そろそろ冬も本番、寒さが増してきました。
新しい住まいに引っ越してきて初めての冬の暖房はどうしていますか?
メインの部屋は暖房で暖かいけど、寝室などの個室がちょっと寒くなってきた。
そんな時に寝室を暖めるには、ポータブルのストーブがあると便利です。
でもストーブとファンヒーターを検討しているけど、違いと暖かさ、経済的なのはどっちなのだろう?
ストーブとファンヒーターを比較してまとめましたのでご紹介します。
ストーブとファンヒーター暖かいのはどっち?
燃費のことを考えず、単純な暖かさでは、部屋の大きさや部分的な暖房か部屋全体の暖房によって、暖かさの感覚は変わります。
ストーブは狭い部屋でストーブを囲んで過ごすには便利ですが、部屋全体を暖かくするのはファンヒーターの方が向いています。
6畳位の部屋だと暖かさは、あまり変わらないようです。
しかし、ファンヒーターは室温が一定の高さになると灯油の節約機能が働き、熱を対流させるので効率よく部屋を暖めることができます。
ストーブとファンヒーターの違いとは
ストーブは、ガスストーブ、石油ストーブ、電気ストーブなど燃料となるものを直接燃焼させて表面に出し、熱を放射したり拡散させたりして部屋を暖めるものです。
ファンヒーターは、同じように燃料である石油をガス化して燃焼させた熱を送風ファンによって、室内に送りだすものです。
ポータブルストーブで、一番ポピュラーな石油ストーブと石油ファンヒーターについて、違いを説明します。
●ストーブ・・・
・電源は乾電池のみ
・停電時に使用できる
・熱をそのまま出す
・紙や布など燃えやすい物を置くと火災になるので危険
・ストーブ周辺を暖めるのが得意
・上にヤカンなどを載せると加湿になる
・ほとんど音がしない
・火力の調整は自分でする
・燃費は石油代のみ。
●ファンヒーター・・・
・電源が必要
・停電時に使用できない
・熱を温風にして出す
・温風なので火災の危険性がストーブより少ない
・部屋全体を暖めるのが得意
・上にヤカンなどを載せても加湿にならない
・音が少々する
・火力の調節は設定できる
・燃費は石油代と電気代。
といったように、ストーブとファンヒーターの違いと、メリット・デメリットがあります。
大きく違うのは、災害などによる停電時には、ストーブは使用できますが、ヒーターはまったく使用できないということです。
またストーブはお湯を沸かすことができますが、ファンヒーターではできません。
安全面ではストーブの方が危険性は大きいですが、ストーブの周りに燃えやすい物を置かなければ、解決する問題です。
でも燃費のコストについては、ファンヒーターの方が室温に対して、灯油の消費を抑える機能があるので優れていると言われています。
一番暖かいストーブは石油?ガス?
すぐ部屋を暖めたい時は、瞬発力のあるガスストーブです。
ガスストーブのほうが石油よりも熱効率が高いので暖かいです。
ただし、ガスが供給されている地域でないと設置はできないのと、各部屋への持ち運びはできません。
これが最大のネックですね。
そして、ある程度時間が経てば、ガスストーブも石油ストーブもほとんど暖かさは変わらなくなります。
寝室など目が行き届かない部屋や寝る前にちょっと暖めたいだけなら、タイマーの付いているファンヒーターの方の方が安全で安心でしょう。
まとめ
暖房器具は、暖かさ、燃費、安全性、暖房の目的などによって長所・短所があって選ぶのは難しいですね。
石油ストーブでいうなら、天板の上にやかんを置いて加湿できたり、お芋を焼いたりできる石油ストーブがおすすめ。
ファンヒーターは、短時間使いたいことが多いなら石油ストーブより適しているということにもなりますね。
使い方や、過ごし方に合ったストーブを見つけてくださいね。