日本の大学駅伝の中でも、トップの人気を誇る「箱根駅伝2019」の予選会が平成30年10月13日に行われました。
この予選会でシード権を持たない大学11校と関東学生連合チームが選出され、いよいよ2019年の箱根駅伝の大学出場チームが出揃ったことになります。
さあ、最初にゴールするタスキは、どの大学?そして、今回の箱根駅伝も新たなドラマが生まれるでしょうか?
2019年の箱根駅伝の日程、出場大学、私見で展望や戦力分析をして紹介します。
箱根駅伝2019の日程は?
お正月の代名詞でもある「箱根駅伝」の正式名称は、東京箱根間往復大学駅伝競走2019年で第95回を迎えます。
箱根駅伝2019(第95回箱根駅伝)の日程
・開催日程:
2019年(平成31年)1月2日(水)~1月3日(木)
・スタート:
往路・大手町8:00
復路・箱根町芦ノ湖駐車場入口8:00
・競走路:総距離217.1km
往路・107.5km
復路・109.6km)
往路区間
・第1区(21.3km)大手町 読売新聞社前→鶴見
・第2区(23.1km)鶴見→戸塚
・第3区(21.4km)戸塚→平塚
・第4区(20.9km)平塚→小田原
・第5区(20.8km)小田原→箱根町 芦ノ湖駐車場入口
復路区間
・第6区(20.8km)箱根町 芦ノ湖駐車場入口→小田原
・第7区(21.3km)小田原→平塚
・第8区(21.4km)平塚→戸塚
・第9区(23.1km)戸塚→鶴見
・第10区(23.0km)鶴見→日本橋→大手町 読売新聞社前
箱根駅伝2019の出場校は?
箱根駅伝95回目の記念大会なので、箱根駅伝2018の上位10校(シード権を獲得)と予選会上位11校(通常は10校)。
関東学生連合チームの他、関東インカレ成績枠1校の合計23チームで、例年よりも2校多くなっています。
出場校一覧(有力校成績)
1.青山学院大学(全日本2018・優勝、出雲2018・優勝、箱根2017・優勝)
2.東洋大学(全日本2018・3位、出雲2018・2位、箱根2017・2位)
3.早稲田大学(箱根2017・3位)
4.日本体育大学(箱根2017・4位)
5.東海大学(全日本2018・2位、出雲2018・3位、箱根2017・5位)
6.法政大学
7.城西大学
8.拓殖大学(出雲2018・4位)
9.帝京大学(全日本2017・5位、出雲2018・5位)
10.中央学院大学
11.駒澤大学(全日本2018・4位)
12.順天堂大学
13.神奈川大学
14.國學院大学
15.明治大学
16.東京国際大学
17.大東文化大学
18.中央大学
19.国士館大学
20.山梨学院大学
21.上武大学
22.関東学生連合
23.日本大学・関東インカレ成績枠
箱根駅伝2019の展望と戦力分析
優勝候補は、何と言っても青山学院大学だと言われていますね。
青山学院大学は、平成30年10月8日の第30回出雲駅伝優勝、11月4日の第50回全日本大学駅伝優勝、箱根駅伝4連覇中で、箱根駅伝2019を優勝すると2017年に次ぎ、史上初2回目の学生駅伝3冠となります。
また、5,000mで部内20名以上が14分10秒以内という、他校ならエース級の選手がいるという、選手層の厚さが群を抜いています。
箱根駅伝のように往復で10区間を走るような、区間が多ければ多い程強さを発揮するチームは他には見当たりません。
この青山学院大学に対抗できるとすれば、全日本駅伝で2分20秒差の二位の東海大学、出雲駅伝で12秒差の東洋大学の2校ですね。
全日本では、東海大学が6区(全7区)の時点で1位通過し、青山学院大をリードして脅かしました。最終7区で逆転負けしましたが、その実力は侮れません。
また、出雲駅伝では2位の東洋大学が、1位の青山学院大学に4区時点で、45秒のタイム差がありましたが、残りの5区、6区であわや逆転の12秒差まで追いつめるという結果になりました。
この3校の力が他の大学より抜きんでて、いずれかが箱根駅伝を制すると言われています。
まとめ
箱根駅伝は標高差864mという難所の山登り、山下りがあり、平坦地のタイム差がさらに広がるか追いつくか!
予想では青山学院大学と言われていますが、他の大学も虎視眈々と優勝を狙っています。
2019年のお正月、青山学院大学の三大駅伝制覇か!?
行方を阻むのはどの大学か!名勝負必至です。