岡山県は牡蠣が特産品で、全国3位の生産量を誇っています。
その岡山県の東南にある日生(ひなせ)で養殖されている牡蠣は、豊富な養分と環境に恵まれ、粒も大きく美味しいと大評判です。
海のミルクと言われる程の、栄養と風味を兼ね備えた日生の牡蠣の解禁日や殻付き牡蠣のシーズンを迎えました。
日生(ひなせ)漁業市場五味の市(ごみのいち)で販売開始や味わい方を紹介します。
日生の牡蠣解禁日はいつから?
日本の牡蠣はほとんどがマガキですが、年中食べられるものではありません。
5月から8月にかけて産卵期になると、牡蠣は精巣と卵巣が極端に増大して、食用に適さないと言われます。
しかしマガキ以外であれば、イワガキなどの春から夏が旬のものもあります。
日生の牡蠣はマガキなので、夏期を避けた毎年10月末頃から水揚げが始まります。
その日生の牡蠣の形はは瀬戸内海の生育環境によって細長いものや丸くなるものもあり、形が微妙に変わるのが面白いところです。
そして、いよいよ10月末に日生の牡蠣が解禁となり、「五味の市(ごみのいち)」の愛称で親しまれている日生町漁業の魚市場で販売が開始されます。
牡蠣の日生のシーズン今年は?
日生牡蠣は一般の牡蠣が成長するのに約2~3年かかるものが、1年で成長してプリプリ状態になり加熱しても身が縮まないという特徴があります。
2018年の日生の牡蠣の販売は、むき身牡蠣は11月5日(月)に五味の市で販売開始されています。
また地元の人気グルメ「日生カキオコ」と呼ばれる牡蠣使用のお好み焼きは年中食べられますが、11月2日(金)から生牡蠣に使用が変わります。
そして日生の牡蠣ファンのお待ちかねの殻付き牡蠣は、11月17日(土)に販売開始です。
地元漁師さんのお話によると、今シーズンの牡蠣はいつもの年より生育が良いそうなので期待度満点です。
日生の牡蠣は五味の市直売でお土産も!
五味の市は、その日の朝に水揚げされたばかりの新鮮な魚介類を、漁師のおかみさんたちが威勢の良い掛け声で売っています。
カゴ一杯やトロ箱一杯、一斗缶という大量の単位で売られているものもあり、市価よりも格安な値段が嬉しいですね。
買った魚を、その場でさばいてもらうこともできますよ。市場は午前9時から営業が開始されます。
日生町漁業 五味の市
住所:備前市日生町日生801-4
電話:日生漁業 0869-72-1181
営業時間:9:00~16:00(完売後閉店)
定休日:火曜日(祝日の場合、水曜日)
また五味の市のすぐ目の前に、日生町漁協の直売所「海の駅しおじ」があります。
ここでも魚介類や干物などの他、各種お土産もあり「五味の市」や、「道の駅しおじ」で買った海産物を、なんとその場で焼いて食べることもできる「バーベキューコーナー」も完備しています。
座席料(90分)で1テーブル(4、5人用)1,500円で、何でも持ち込みオーケーです。
「道の駅しおじ」の中の「日生のどんぶり屋」も漁業直営店なので、リーズナブルな価格で海の幸のどんぶり物がおすすめです。
メニューの一部ですが、日生丼(1,480円)、ねぎトロ丼(980円)、三色丼(1,480円)、穴子丼(880円)、天丼(880円)は大好評です。
海の駅しおじ
住所:備前市日生町日生801-8
電話:0869-72-2201
営業時間:9:00~16:00
定休日:年末年始のみ
日生のどんぶり屋
電話:0869-72-9003
営業時間:10:00~15:00
定休日:火曜日
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日生の牡蠣の2018年の解禁日やシーズンのまとめ
どうせ食べるなら、美味しいものを食べたいものです。
その点、シーズン到来の日生の牡蠣にはずれはありません。
あの栄養豊富なプリプリ感を味わって、日頃の疲れを吹き飛ばしましょう。