結婚して初めてのお歳暮の季節、結婚式の時にスピーチしてくださった上司に夫婦の感謝の気持ちを贈りたい、初めてのお歳暮のちょっとした今更聞けない疑問が多くないですか。
お世話になった上司に贈る前に、お歳暮ののしの名前の書き方を夫婦連名で書くのか、フルネームで書く方が良いのか確認してみましょう。
お歳暮ののしに名前を入れない場合
名前を入れないのしってマナー的にはどうなんでしょう。
最近ののしは短冊型のものを右上に貼る略式なものもよく見かけます。
上司でもとても親しいか、会社では挨拶をする程度かで変わってくると思います。
とても親しい上司で大げさにしたくなく控えめな気持ちでお渡ししたい場合や直接お渡しできる場合はあえて付けない方もいます。
のしに名前が書いていない品物をいただいくことがありますが、お歳暮ではなくお年始のご挨拶として企業名の入ったタオルなどに包装しないで、のしが巻いてあるイメージがあります。
1年の感謝の気持ちを伝える意味があるお歳暮でのしを付けるのであれば氏名入れるほうがより思いが伝わります。
また、お歳暮をたくさん頂くようなお相手であれば、名前が書いていないと頂いた方が誰だか分からなくなることもあります。
名前を入れないのであれば、せめて手渡ししたいものですね。
ご自宅へお伺いできるのであれば、ご夫婦で近況をご報告がてらお邪魔すると、より一層上司も喜んでくれるのではないでしょうか。
のしを付けるなら名前を入れ、名前を入れないのであればお相手に手渡ししましょう。
世代によっては認識が違うので失礼にあたることもあります、会社の同僚にそれとなく確認してみてはいかでしょうか。
お歳暮ののしに夫婦連名で入れる場合
結婚して夫婦になったので奥様からの感謝の気持ちも表したいと思います。
一般的には家族一同ということで姓のみを書くことで相手は家族、つまり奥様の気持ちも感じ取ることが出来ます。
もしくは、家長の夫の氏名が一般的です。
連名は友人関係、同僚がお祝いを一同で贈り物するときに横並びに名前をいれる時になります。
また、「主人を立てることが当たり前」の男尊女卑的な考え方の年配もいらっしゃるようです。
それでも連名で出したい!
という場合の連名にするなら右側に夫、左側に妻の名前を、いずれも上部の「お歳暮」の文字よりも少し小さめに名前を書きます。
お歳ののしはフルネームのほうが良い?
私事ですが、お歳暮、お中元を贈る準備をするのは私の役目で、これは、上記の夫婦連名にするかどうかにも通じますが、私寄りの上司(お世話になった方)でも主人のフルネームで贈ります。
それでも、家族から感謝を込めて「家長である主人が代表でご挨拶申し上げます」という思いをお伝えしていると思って贈ります。
個人的には、姓のみよりもフルネームの方が誰なのか分かりやすいですし、家長としての自信が表れていて好感がもてますね。
まとめ
親しい上司でのし無しであれば、ラッピングが素敵なお店の品物を選ぶことでこだわりが感じられ、上司の奥様にも喜ばれると思います。
親しければ親しいほど、贈ればよいではなく、相手を思って品物を選ぶことが大事ですね。
是非ご夫婦で一緒に選んで贈りましょう。