高校3年生になると、センター試験を意識して、模試の回数がどんどん増えていきますよね。
受験生の中には、試験勉強だけではなく、センター試験用の筆記用具も意識し始めた方がいらっしゃるのではないでしょうか?
普段から使用しているシャーペンではなく、センター試験では鉛筆を使用するイメージがありますよね。
この記事では、センター試験でのシャーペンや鉛筆の使い分けについてや早くマークを塗るコツについて紹介します。
センター試験のマークはシャーペンでもいい?
普段からシャーペンを使用していると、試験の持ち物に鉛筆と書いてあってもシャーペンを持って行ってしまう方も多いでしょう。
学校のテストや塾の模試では、鉛筆よりシャーペンを使用しているからだと思います。
私がセンター試験を受験したときには、忘れないように同級生みんなで鉛筆を買い揃えた覚えがあります。
独立行政法人大学入試センターより配布される『受験上の注意(PDF)』を見てみると、机の上に置けるものについての記載があります。
鉛筆とシャーペンについて抜粋してみました。
・シャープペンシル(メモや計算に使用する場合のみ可、黒い芯に限る。)
独立行政法人大学入試センター「受験上の注意」6項より
となっています。年度によって、内容が変わる可能性があるので受験する年のものを確認しましょう。
そのほか、鉛筆削りや時計についても記載があるので必ず確認しましょう。
この記載を見ると、マークできるのは鉛筆ということになります。
シャーペンも使用はできますが、マークの際には鉛筆に持ち替える必要があるということです。
鉛筆とシャーペンおすすめの方と芯の濃さ
上記では、マークには黒鉛筆と指定があると説明しましたが、センター試験でのシャーペンのメリットについても考えてみました。
シャーペンの良いところは俄然書きやすさです。
鉛筆は書けば書くほど、芯の太さが太くなっていき、自分の字が見えにくくなるなんて経験はありませんか?
試験中は、限られた余白内で計算しないといけませんし、ましてや大事なセンター試験で何を書いているのか分からないなんてことは避けたいものです。
なので、芯の太さが変わらないシャーペンは計算時にはベストなアイテムなのです。
芯の濃さについては、上記でもH・F・HBと伝えましたが、一体どんな違いがあるのか気になりますよね。
このH・F・HBというのは、芯の濃さや硬さを表しています。
HはHARD(硬い)を意味し、FはFIRM(しっかりした)で、HとHBの中間の濃さと硬さを示しています。
Hの数字が多いほど薄く硬い芯で、BはBLACK(黒い)からきています。
HBはHとBの中間の硬さや濃さが特徴で、おそらく1番馴染みのあるものではないでしょうか。
指定のH・F・HBでいうと、H→F→HBの順でどんどん濃く、軟らかくなります。
センター試験のマークを早く正確に塗りつぶすコツ
持ち物の用意ができたら次は塗り方を確認してみましょう。
ここでいくつか塗り方のコツを紹介します。
・濃い鉛筆を使う
・先の尖った鉛筆より、少しまるまったものを使う
・ひらがなの『の』の字を書くイメージで塗る
・マークを訂正するときはしっかり消す
濃い鉛筆のほうが軟らかく、書きやすさがあります。
また、鉛筆が尖っていると芯が欠けたりする可能性もあるのであらかじめ先をまるまった状態にしておきましょう。
マークシート読み取り機は、鉛筆の黒鉛という成分に反応して読み取りをおこないます。
なので、消したい箇所はしっかり消すことを心がけましょう。
最近は、マークシート専用の鉛筆なんかも販売されていますよ。
まとめ
センター試験は、自分の人生をも決めてしまう1大イベントと感じている方も多いでしょう。
この試験では、マークに全てがかかっているようなものですよね。
自分に合った書きやすい鉛筆を選んで、ぜひ何度か試験前に使用してみてください。
愛着のわいたお気に入りのアイテムがあると、安心して試験にのぞめますよ!