子猫の飼い方は大変?室内で飼うために初心者が揃えるものと注意点

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動物を飼育するということは、想像よりも実際は大変なことが多くありますよね。

特に初めてペットを迎える時は、楽しみと不安の両方の感情を持つものです。

今回は、ペットの中でも現在日本で最も多く飼育されている猫にスポットを当てて紹介していきます。

学生さんで昼間の時間があまり取れないという方も、事前に様々な知識を得ることで自信をもって新しい家族を迎え入れましょう。

子猫の飼い方で大変なことマニュアル


子猫のうちは目が離せないので、猫中心の生活リズムになりがちです。

食事やトイレの後始末、ブラッシングや健康管理など様々な面で猫に意識を向けることになります。

子猫のうちは免疫力も低いため健康管理は特に大切です。

また、子猫のうちはヤンチャな子が多いので、とにかく元気に走り回ったり障子を破ったりする可能性が大いにあります。

子猫が落ち着いてくるのは性格による差があります。

おおよそ1歳くらいからと言われていますので、落ち着くまでは根気よく見守ってあげましょう。

家の中で放し飼いにするなら猫が入っていい部屋を限定し扉をきちんと閉めるなどして対策した方がいいかもしれませんね。

子猫の飼い方と室内で飼うときの問題点


猫を室内飼いすることには、メリットとデメリットがあります。

メリットとしては、第一に「交通事故の心配がない」ということでしょう。

車がほとんど通らない田舎道は別として、ある程度交通量がある場所では常に危険と隣り合わせということを頭に置いておきたいですね。

第二に、外からの病気をもらいにくいということです。

例えば何か病気にかかってしまっているノラ猫がいるとして、飼い猫と接触するとその病気がうつってしまう危険があります。

外で病気をもらい病院に来る猫は多いと獣医さんも言っています。

そして、室内で飼う主なデメリットは、家具の傷への覚悟と水回りや電気系統への配慮が必要なことです。

特に子猫のうちはとにかくヤンチャです。

様々なものに興味を示しますし、怖いもの知らずの面もあるため何にでも向かっていきます。

また、きちんと爪とぎの場所を決めて教えておかないと、爪が伸び出してからはあちらこちらでガリガリと爪とぎをしてしまうということもあります。

さらに、室内飼いで注意しなければならないことは、電気系統や水回りへの心配りです。

電気コードを噛んでしまうと電化製品がダメになってしまいますし、特にプラグがささった状態のコードだと感電の恐れもあるので注意が必要です。

今はお店やネット通販サイトでコードカバーなどのアイテムも売っているので、購入を検討してみるといいかもしれません。

水回りに関しては、例えばお風呂のお湯の湯量を多く張ったままでそこに猫が落ちてしまうと上がってくることができません。

お風呂の入口のドアは必ず閉めるなどの対応が必要になってきます。

他にもガスコンロや石油ストーブなど猫にとって危険なことはたくさんありますので、万が一を考えて先手を打って対策していきましょう。

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子猫の飼い方の基本と初心者の心構え


子猫のうちは何かと気を付けなければならないことがあります。

まずは子猫を迎え入れるためのアイテムを入手するところからですね。

食器やベッド、ケージ、トイレ、爪とぎ、オモチャ…新しい家族が快適に過ごせるように様々なものを用意しておきましょう。

また、費用面もある程度試算しておいたほうが安心ですね。

年一回の健康診断やワクチン接種、具合が悪くなった時の病院代、オス猫の去勢やメス猫の避妊手術をする場合はその費用など。

どのくらいかかるかある程度知っておいた方がいいでしょう。

最近ではペット保険も一般的になってきているのでペット保険への加入も検討してみるといいかもしれませんね。

子猫のうちは与える食べ物にも気を付けなければなりません。

代表的なNG食材をいくつか挙げてみます。

ネギ類は赤血球を破壊し貧血を引き起こす恐れがありますし、チョコレートにはテオブロミンという毒性があります。

貝類を与えると皮膚炎になる恐れがあり、イカやタコにはビタミンB1を阻害し消化不良を引き起こす性質があります。

そして牛乳は乳糖を消化できずに下痢や軟便になるといった危険性があります。

今挙げただけでも最悪の場合命にかかわってくるため注意が必要です。

子猫のうちの食事でおすすめなのは、「総合栄養食」と表記されているキャットフードです。

成長や健康維持に必要な栄養を摂取できます。

また、家の中で飼う場合には、ストレスをためないためにある程度運動できる環境を整えることも大切です。

心構えとしては、余裕をもって猫と触れ合えるように事前に勉強することと、分からないことや困ったことがあれば自分で調べたり周りの人に相談したりすることです。

飼い始めは何かと困りごとや判断に迷うことがでてくるかと思います。

そんな時は一人で悩まずに周りの人や獣医さん、ペットショップの店員さんなどに相談するようにしましょう。

一人暮らしで猫を飼おうと思っている方はこちら
>>ワンルームで猫を飼うときの注意点!

まとめ

猫の平均寿命は約15年といわれています。

(参考:一般社団法人ペットフード協会「平成28年 全国飼育実態調査」)家族として迎え入れたら長い時間を共にするのです。

猫の行動が性格によるものか、もしくは何かのシグナルなのか…初めて猫を飼う人は特に不安が大きく判断に迷うことも出てくるでしょう。

そんな時は一度深呼吸をして落ち着いて、周りの人に相談してみて下さい。

一人で抱え込むと要らぬ心配をしてしまうこともあります。

動物を飼うということは本当に大変なことですが、それ以上に喜びや癒やしがあります。

まずは正しい知識と情報をもって備えをし、大切な家族を迎え入れたいですね。

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