新年の挨拶は親へ丁寧に|両親に失礼にならない例文と四字熟語

水色の着物姿の成人女性が畳で正座をし三つ指をついて正面を向いてお辞儀している様子
新年を迎えた時には、お世話になっている両親に対して、丁寧な言葉で挨拶しましょう。

きちんと挨拶すると、お互いにすっきりした気分で、新年をスタートできますよ。

その新年の挨拶で使える「かける言葉」「書く言葉」の例と、両親に失礼にならない四字熟語をご紹介します。

新年の挨拶は丁寧な言葉で気持ちを伝えて

桜柄の扇子の上に「招福」と書かれたカードの上に水引や繭玉が置かれた新年らしいイメージ図
新年の挨拶は、年の初めに一度だけ行う、特別な挨拶です。

そのため、普段の「おはよう」「よろしくお願いします」とは違い、相手への感謝や敬意、新年を祝う気持ちを込めて伝えることが大切になります。

とはいえ、親や義両親への挨拶では、
「どこまで丁寧にすればいいの?」
「かしこまりすぎると逆に堅苦しくならない?」
と迷う人も多いですよね。

基本は、丁寧すぎず、くだけすぎないこと

普段の関係性を大切にしつつ、年の始まりにふさわしい言葉を選べば失礼になることはありません。

次の章では、親への新年の挨拶として使いやすい言葉や例文を紹介します。

新年の挨拶|両親へかける言葉と書く言葉の例

50代くらいの夫婦が笑顔でお茶を飲んでいる様子
新年の挨拶は、直接会ったときに伝える言葉と、
年賀状や手紙などに「書く言葉」で少し表現が変わります。

ここでは、両親に気持ちが伝わりやすい例文を、
「かける言葉」「書く言葉」に分けて紹介します。

新年の挨拶としてかける言葉の例

【基本・迷ったらこの例】
・あけましておめでとうございます。
 昨年も大変お世話になりました。
 今年もお父さん、お母さんにとって良い年でありますようお祈り申し上げます。
【やや丁寧・改まった場面】
・あけましておめでとうございます。
 旧年中は何かとお世話になり、ありがとうございました。
 寒い日が続きますので、お父さん、お母さんもお身体に気を付けてください。
 今年もよろしくお願いします。
【やさしく気遣いを伝えたい場合】
・新年あけましておめでとうございます。
 お父さんお母さんにはいつも大変お世話になっており感謝しております。
 今年もお身体に気を付けて元気でいてください。

新年の挨拶として書く言葉の例(年賀状・手紙)

両親への新年の挨拶は、形式にこだわりすぎる必要はありません。
年賀状・手紙・LINEなど、どのような形でも、気持ちが伝わる表現を好みで選んで問題ありません。

・謹賀新年。昨年は何かとお世話になり感謝しております。
 寒い日が続きますので、お二人もお身体に気をつけてご自愛ください。
 今年もよろしくお願いします。
・新年あけましておめでとうございます。
 お父さんお母さんにはいつもお世話になり、感謝しています。
 これからもお身体に気を付けて元気で過ごせることをお祈り申し上げます。
・恭賀新年。お父さんお母さんにはいつもお世話になり感謝しています。
 私も昨年は何とか幸せに過ごすことができました。
 今年もお二人が仲良く元気でいることを願っています。
 今後もどうぞよろしくお願いいたします。


スポンサードリンク

新年の挨拶に適した四字熟語を紹介

ピンクの振袖を着た女性が正座をして三つ指をついて挨拶してる姿

新年の挨拶では、文章の代わりに四字熟語を用いることも多くあります。

年賀状や一言メッセージなど、短くまとめたい場合に便利ですが、目上の人に使う際は意味を理解して選ぶことが大切です。

代表的な四字熟語と、その意味を分かりやすく紹介します。

・謹賀新年(きんがしんねん)・・・

新しい年を謹んで(つつしんで)お祝い申し上げます。

・謹賀新春(きんがしんしゅん)・・・

新しい春を謹んで(つつしんで)お祝い申し上げます。

・恭賀新年(きょうがしんねん)・・・

新しい年を恭しく(うやうやしく)お祝い申し上げます。

・恭賀新春(きょうがしんしゅん)・・・

新しい春を恭しく(うやうやしく)お祝い申し上げます。

以下の「春風献上」や「瑞祥新春」はやや文学的な表現のため、意味を理解した上で文章の中で使うと、より気持ちが伝わります。
一言添えることで、相手にもやさしく意味が伝わる新年の挨拶になります。

・春風献上(しゅんぷうけんじょう)・・・

春のあたたかく心地よい風を、相手に贈るような気持ちで新年を祝う言葉です。
かしこまりすぎず、気持ちを込めたやわらかい新年の挨拶として使われます。

春風献上を文章で使う場合の一文例

春風献上。
新しい年が、穏やかで心あたたまる一年となりますようお祈り申し上げます。

※このように、単独でドンと書くより「一文添える」と意味が伝わりやすく親しい目上の方・家族向けにも使いやすい四字熟語です。

・瑞祥新春(ずいしょうしんしゅん)・・・

新しい春に、良いことが起こる前触れがありそうだ、という
縁起の良さを表すお祝いの言葉です。

瑞祥新春を文章で使う場合の一文例

瑞祥新春。
皆さまにとって、幸せな出来事が多い一年になりますようお祈りいたします。

※少し格式があるため、年賀状向きです。このように「幸せ」「良い一年」と続けると意味が伝わりやすいです。

「謹賀新年」などの意味が分かりにくい場合は、使われている漢字の意味を知ると選びやすくなります。

「謹」は気を引き締める、念を入れる、恐れ敬って丁寧にするなど、目上の人に対して尊ぶ意味があります。

「賀」は慶び祝う、喜び称えるなどの意味があり、おめでたい言葉として使われます。

これらの四字熟語は、年賀状や改まった挨拶文でよく使われます。

両親や目上の方に用いる場合は、「謹」「恭」など敬意を表す文字が含まれているものを選ぶと安心です。

まとめ

新年の挨拶は、両親や目上の人への感謝や気遣いを、改めて伝えられる大切な機会です。

直接かける言葉であっても、年賀状などに書く言葉であっても、
丁寧な表現を選ぶことで、気持ちはしっかりと伝わります。

四字熟語を使う場合は、「謹賀新年」「恭賀新年」など、
敬意を表す意味を持つ言葉を選び、必要に応じて一文添えると安心です。

相手との関係性やご家庭の雰囲気に合わせて言葉を選び、
気持ちよく新しい一年を迎えましょう。