床暖房ガス温水式はつけっぱなしで大丈夫?火事の危険や燃費は?

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ペットを飼っていると気になるのは外出時のお留守番中の空調問題ですね。

夏の間はクーラーを付けっぱなしにして外出しますが、冬になると暖房器具の付けっぱなしはストーブを倒してしまわないかなど、とても危険で心配になります。

それに引き換え床暖房は比較的安全な暖房施設ですが、ガス温水式は電気式と比べて安全なのか?

付けっぱなしにした場合、火事の危険はあるのか、冷房は付けっぱなしのほうが燃費が良いといいますが、床暖房はどうなかなどのお悩みについてご紹介します。

床暖房のガス代はつけっぱなしの方がお得!?


エアコンは冷房、暖房共にこまめに切ると光熱費が高くなるので付けっぱなしにする傾向がありますが、床暖房も同様に付けっぱなしの方がお得なのでしょうか。

夏場はエアコンを使うが冬は床暖房に切り替えエアコンを使わないご家庭も多くみられます。

エアコンや置き型暖房機器を使うと空気が乾燥しがちで、全体を暖めるのに時間がかかるなどの欠点を床暖房は解消してくれるからです。

暖かい空気は上昇するので、床を暖かくすることでお部屋全体が熱すぎず過ごし易い温度で暖められます。

また、床からの熱が足元に直接伝わることでお部屋を温める前に身体を温めてくれるのも床暖房の長所です。

良い事尽くめですが床暖房もエアコンと同様立ち上がりに一番コストがかかります。

最初、温度をあげるために1時間程度かかり安定時の4倍といわれますが、一度上げてしまえばその後のコストは最初の1時間より下がります。

つまり、1日に何度もスイッチを付けたり消したりすると立ち上げる回数が増えるのでコストが上がってしまうので、部屋を出るたびに付けたり消したりをしないようにしましょう。

しかし、24時間付けっぱなしの状態で過ごしたらよいというものでもありません。

誰もいない就寝時などの室内を暖め続ける必要がなく、就寝時間が6時間以上のご家庭であればその時間帯の使用量はカウントされません。

ですから、シーズン中の使用量を比較するとわずか6時間程度でも消した方が平均するとコストは多少安くなります。

我が家も冬は室内が乾燥するのが嫌でエアコンを使わず床暖房のみでシーズンを乗り切ります。

犬と猫を飼っていますが、動物は夏場の暑さには弱いですが意外と寒さに強いので、暖かいフリースタイプのひざ掛けをペット用ベッドに敷いてあげるだけでも違います。

マイナス近くの気温にさえならなければ心配ないと思います。

通常犬が快適に過ごせる温度は18度から20度ぐらいといわれています。

人間同様乾燥には弱いので湿度は50%から60%を保つとよいでしょう。

就寝時に心配なときは少し過保護かと思いますが湯たんぽで暖を採る方法がお勧めです。

床暖房はつけっぱなしで火事の危険は有るのか?専門家の意見まとめ


床暖房を付けっぱなしにして火事の危険はないのかと心配になりますよね。

結論からいうと、床暖房メーカーが付けっぱなしを推奨していることもあるほど火事の危険性はありません。

ほとんどの床暖房設備には「過昇温防止センサー」と「温度調節センサー」機能が付いています。

過昇温防止センサーとは温度が上がりすぎると感知して自動的に止め温度が下がったらまた自動的に作動させるセンサーで、温度調節センサーは温度を一定に保つセンサーです。

床暖房の温度は高くても60度で、あまり高温にならないように設定してあります。

ただ、過去には床暖房で火事になったという症例があります。

調べてみると火災が起きる原因は製品に絶縁不良にて起こる発熱部の異常や電線接合部の異常によるものでした。

そして全てが製品の製造上の欠陥を認め、リコール、無料点検を実施しています。

ある程度名の知れたメーカーであれば厳しい検査基準でテストをし安全を確認して販売していますが、心配であれば自宅の床暖房メーカーに製品がリコールになっていないかを確認してみるといよいでしょう。

もしリコール対象の製品を使用していた場合は直ちにスイッチを消し、メーカーに連絡をし、点検修理を依頼しましょう。


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床暖房ガスの燃費を良くする使い方あれこれ


それでは、床暖房を上手に使いこなす方法をご紹介しましょう。

豪雪地帯では暖房を常時付ける習慣があるので春までずっと付けっぱなしで過ごすご家庭が多いです。

しかし、一般的には朝の冷え込んだ寝起きの時と外出から帰った時に室内が暖かくなっていることが理想ですね。

ガス式床暖房はスイッチを切ったあともしばらくは暖かいのが特徴です。

先にお話しましたが、付けたときの温度の上昇時がコストの上がる原因なので、1日に1回ON/OFFすることがポイントになります。

タイマー機能が付いているのであればそれぞれのご家庭のスケジュールにあわせた時間設定をします。

たとえば全員が朝から外出してしまうなら外出30分前にOFFにし、帰宅30分前にONになるように設定してはいかがでしょう。

外出時の使用量が無くなります。

やはり、ペットがいるので日中も付けておきたい場合や、日中自宅にいる場合などは就寝30分前にOFF起床30分前ONにすると1日1回のスイッチになり燃費も良くなります。

我が家では、気温の低い日ほど温水を温める時間がかかってしまうので、天気予報で翌日気温が過度にさがってしまいそうな日を必ず確認します。

翌日の気温がわかれば、安定するまで4倍のコストがかかることを踏まえて24時間付けっぱなしにするなど臨機応変に対応しています。

まとめ

ポイントは1日1回のスイッチです。

これを守らずに付けたり消したりを繰り返すと24時間付けているほうが断然安くなります。

1日1回スイッチであれば24時間付けっぱなしより1ヶ月間の使用量は2,000円程度安くなること間違いなしです。

是非ご家庭のタイムスケジュールに合わせた1日1回スイッチをお忘れなく!

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