デイサービスや老人ホームでも、年が明けると新年会の準備に忙しいですよね。
新年もまた健康で、元気に生活できるように願いをこめて、楽しい新年会にしたいものです。
そこで高齢者も簡単にできるゲームや、全員が楽しめて盛り上がる出し物をご紹介します。
新年会の出し物は高齢者が主役
高齢者や要介護者がいる施設などの新年会は、次のような内容で行われるのが多いですね。
・スタッフが中心で一人や二人、グループなどで数分間ずつの出し物をする。
・スタッフが司会進行を務めて、高齢者の方々にゲームをしてもらう。
・スタッフと高齢者が、一緒になってゲームや余興を行う。
でも、スタッフが中心の出し物は、初めの頃は受けたり、盛り上がったりしますが、新年会は毎年するものなので、やがてマンネリになってしまいます。
見ている高齢者も、今年もまたこれかと、がっかりすることもあるかもしれません。
せっかく集まるのなら、スタッフはわき役に回り、高齢者が出し物の主役という形で行いましょう。
新年会で行うゲームは簡単で楽しめるもの
高齢者の中には、積極的に出し物に参加する方もいれば、消極的な方もいます。
その方々も全員参加してもらうには、誰もができる簡単で楽しめるものが良いでしょう。
高齢者の出し物の例としては、
・カラオケ大会・・・
新年会の定番ですね。
懐メロを一人で歌ったり、全員で歌ったりします。
・椅子体操・・・
椅子に座ったままで、簡単にできる体操を行います。
全員参加で体を動かし、リラックスしてもらいます。
・ハンド・キックボーリング・・・
大きなゴム製のボールとペットボトルなどをピンにして、ボーリングをします。
手で転がしたり、足で蹴ったりしてピンを倒します。
倒したピンの数で景品を渡すとよいですね。
・ビンゴ・・・
これも新年会などでは定番です。
発表された数字で、配られたカードの数字のマスを抜いて、縦横斜めのどれか1列そろうと「ビンゴ!」と叫びます。
当然景品つきです。
・福笑い・・・
ホワイトボードで、顔の部品の裏にマグネットを付けて行うと良いでしょう。
・的当てゲーム・・・
壁に数字を書いた大きな的(マジックテーブがつくような素材)をつけ、マジックテープで作ったボールを当てます。
・輪投げ・・・
お祭りなどで定番です。
ちょっと大き目な輪を使っても良いでしょう。
新年会のゲームで盛り上がる秘訣
盛り上がる秘訣としては、
・出し物に景品をつける・・・
いくつになっても、ゲームの景品は楽しい物です。
賞品の他にも参加賞をたくさん準備しましょう。
・スタッフも出し物をする・・・
正月を連想させるコスプレで司会進行すると良いですね。
また高齢者の出し物の間に、スタッフ中心の出し物をして、高齢者の休憩タイムをとることも大切です。
・チーム対戦・・・
ゲーム結果で点数をつけ、チーム対抗戦にすると盛り上がります。
チーム名も恵比寿、福禄寿、布袋、弁天などおめでたい名にすると楽しいですよ。
まとめ
ゲームをするときは、順番で全員が参加できるようにします。自然に体が動いてしまうようなゲームを心掛けてください。
そして、参加賞に力を入れ、色々なプレゼントを用意しましょう。