子どもが幼稚園に入る年齢になると、色々な園を見学しに行ったり、初めての「進路」ともいえる幼稚園選びに力が入ります。
そんな中で、幼稚園受験を考えている方もいますよね。
周囲に幼稚園受験をしたことがない人にとっては未知の世界です。
ここでは、幼稚園受験に受かる子の特徴や、失敗例、注意点などをご紹介します!
幼稚園受験に受かる子本人と親の特徴
幼稚園受験に受かる子ってどういう子だろう?うちの子は当てはまるかな?と心配になるのが親というもの。
幼稚園受験をする際に一番大事なのが「受験する園のことを知る」ことです。
我が子の特性と受験する園が反対では、後々入園しても子ども自身が楽しめません。
今はいろんな特徴の幼稚園があります。
運動面を重視していたり、お勉強に力を入れていたり。
自分の子どもには合っているかどうかをしっかりと見極めましょう。
幼稚園受験では多くの場合、両親を交えての面接を行うところが多くあります。
そこでの受け答えが合否を分ける一つのポイントです。
質問した内容と返ってくる答えがあっているかが重要。
志望理由がしっかりとしているか、正しい言葉使いが出来るか、最低限度のルールとマナーを理解しているかなど。
こういった部分は子どもだけではなく親自身も見られてくるところです。
園の方針に合った特徴の子どもか、親の受け答えはしっかりしていかなど、緊張する場面ではありますが、出来るだけリラックスして挑めると良いですね。
幼稚園受験失敗のパターンを解説
いざ幼稚園を受験してみたけれど、落ちてしまい結局公立幼稚園に通うことにしたという子も珍しくはありません。
どうして失敗してしまったのか?そんなことは面と向かって聞くのも失礼で聞くに聞けませんね。
ここでは、失敗パターンと、どうしてそうなってしまったのかを考えてみましょう。
準備期間が足りなかった
幼稚園受験を考えて行動し始めてから、受験するまでの準備期間が少ない場合、何もかもが不十分のまま受験当日を迎えてしまうことがあります。
幼稚園受験をする子のためにあるお受験教室では、受験を考えているなら、せめて1年前には行動を起こすべきと言われています。
園の方針と子どもの特性が合っていなかった
自分自身も幼稚園受験をしたから、または夫がしていたから母校に子どもを入園させたいと考えている親もいます。
しかし、我が子とはいえ親と特性が同じではありません。
大人しいタイプなのに、活発な活動をする園を希望したり、運動面を伸ばしたいのに、お勉強重視の園を希望したり…。
このような特性とまるで正反対のところは、何人もの子どもを見てきた園側にはわかるものです。
言葉遣い、受け答えが明らかに間違っている
緊張する場面でも、スムーズに話をするためには普段から言葉遣いに気をつけることが大事です。
受験の時だけしっかりしていれば大丈夫、という考えでは普段からしっかりしている親子と歴然の差があります。
書類の不備や遅刻などルーズさが目立つ
幼稚園受験の際には、入園願書を提出しますよね。
その願書の書き方や、文字の綺麗さ、不備がないかなどは、親自身がしっかりしているかどうかを見極めるもの。
遅刻なんて、もっての外です。
だらしなさが目につくと、園側は良い気持ちで受け入れられません。
幼稚園受験の説明会の服装や持ち物と気をつけるべきポイント
幼稚園受験では事前に説明会が行われると思いますが、その時の服装や持ち物など気になりますよね。
子どもだけではなく親も見られているのが幼稚園受験。
説明会の時点で受験はスタートしていると考えて行動をしましょう。
服装
親の場合受験当日はスーツなどの正装が一般的ですが、事前説明会となると服装は難しいところです。
個性的な服よりも説明会では露出が少なく上品で清潔感のあるデザインを選びましょう。
また、説明会後に園内見学をしたり動き回ったりする時にはパンツスーツなど動きやすい格好がおすすめです。
父親はやはりスーツが一番良いですね。派手な色合いではなく、落ち着いたものを選ぶようにしましょう。
お子さんは、男女共通で落ち着いた黒や紺などの色合いのもので、女の子ならワンピース、男の子ならシャツにズボンが一般的です。
持ち物
説明会は園のホールで行われることが多いので、スリッパを持参しましょう。
念のため脱いだ靴を入れる袋もお忘れなく。
また、説明時に園のパンフレットや入園願書を配布する園もあるので、A4サイズのクリアファイルを持っていくのも大事です。
質疑応答のために、メモや筆記用具も必須。
夏場は暑さをしのぐため扇子や飲み物もあると便利ですね。
気をつけるべきポイント
前述した通り、説明会は幼稚園受験の一歩と考えて行動してください。
服装が清潔さに欠けていたり、姿勢がだらしなかったりと、お受験にとって不利な行動は慎むべきです。
また、しっかりと説明会の内容に耳を傾け、改めて受験する園の特徴や方針を理解するようにしましょう。
まとめ
幼稚園受験となると、親も子も頑張らなくては!と力が入ってしまいますね。
ですが、子どもが伸び伸びと成長できる場が一番。
我が子にとって楽しく過ごせる幼稚園をしっかりと探して、受験をすることが大切です。
あまり力を入れすぎることなく、普段できることから少しずつ意識して行動すると良いですね!