岡山県津山市にある衆楽園は、JR津山駅から車で約10分の市街地にあります。
四季折々衆楽園は美しく、春は桜をお花見、夏は池に浮かぶ睡蓮、秋には紅葉、冬は雪景色がとてもキレイです。
衆楽園のなかにある迎賓館をはじめとした4つの施設は一般貸し出しも可能です。
優美な大名庭園を存分に味わえる迎賓館の申込み方法、車移動が必須の津山市衆楽園周辺の駐車場について紹介します。
津山の名勝衆楽園紅葉のみどころ
岡山県津山市の名勝衆楽園にある近世池泉廻遊式大名庭園は、江戸時代初期1657年に京都から作庭師を招いて造らせた池泉廻遊式庭園で、国の名勝に指定されています。
かつては森家2代藩主長継(ながつぐ)の別邸として使われていました。
衆楽園は津山城の北側(津山市山北)に位置します。
四季折々の庭園が魅力で、新緑と池に咲く睡蓮、桜、紅葉、雪景色と色々な庭園が無料で開放されているため、ゆったりとした時間が楽しめます。
衆楽園の大半を占める池には鯉が泳ぎ、ハスの葉が一面にあり、いくつもの小さな橋が渡れるようになっていて、回遊式になっています。
通常の公園では剪定された木が多いのですが、衆楽園は、のびやかな木々が印象的で、立派な松が何本もあります。
なかでも有名なのは神代杉(しんだいすぎ)です。
秋にはモミジやカエデの葉が真っ赤に紅葉し、見ている人の目を楽しませてくれます。
紅葉とともに池の水面に映る島影の美しさや、島の配置など、洗練された美しさを感じます。
色づき始めるのは、11月上旬から11月中旬、最も美しく紅葉する時期は11月中旬から11月下旬にかけてです。
津山市衆楽園の迎賓館などの利用方法
津山の衆楽園では、迎賓館をはじめ美しい庭園を一望できる4つの建物があります。
庭園内の古い建物群を再現した「迎賓館」「余芳閣」「清涼軒」「風月軒」の貸し出しは一般にも行っており、お茶会やお食事会に利用出来ます。
迎賓館などの建物には座布団や長机、座椅子や演説台などの備品もあります。
設備等を傷めないように準備や片付け、使用後の掃除なども注意を払って使いましょう。
使用の申し込み方法は、津山市公園緑地課窓口にて事前に予約をします。
使用できる時間は衆楽園の開園時間内ですので注意してくださいね。
4~10月 | 11~3月 | |
開園時間 | 7:00~20:00 | 7:00~17:00 |
津山衆楽園の迎賓館の貸し切り申し込み方法
衆楽園建物利用申し込みのご案内はコチラ
〒708‐8501 岡山県津山市山北520番地
津山市都市計画課公園緑地係
0868-32-2097
こちらの窓口に行き、衆楽園建物利用についての有料公園施設利用申請書の提出をすると納付書が発行されます。
「新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に伴う施設使用許可の流れ」を津山市都市計画課窓口で確認していただき、申請時に「新型コロナウイルス感染症拡大防止対策チェックリスト」も添付するようになっています。
その後、その納付書で市内金融機関へ入金し、納入通知書兼領収書をもらいます。
受付は2か月前から可能です。
使用日当日には管理人に、「納入通知書兼領収書」を提示します。
以下、3時間までの金額となります。
7時~17時 | 17時~20時 | |
迎賓館(全館) | 5,500円 | 6,050円 |
迎賓館(1号館) | 3,850円 | 4,400円 |
迎賓館(2号館) | 3,300円 | 3,850円 |
余芳閣(2階) | 3,300円 | 3,850円 |
余芳閣(1階) | 2,200円 | 2,750円 |
余芳閣控室 | 1,650円 | 2,200円 |
風月軒 | 2,200円 | 2,200円 |
清涼軒 | 1,650円 | 1,650円 |
3時間を超える場合は1時間につき、上記金額の20%が加算されます。
どの建物も趣があり、大人数で紅葉を楽しむことができます。
ただ、暖房器具はありませんので暖かくして利用してくださいね。
津山市衆楽園とその周辺の駐車場案内
津山の衆楽園内には駐車場があり、小規模ですが車が停められます。
衆楽公園の入園料も無料、駐車場も無料となります。
その周辺の駐車場で一番近いのは、衆楽公園駐車場として道路を挟んだところにあります。
衆楽公園駐車場には約130台の車を止めることができ、さくらまつり期間中以外は無料です。
次に近い駐車場は約900m離れており、約90台止めることができますが、駐車場代500円がかかります。
衆楽園の基本情報と地図詳細
>>【楽天たびノート】
まとめ
津山の衆楽園は紅葉狩りは見事です。
衆楽園では、優美な大名庭園のなかにある迎賓館などの建物も借りることができます。
津山衆楽園では紅葉だけではなくお花見、雪化粧、新緑などを迎賓館でゆったりする時間を過ごすこともできますね。
衆楽園の駐車場もすぐ近くにあるため必要なものを持ち寄りキレイな紅葉を大人数でみるのも、きっと楽しいでしょう。
ぜひ、楽しいひと時をお過ごしください。