介護施設でも12月の忘年会シーズンが終わったら、今度は年が明けての新年会の準備などに忙しいと思います。
どんな出し物がデイサービスの利用者や施設の入居者に楽しんでもらえるかと、介護スタッフ(職員)も色々大変ですよね。
そこで、介護施設の新年会の出し物について、人気のゲームと簡単なおすすめデイサービス利用者や入居施設の高齢者向けレクをご紹介します。
新年会の出し物で介護施設ならではのおすすめ
新年会はその年の初めの一大イベントで、利用者や入居者も楽しみにしているので、お正月らしい季節感のある出し物が喜ばれるでしょう。
デイサービスの利用者や施設の入居者全員が楽しむことができる出し物。
かつ、車椅子や介護を必要とする高齢者の方でも体を動かすことや、補助することで参加できるものが良いでしょう。
お正月に合わせた特別食やノンアルコールでのお屠蘇を振る舞うことも良いですね。
普段とは違う、特別の日と実感できる新年会を目指しましょう。
新年会で出し物やゲームならこれが人気
老人介護施設では、出し物はスタッフが行い、ゲームをデイサービスの利用者や入居者の方に行ってもらうことが多いようです。
またスタッフには、体の不自由な方のゲーム参加の補助をしてもらいます。
出し物の基本は、見てもらう相手は利用者や入居者だという事です。
若い人向けのギャグや目の前の人だけにしかわからないような出し物は避けましょう。
スタッフが行う出し物で人気のあるものは、次のものがあります。
時代劇
着物と簡単なカツラと刀で、寸劇を行います。
イメージは水戸黄門や遠山の金さんなど高齢者の方に人気のある時代劇が良いですね。
ストーリーは、正義対悪でわかりやすい内容にします。
悪者を年配や上司のスタッフを行うと盛り上がります。
懐メロコーラス
高齢の方は歌が好きな方が多いので、ちょっと古い歌を何人かで歌い、その周りをスタッフが踊るのも受けると思います。
また手拍子ができるような歌を選びましょう。
スタッフと入居者が一緒に歌える歌を選曲するのも良いでしょう。
ゲームで人気なものは
・福笑い・・・ホワイトボードなどを使い、福笑いなどのゲームをする施設は多いようです。
・ボーリング・・・手作りの大きめのボールと大きめのピンで倒した本数を競います。
・輪投げ・・・お祭りの輪投げよりも、近くから投げることができると、高齢者の方もやりやすいですね。
新年会の出し物でみんなが簡単にできるもの
スタッフだけでなく、皆で簡単にできるとしては、次の出し物はどうでしょうか。
・手足体操・・・
スタッフがリードして、手と足を使う体操をします。
ぐー・ちょき・ぱーや拍手などをするリハビリ的な体操で体をほぐします。
・グループでゲーム
デイサービスや入居者で何人かのグループを作り、ゲームの点数を競います。
七福神など布袋、恵比寿、大黒などの名称のグループであれば、縁起が良いと思います。
・的当てゲーム・・・
一人ずつ的を目掛け、マジックテープで作った手作りのボールを投げます。
・ビンゴゲーム・・・
ある程度の人数がいると、ビンゴゲームはイベントで盛り上がる出し物です。
そして、これらのゲームには、参加賞や優秀賞などの景品をつけると、ゲームもやりがいがあるでしょう。
当然、新年会の様子はデイサービスや入居者の記念に残るように、たくさん写真を撮りましょう。
まとめ
新年会の主役は、デイサービスの利用者や入居者だということを中心に考え、出し物やゲームはゆったりと進めましょう。
スタッフの心を込めたイベントで、利用者や入居者の方々が喜んでくれると良いですね。