛かるけどクリーニングに出された方が良いと思います。
でも、持って行くのが大変なのでどうしても家で洗いたい!って場合は、大変ですが浴槽で足踏み洗いで洗ってください。
これはちょっと大変ですよ。大きくて厚みがある布団だと、乾くのに時間が掛かるし、水を含むと相当な重さになります。
それにまず脱水自体が無理ですから、水がボタボタな状態で速やかに干す必要があります。
2階のベランダになんていうと、そこに行くまでに廊下や階段、場合によってはお部屋まで、水浸しになる事は避けられないでしょう。
それでも家で洗いますか?って話になってきちゃいますよ。
対策としては布団の脱水が難しいので、水浸しを最小限に防ぐためには、浴槽の淵に布団を掛けてしばらく水を抜きましょう。
完全に抜く事は無理でも、浴室でしばらく水抜きしておけば、ベランダに運ぶまでの水の垂れ具合も、最小限に抑えられます。
まとめ
洗濯機と布団の大きさに無理がなければ、あとは洗剤やネットを使って洗うなどの要点を守ると、意外に簡単に布団の丸洗いができそうですね!
ただ浴槽で洗うのはホントに体力勝負になりますから、布団を丸洗いする場合の注意点は、浴室でしばらく布団の水抜きをしましょう。
あとは、洗い替えの布団があることですね!