成人式を迎えられるみなさんおめでとうございます。
成人式を迎えるにあたり親戚からお礼をいただいたく機会が増えることでしょう。
いままでは親に任せていたお礼なども大人のマナーとして自分でしてみてはいかがですか。
でもどうやってお礼をしたら良いのかわからないこともたくさんあると思います。
お礼状の書き方から筆記用具の選び方までご紹介します。
成人式のお祝いのお礼の手紙の書き方
お礼状を書くときは「前文」―「主文」―「末文」―「後付け」の順で構成します。
「前文」
頭語 + 時候の挨拶 + 安否を気遣う挨拶。
親しい間柄の場合はやわらかい表現にしてもよいでしょう。
「主文」
お祝いをいただいたお礼の言葉を述べます。
さらに将来に向けた夢や目標などと今後もお付き合いを願う言葉を書き記しましょう。
「末文」
結びの挨拶 + 結語
「後付け」
日付 + 差出人 + 宛名
お礼状を出す相手の関係性は人それぞれです。
基本を踏まえたうえで文章を考えていきましょう。
押さえておきたい言葉の一言文例
成人式らしい言葉にはこのような言葉が最適です。
・お陰さまで無事に成人式を迎えることができました
・大人の仲間入り
・大人としての自覚を持ち
・身の引き締まる思い
・伯父様のような立派な社会人を目指し
・晴れ着を着た写真を同封します
このような言葉を選んで自分らしい文章を作る参考にしてみてくださいね。
成人式のお祝いの手紙に必須アイテム
お礼状を書くにはまず、便箋を用意するときに迷うのが、縦書きにするか横書きにするかということです。
お礼状の基本は縦書きです。
とても親しい人であればカジュアルな横書きでも良いです。
また、先ほどの例文は縦書き用の基本になります。
改まった相手に贈る場合は、白色の便箋と二重封筒が良いでしょう。
親しい間柄の人には和紙で作られたものや、季節の花などが描かれている便箋などもあります。
送る相手の印象などに合わせながら選んでみましょう。
筆記用具は出来れば、万年筆が良いですね。
成人のお祝いに万年筆をもらったなら、ぜひそれを使ってお礼状を書きましょう。
贈った方も喜びますよ。
万年筆がなければ黒のボールペンか筆ペンでも良いでしょう。
成人式のお祝いのお礼例文
・改まった相手への例文
この度は、私の成人に際し、お心のこもったお祝いをいただき、誠にありがとうございました。
これからは、大人として恥ずかしくない行動を心がけ、社会に貢献できるよう精進してまいります。まだまだ未熟者ではございますが、今後とも厳しくご指導いただけますようよろしくお願い申し上げます。
まずは書中をもちまして御礼申し上げます。
敬具
○○年○月○日
・親しい間柄の人へ例文
この度は、成人式のお祝いをお贈りいただきまして、ありがとうございました。
これからは、大人として自分の行動に責任を取れるように心がけてまいりたいと思います。成人したとはいっても人生経験がまだまだ少ないので、今後ともご指導をよろしくお願いいたします。
時節柄、寒い日が続きますのでお身体に気をつけて過ごしください 。
敬具
○○年○月○日
このような文例を参考にして、自分の言葉に置き換えてお礼状を書いてみて下さいね。
まとめ
お祝いをくださった方はあなたが小さい頃からお世話になった方でしょうか。
もしくは会ったことはないけれどとてもお世話になった方かもしれません。
親任せにするのではなく、成人として自分の言葉でお礼をするのが一番です。
成人式を機会にお礼やお返しのマナーを見につけ、気遣える大人を目指しましょう。