新人がミスで落ち込むのはいつまで許容?半年たっても使えない時は?

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会社に勤めてある程度経験を積むと、新入社員の指導係になることが多いと思います。

自分の経験を基に指導しますが、どうしても新人社員は経験が浅いので、ミスをすることがあります。

それでも、ほとんどの新入社員は経験を積むことで、ミスが減ってきますが、中にはいつまで経ってもミスが多い新入社員もいて、困ってしまいますよね。

そのようなミスの多い新入社員に対する指導方法についてご紹介します。

新人がミスで落ち込む時の声かけ方法


新人社員はミスをしても、どの程度の重要なミスなのかが判断できず、必要以上に落ち込むことがあります。

落ち込む新人の多くは責任感が強く、自分のミスで同僚や会社に迷惑を掛けてしまったと思うからです。

その場合、むやみに叱るのは最大のNGです。

反対に「頑張れ」などと励ますのも、他人事のように思えます。

落ち込んでいる新人にかける言葉は、普段どおりの接し方で、

「ミスをした原因を考え、ミスを改善するにはどうしたら良いかを一緒に考えよう。」

「ミスは誰でもあるし、僕も同じ失敗をしたよ。これも経験だと思って少しずつミスを減らしていこうよ。」

「一人前に近づいてきたね。失敗は成功の元だよ」

「大丈夫、何とかなるさ。ミスだらけの僕が言うのだから間違い無し」などがあります。

新人のミスを許容するのはいつまで?


あるアンケートによると、新人としてミスをしても仕方がないと思う期間は、

①約1年・・・約40%
②約半年・・・25%
③約3カ月・・・約15%

という結果があります。

許容する期間としては、約半年から1年というのが大多数です。

理由としては、半年程度で仕事にだんだん慣れてくるけど、未経験から仕事を覚えるには1年間通しての経験が必要という意見が多いようです。

単純作業、複雑な作業、専門的な業種などによっても、ミスの許容期間は異なると思います。


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新人が半年たっても使えない場合の指導方法


使えないと思われる新人には、おおむね次の特徴があります。

・社会常識に欠ける
・指示が理解できない
・勝手に仕事をする
・仕事の進み具合を報告しない
・一人で仕事を抱える
・遅刻をする
・電話に出ない
・時間にルーズ
・目標を理解しない
・ミスを報告しない
・言い訳をする
・人の評価を気にする
・考えが否定的など

です。

また、こういう新人はミスが多く、単純ミスを繰り返すことです。

指導方法は、ミスをしないための工夫を自覚させることです。

・指示内容や仕事の内容をメモさせる。

・仕事の優先順位を決め、いま何をすべきか考えさせる。終わった仕事はチェックさせる。

・報告・連絡・相談を必ず行うように指示する。

・ミスをした時は、原因を確認し、ミスを防ぐ方法を考えさせる。

・ミスした時は叱らずに、ミスの内容とミスの改善策を考えさせ、文書化させる。

・社会人としての責任を自覚させる。

また、指導する方も指導内容を見直してみます。

・新人に無理なことを押し付けていないか。

・一方的な指示や説明になっていないか。

・新人が相談や報告してきたとき、無視や適当な返事をしていないか。

・仕事がうまくいったら、きちんと評価する。

まとめ

新入社員も色々なタイプがいます。

ミスをしても叱るだけだと、やがてミスを隠すようになり、より大きなミスを引き起こすこともあります。

ミスをしても、その経験を活かし成長する方向へ導くことが大切です。

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