菜の花の花が咲いても食べられる?毒は開いた花弁か葉っぱはどこまで?

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アブラナ科アブラナ属の花の総称を「菜の花」といいます。

その中で若い花茎や葉、つぼみなどを食用にする品種で菜花(なばな)と言います。

菜花には、ナタネ、白菜、キャベツ、ブロッコリーなど、家庭料理に馴染みの深いものが多いですね。

その菜の花の花も食べる人もいますが、美味しく花が食べられる時期はいつなのでしょうか。

菜の花の花が咲いても食べられるのか、また、花には毒があるという話の真実は?

菜の花の花や葉っぱどこまで食べれるのかについてご紹介します。

菜の花の花が食べられる時期って?


春が訪れると、菜の花も花が咲いて綺麗ですよね。

そして春の訪れとともに、食卓に菜の花が並ぶことも増えてきます。

でも食卓に出ている菜の花を見ると花が付いていません。

葉の花の花は、食べることができないのでしょうか?

結論から言うと、葉の花の花は食べることができます。

ただし、菜の花を最も美味しく食べられる時期は、葉と茎が柔らかくて切り口がみずみずしい頃で、花もつぼみが開いていない状態の物です。

花が開いた時期だと、苦みが強くなり食感も悪くなると言われています。

それでも食べてみたい方は、なるべく茎が柔らかいものを選んで、おひたしや天ぷらにして食べてみると良いでしょう。

あえて苦みを味わうために、お吸い物などの色合いに花びらを使っても面白いかもしれませんね。

食べ物にはゴーヤ、ピーマン、セロリなど最初からほろ苦い食べ物があるので、それらに慣れている人なら、それなりに食べることができると思います。

でも無理して食べる必要もなく、あくまでお好みで。

菜の花の花に毒がある?葉っぱは大丈夫?


結論からいうと、菜の花の花に人体に大きな影響のある毒はありません。

普通に考えて花に毒があるということは、花のつぼみにも毒があるということです。

そのような危険な食材が、市場に多く出回ることはまず無いでしょう。

菜の花には毒というより、植物性アルカロイドという苦み成分が含まれているので、苦みが強くなることはあります。

この成分は腎臓の機能向上や、体の中の老廃物を体外に出す解毒作用の働きがあると言われています。

苦みがあることや食べすぎにより、お腹を壊すことがあることから、毒があるというウワサになったのではないでしょうか。

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菜の花の花が開いた時の摘み方


菜の花は、柔らかいうちに葉や茎、開花前のつぼみを食べるものなので、花が開いた時はもう遅いと言えるでしょうね。

摘み方としては、指で花のつぼみごと摘み、花と花以外に分けます。

花以外の柔らかい部分をおひたしや胡麻和え、ドレッシングやマヨネーズなどで苦みを抑えます。

分けた花は、炒めものや天ぷら(かき揚げ)などの具材にすると良いでしょう。

また食用としないで、花はそのままで切り花として、食卓を飾るのも綺麗ですよ。

まとめ

独特の香りとほろ苦さが売り物の葉の花、春を感じさせてくれる食材です。

本来は花までは食べませんが、工夫次第では花を含めてほとんどの部分を食べる事ができます。

色々工夫して料理することで、お茶の間の話題も増えるかもしれませんね。

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