高校卒業後は看護学校に通おうと考え、勉強を積み重ね頑張っている。
試験の他に面接もあるため面接の練習も始めてみたけどもし逆質問されたら……
そんな看護師志望の方、必見の逆質問の切り替えしかたや、回答例を紹介します。
看護学校の面接逆質問への上手な切り返し方
面接も一通り終わり、ほっとしたのもつかの間「最後に何か質問はありますか」と逆質問。
予想もしていなければ「いえ、何もありません」とのひとことで終わってしまいます。
また、その解答は印象もよくありません。
たとえば私であれば
「はい、貴校に入学後は誰よりも上を目指したいと考えているため中学生の間に何かしておいた方がいいというものはありますか」
と質問したことがあります。
中学生の間から、「頑張りたい」と向上心を持って意欲の感じられる質問に聞こえますよね。
実際にそれで意欲的に見られ好印象をいただいたことがあります。
また、
「はい、特に質問はありませんが、最後にひとことお話してもよろしいでしょうか」
と返すのもよいでしょう。
そして言い足りなかった言葉を熱意をもって述べてください。
看護学校での面接定番質問と回答例
面接での定番の質問は
・本校を志望した理由
・自己PR
・中学校生活で一番頑張ったこと
そして、
・どうして看護師を目指そうと思ったのか
この質問は聞かれる可能性が大きいです。
なぜなら、看護師になるためには生半可な気持ちではなることができないからです。
私も仕事の関係上、看護師を目指している生徒に面接練習をすることがあります。
そこで必ず聞くのが「どうして看護師になろうと思ったのか」です。
「憧れていて」では弱すぎます。
憧れだけで、そうそうなれるような仕事ではありません。
自分の体験談も交えながら、自分にしか言えない答えを返しましょう。
たとえば
「私が病気で入院していた際に不安になっていた私にずっと優しく声をかけてくださった看護師のように、不安を感じる患者様に寄り添える看護師になりたいと思ったからです」
必ず自分のエピソードをいれましょう。
また、「看護師として必要なものはなんですか」という質問もよく聞かれます。
その際には
「はい、コミュニケーション能力だと私は思います。なぜなら、患者様やそのご家族の方と深くかかわる職業だと思うからです。また仕事をしていく中でチームワークが大事だと考えているからです」
というように答えるといいでしょう。
看護学校の面接で受かる人の特徴や雰囲気
やはりハキハキとあいさつのできる元気はつらつな人だと思います。
病院では元気のない人が大勢います。
そんなときに太陽のような笑顔あふれる看護師の存在はとても大きいものだからです。
また、質問に対してきちんと自分の意見も交えながら答えることが、できるのも受かる人の特徴です。
他人に対して、優しく慈しみ心から寄り添う姿勢を見せることで面接官にも気持ちが伝わるでしょう。
まとめ
最後に、看護師という仕事は人の生き死に深く関わる大切なお仕事になります。
しかし、そんな大変な仕事だとわかっていても貴方は看護師を目指そうと頑張っています。
面接ではたった10分、15分で貴方の人柄や考え方を面接官に伝えなければいけません。
人から聞いたような話ではなく貴方の素直な気持ちや思いを面接で出してみてください。
合格できるようにがんばってくださいね。