イチゴやフルーツ、チョコレートなどが乗ってふわふわのホイップクリームが美味しいケーキ!
クリスマスや誕生日、はたまた結婚式など綺麗にデコレーションされたケーキ!
特に手作りのデコレーションケーキだったりすると、食べるその瞬間まで、決して崩したくないですよね。
でもケーキって柔らかいので、持ち運びは意外と大変です。
それに夏や冬などの気温の差も、ケーキには深く関係してきます。
そんなデリケートな食べ物であるデコレーションケーキを、どうしたら崩さないように、どのくらいの時間おける物なのかなど紹介します。
ケーキデコレーションを崩さないための持ち運び方法とは?
デコレーションケーキを作ったのはいいけれど、目的の場所まで持っていくために、気を付けたいのは、「持ち運び方」です。
よくケーキ屋さんなどでケーキを購入すると、たいていケーキの周りに薄いフィルムシートが巻いてありますよね。
あのフィルムシートの役割をご存知ですか?
まず、ケーキの形を崩さないためはもちろんのこと、その他に少しケーキが箱の中でずれたとしても、箱の壁にクリームが付かないためという役割があります。
もちろん、ケーキ同士がぶつかるのを防止するためでもあります。
これは是非真似したいところですね!
このフィルムシートは、ホームセンターや一部のスーパーなどでもケーキ作りに必要なグッズや小麦粉などを集めたコーナーがあるので、そこにフィルムシートも売られています。
大きな丸いケーキの場合は、フィルムシートの他にケーキの中にアルミ素材で作られた剣山のような支えもあります。
お花を生ける時に使う剣山は、器の中央に何本も針が付いていて切り花を立たせるためにお花を挿して生けます。
それと同じ役割で、丸いケーキも、持ち運び時に少々揺れたり、傾いたりしても箱の中でケーキがずれないように、止めておくことができます。
ケーキが持ち運び時に崩れない最適な対処法
ケーキの持ち運びで最適なのは、ケーキ屋さんでも購入時に頂いている白い箱(ケーキボックス)です。
ケーキ専用の入れ物ですので、これもホームセンターなど、最近では100円ショップでも売られています。
インターネットなどでもケーキボックスと付属品もついて1個、数百円程度で販売されています。
|
サイズも豊富にあるので、ケーキのサイズに合わせて選べるのでケーキの型のジャストサイズを選択することができます。
もし、どうしてもボックスが購入できない場合は、おうちにあるタッパーウェアなどプラスチックの食品保存容器も代用できます。
ケーキの下に敷くシートも、ラップやホイルなどが使えます。
ケーキボックスにも、ボックスの蓋を持ち上げて開けるタイプがありますね。
それを真似て、タッパーウェアを使う場合、タッパーウェアの中にケーキを入れて普通に蓋をするのではありません。
タッパーウェアの蓋が底になるように蓋の裏にシートとケーキを乗せて、タッパーウェアの本体である入れ物側をかぶせるのです。
タッパーウェアを逆にして、本体を蓋代わりにするのです。
|
この時注意してほしいのは、しっかり密閉しておかないと、開ける際にケーキを乗せた本来の蓋が下にストンと落ちてしまったら、何にもなりません。
開けるときは慌てないでテーブルに置いて、慎重に蓋を外してそーっとタッパーウェアの本体を持ち上げましょう。
ケーキの持ち運び時間と冬と夏における違いを知ろう
崩さない方法はいろいろありますが、最後に忘れてはいけないのが冬と夏での気温の問題です。
寒い冬の場合は、ケーキを食べるまでの時間が多少長くても大丈夫そうですが、暑い夏だと食べるまでにあまり時間は置きたくない
ですよね。
よくケーキ屋さんでケーキを買うと「どのくらいでお召し上がりになりますか?」と聞いてくださいます。
私の場合は、30分とか1時間くらいが多かったので、いずれも保冷剤1~2個を箱の内側の壁にテープで留めて持たせていただきます。
保冷剤の持続時間は、大体2時間です。
食べるまでにどうしても長時間掛かってしまうという場合の保存方法をいくつかご紹介します。
保冷剤を冷凍する
保冷剤を冷凍すれば2時間以上は確実に時間を延ばせます。
冷凍した保冷剤を布等でくるんでも、長持ちさせられますね。
あとは、食品の下に保冷剤を置く人もいるようですが、できれば食品の上に置いてください。
冷気は下に降りていきますから、上に置けば食品をまんべんなく冷やすことができます。
・クーラーボックスや発泡スチロールの箱を利用する
クーラーボックスや発泡スチロールの蓋の裏側に保冷剤を貼り付けて冷やします。
ペットボトル飲料を冷凍する
ペットボトルに水を入れて冷凍し、タオルなどを巻いてクーラーボックスに入れて冷やします。
ケーキを冷凍する
究極の方法は、ケーキそのものを冷凍するというもの。
でもこれは、フルーツなどがデコレーションされているケーキには不向きなので、冷凍する場合はフルーツは別に冷やしておく必要があります。
それ以外のケーキでしたら、食べる前に半解凍の状態にしてから食べると、アイスケーキとしてもいただけます。
デコレーションケーキを持ち運び時に崩れない方法とのまとめ
クリスマスや誕生日、結婚式やお祝い事に欠かせない綺麗なデコレーションケーキ。
特に手作りのデコレーションケーキとなれば、箱を開けた時のその瞬間も笑顔になってもらいたいものです。
その為に、デコレーションケーキを崩さず運ぶ方法を、是非お試しになってみてください。