若い頃は気にならなかったけど、いつの間にか残尿感が残り日中や夜中にも、トイレに行きたくなったりすることがあります。
それが気になってしまい、仕事にもプライベートでも集中ができなくなったりすることが多いと思います。
その頻尿対策に薬を使用することなく、食事やトレーニングの改善方法で試してみませんか?
頻尿を改善したい男性必見原因は?
頻尿とは、尿が近くなってトイレに行く回数が多くなる症状のことで、朝目覚めてから夜寝るまでに8回以上の場合をいいます。
ただし、排尿回数には個人差があるので、1日8回以上だから異常という決まりがある訳ではありません。
頻尿の主な原因は、次の項目が多いでしょう。
・過活動膀胱
膀胱に尿が十分に溜まらないうちに、意思とは関係なく膀胱が収縮し、尿意が我慢できなくなります。
脳や脊髄の病気や男性特有の前立線肥大、加齢による老化などで発生します。
・残尿
排尿後も尿が残る排尿障害や糖尿病、ギックリ腰やガンなどの手術による膀胱収縮不全によるものもあります。
・多尿
体の内分泌疾患や水分の摂りすぎ、利尿剤の使用による尿量増加のことをいいます。
・尿路感染
感染や膀胱炎などの膀胱神経異常により頻尿をおこします。
・心因性
なんら特定の原因ではなく、尿排出も異常ないのに、トイレへ行ってしまう。
日頃の水分摂取が多い場合は量を調整しましょう。
痛みや血尿、体調不良など病気に関わる恐れがある場合は、泌尿器科を受診し適切な治療や対応が必要です。
頻尿を改善できる食事法は?
病気と判断されない場合は、中高年の膀胱や腎臓の加齢による老化が多いと言われています。
本来は、若い頃からの予防対策が必要ですが、中高年でもできる頻尿改善の食事法はできます。
腎臓機能を高める食べ物には、活性酸素を除去する効果を持つ抗酸化物質を含む食べ物が良いでしょう。
簡単にスーパーなどで手に入る食物は、アボガド・ブロッコリー・キャベツ・ホウレンソウ・バナナ・大豆・ピーマン・ニラ・小松菜・じゃがいも・アーモンド・ピーナッツなどがあります。
頻尿改善の食材には、緑黄色野菜が多く、色々な食事に応用できますよね。
よく頻尿には銀杏といわれます。
しかし、銀杏にはメチルピリドキシンという中毒成分があるので注意が必要です。
大人でも1日10個程度までに抑えるのが安全といえます。
頻尿を改善するトレーニングとは?
頻尿改善のトレーニング方法
・意識することで排尿間隔を延ばす
・・・頻尿は、膀胱内の尿量が30%程度でも尿意を感じます。
実際はまだ余裕があるのでなるべく我慢する。
そして少しずつ我慢する時間を増やします。
ただし、病気などの診断があるときは必ず医師の指示に従いましょう。
・ストレッチ
・・・骨盤低筋という膀胱や尿道を支える筋肉を鍛えます。
肛門をギュッと引き締める感覚で下腹部から腹部を持ちあげるのを5回程度繰り返す。
1日10セット程度行います。
・スクワット
・・・両足を肩幅より広く開き、ゆっくり腰を落とします。軽く上半身をひねるとより効果があります。
5回を1日5セット程度行います。
・寝るストレッチ
・・・仰向けに寝て片足を膝で曲げ、もう片方の足に交差させる。
両足を方校ずつ交代で行います。
5回を1日5セット程度行います。
頻尿を改善したい男性に食事とトレーニングで対策のまとめ
頻尿は、40歳頃から老齢にかけて増えてくるもので、精神的な頻尿も多くなるは当たり前と言えます。
過度に気にしないように、ゆったりとした気分でトイレに向かいましょう。
それでも気になる場合は、泌尿器科専門医の診断で原因をはっきりさせましょう。
異常の無い場合に食事の改善やトレーニングの仕方について、医師のアドバイスを受けると良いでしょう。