センター試験を受ける時に、緊張のあまり手汗が出て解答用紙がベチャベチャになることがある方は、肝心の試験に集中できないので、何か対策を考えないといけないですよね。
また、解答がどうしても迷う場合、どちらを選ぶか、とても悩むと思います。
その手汗対策と、迷った時にマークする番号と正解確率について、お答えします。
センター試験で手汗対策にタオルは持ち込める?
センター試験では、受験票、写真票のほか、机の上における物は決まっています。
・黒鉛筆(H、F、HB)
・シャープペンシル(メモや計算に使用のみ可)
・プラスチック製消しゴム
・鉛筆削り(大型、電動、ナイフ不可)
・時計(音のするもの不可)
・眼鏡
・ハンカチ
・目薬
・ティッシュペーパーです。
タオルは書かれていないので、迷うところですね。
ネットなどを見ると、タオルを使いながら受験をしたという話はありますが、当日に許可をもらうという事は避けましょう。
確実に許可される保証はありません。
タオル持ち込みをする確実な方法は、大学入試センターに相談することです。
大学入試センターでは、受験を行う人に対して視覚、聴覚、肢体不自由、病弱などに対する配慮が行われます。
そのためには、事前にセンターに連絡して、タオルの使用の可否を確認し、病院の診断書等があれば許可できるということであれば、センターの指示に従い「受験上の配慮の申請」をしましょう。
平成31年度センター試験の場合:
出願前申請は平成30年8月1日~9月28日消印有効
出願時申請は平成30年10月1日~10月12日消印有効となっています。
審査結果で許可が下りたら、当日試験管にタオル使用の許可を受けていることを話しておきましょう。
センター試験の解答で迷ったら?
試験の解答は選択肢なので、解答候補の番号が二つある場合にどちらを選ぶか迷うことがよくありますよね。
どちらも正解のように思えて、時間だけが経っていき焦ると思います。
いくら考えてもわからない場合は、次の問題を解かなければならないので、時間の無駄です。
そんな時は、正解確率が高い番号を選んでマークしましょう。
ただし、あくまで確率であって正解とは限らないので了解願います。
センター試験のマークで正解確率が高い番号と正しい塗り方
試験の解答では、時間の配分と解答の順番が必要です。
時間は限られているので、一つの問題にいつまでも時間を掛けるわけにはいきません。
解答できる問題を最優先して、迷った質問は後回しにして、残った時間で考えましょう。
2001年から2017年までの地歴、公民、英語、国語、理科の正解番号を比較すると・・・
①19.1% ②22.4% ③23.3% ④21.9% ⑤7.3% ⑥4.2% という傾向になります。
単純に確率からいうと③②④①⑤⑥の順番です。
ただし、最初の問題から最後の問題まで③を選んでも23%の正解にしかなりません。
また解答番号のバランスはその年によって違うので、②か③を選ぶ方がいいかなということぐらいのことです。
マークシートの解答は、「〇」で囲まれた数字を選びます。
正解と思った数字を塗りつぶす作業ですが、塗りつぶしによっては無駄に時間がかかります。
ギザギザ、薄い、「レ」マークなどは、機械で読み取れないのでNGになります。
〇の中を全部塗りつぶすのも良いですが、丁寧に塗りつぶすと時間が掛かりすぎになります。
正しくは、〇の中を全部塗る必要はなく、HBなどの鉛筆で〇の中を一往復半程度、線を濃く引くだけで良いです。
まとめ
センター試験で気になることは事前に処理し、落ち着いて普段の実力を出すようにしましょう。
また、確率で番号を選んでも、当たる確率は低いので、しっかり勉強しましょう。