伊勢神宮は2013年に20年に1回の式年遷宮が行われ、1420万人もの人が訪れました。
その後も数は減ったとはいえ、毎年約800~900万人の参拝客が訪れています。
日本人として生まれたからには、皇室の氏神として天照坐皇大御神を祀る皇大神宮(内宮)と豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)を一度は訪れてみたいものです。
日本中全ての神社の上に位置する伊勢神宮の、参拝方法について紹介します。
伊勢神宮の内宮や外宮へのバスでアクセス
伊勢神宮は正式名称を「神宮」といい、三重県伊勢市にあります。
内宮と外宮は離れた場所にあり、合わせて125の社宮がある壮大な神社です。
内宮の住所は、伊勢市宇治館町1、外宮の住所は伊勢市豊川町279にあり、約5km離れているので歩くと1時間位かかるので結構大変です。
伊勢市駅(JR・近鉄)を起点に、内宮や外宮へバスで行く方法
伊勢神宮外宮へ
・徒歩
JR伊勢市駅南口を出て、鳥居の先の道路を直進すると約500m(徒歩約7分)で外宮入り口です。
・バス
三重交通バス:伊勢市駅前→外宮前・所要時間約5分:大人180円、小人90円
51系統:7時台~18時台(平日は19時台まで)・平日20分間隔、土曜日10分間隔、日祝日10分間隔
55系統:6時台~19時台(土曜日は7時台から)・平日30分間隔、土曜日30分間隔、日祝日60分間隔
CANばす:9時台~16時台(土・日祝日は14時台まで)・60分間隔・
伊勢神宮内宮へ
バスは51系統、55系統、CANばす
伊勢市駅前→内宮・所要時間約30分:大人430円、小人220円です。
外宮⇔内宮
バスは51系統、55系統、CANばす:外宮⇔内宮・所要時間約25分:大人430円、小人220円です。
伊勢神宮の内宮外宮へ行く順番や回り方
初めての伊勢神宮のときは、どこをどう回っていいのか迷うと思いますので、基本の参拝方法を紹介します。
伊勢神宮の正しい参拝の順序は、外宮から内宮へ回ることが、古来の習わしとされています。
内宮や外宮の片方だけを参拝するのは、片参りと言って嫌われるので、避けなければなりません。
外宮の参道を歩く時は左側通行で、内宮の参道は右側通行になっているので、気をつけましょう。
また中央は神様の通る道なので、歩かないようにします。
鳥居が有る所では、立ち止まって軽く一礼することも必要です。
御神体が祀られている御正宮を最初に回りますが、その前に手水舎で手と口を清めます。
御正宮には「私幣禁断」と言って、天皇陛下以外のお供えは許されなかったため、賽銭箱がありません。
拝礼の時は「二礼二拍手一礼」で、日頃のご加護に対する感謝の気持ちを神様に伝えましょう。
個人的なお願いごとは控えましょう。
伊勢神宮内宮外宮の所要時間と順序
内宮の所要時間は、標準的なもので約60分です。
宇治橋→手水舎・御手洗場→瀧祭神→内宮神楽殿→正宮皇大神官→御稲御倉→別館荒祭宮→別館風日祈宮→参集殿のコースです。
外宮の所要時間は、標準的なもので約30分です。
火除橋→手水舎→せんぐう館→外宮神楽殿→古殿地→正宮豊受大神宮→三っ石→別宮多賀宮のコースです。
まとめ
伊勢神宮には、二千年以上の悠久の歴史と文化があります。
また、日本古来の建築様式の美しさも堪能できます。
神社の中で唯一無二の伊勢神宮へ行って、日本のこころを感じましょう。