春が近づくと、花粉の飛散の具合が心配になりますね。
実は、地域によっては早いところで1月中旬~2月上旬の間に花粉が飛び始めるところもあるんです。
花粉に悩まされる毎日は考えただけでも辛いので、出来る限りの対策をしたいですよね。
今回は、花粉症対策のための洗濯物の干し方、花粉症の人が寝るときにマスクをつけるのはどうなのか。
子供が花粉症で眠れない時の対処法について解説します。
花粉対策は洗濯物を夜干すといい?
花粉が飛んでいる時、洗濯物を外に干すと衣類に花粉がついてしまうので、夜に洗濯物を干している方もいると思います。
花粉の飛散量は、確かに昼よりも夜の方が少なくなります。
しかし、夜も花粉は確実に飛んでいるので、夜に干すことで万全な花粉対策が出来るわけではないです。
花粉症の対策として最も効果的な干し方は、部屋干しです!!
外は花粉がたくさん飛んでいますので、一番花粉を衣類につけない干し方はやはりこれですね。
部屋干しをする場合はどうしても生乾きの臭いが気になってしまいますので、その対策法を紹介します。
部屋干しの生乾き臭対策
・部屋の中でも日の当たりやすいカーテンレールなどにかける
・洗濯物の下で扇風機と除湿器をかける
※扇風機の使用は寒い場合がありますので、普段過ごしている部屋以外で干すのがお勧めです。
この方法で、比較的カラッと乾きますよ。
外干しの花粉対策
外干しをしたいという場合は、以下のポイントに注意して下さい。
・洗う前の洋服に花粉がついていることがあるので、出来るだけ払い落としてから洗濯機にいれる
・柔軟剤を使用しましょう
→柔軟剤には静電気を防止する効果があるので、花粉がつきにくくなります
・洗濯物は比較的花粉の飛散が少ない太陽がでてから昼12時までの間に干す
→12時過ぎても乾いていない場合は、部屋の中の日の当たるところに入れて干すようにしましょう
・取り込むときには必ず外でとにかく払い落とす→これで約50パーセントの花粉を落とすことが出来ると言われています。
・洗濯槽の掃除をこまめにする→洗濯槽の内側にも、洗濯物についた花粉が付着しています
・花粉防止カバーを使用する
以上の方法で花粉を減らすことが出来ますので、ぜひ試してみてください。
花粉症の人は夜にマスクをつけて寝るといい?
マスクを眠るときにも使用することの利点は、保湿されてのどの辛さが軽減することですね。
しかし就寝時のマスク使用は、その方によって賛否があるようです。
花粉症対策に関しては、マスクを使用することのマイナス点は特にないので、使用することで睡眠が妨げられず、むしろ楽になるようでしたら使用した方が良いです。
花粉症対策でマスク着脱の有無よりも重要になるのは寝室の環境を整えることです。
花粉が舞わないように以下のことを意識し、快適な睡眠を取れるようにしましょう。
・寝室の掃除をこまめに行う
・枕や布団に丁寧に掃除機をかける
子供が花粉症で夜に鼻水が出て寝られないときはどうすればいい?
子供が鼻水が辛くて眠れないなんて、見ている方が辛いですね。
そんなときに出来る対策を紹介します。
・上半身を高くして寝かせる
→上半身をやや高くすれば、鼻が通り呼吸が楽になります。
バスタオルやクッションを使用しましょう
・横向きに寝かせる
→横向きに寝ると鼻水が喉に流れるのを防ぐことが出来ます。
このときも上半身を高くするとより良いです。
・部屋を加湿する
→加湿器があれば使用し、なければ濡れたタオルを部屋にかけましょう。
部屋の乾燥は、より鼻水を出やすくしてしまいます
・蒸しタオルで温める
→鼻の付け根をホットタオル等で温めると血行が良くなって鼻の通りがよくなります。
ホットタオルは濡らしたタオルをレンジでチンすればすぐに出来ます。
・温かい飲み物を与える
→温かい飲み物を飲むと、鼻の通りが良くなります。
喉も潤うので呼吸が楽になりますよ。
まとめ
花粉症対策で出来ることを紹介しました。
どれも、一手間で出来ることが多いので少しの意識で花粉を減らして辛い花粉症を軽減させましょう。
花粉症は、治療も可能ですので1度病院を受診してみるのもとてもいい方法です。
特にお子さんは、少しでも楽にしてあげたいですよね。
せっかく温かくなってくる良い季節なので、今回紹介したことを実践していただいて、これから春にかけての季節を少しでも楽しんで過ごしていただければ幸いです。