現在の日本では両親ともに働いている家庭は広く一般的になっていますよね。
小学生のお子さんがいる家庭では学童を利用することも多いでしょう。
働くママは、子どもの体調不良や急な用事で仕事を休まなければならないことがよくあると思います。
祖父母の家が近くにあって頼れる場合は預かってもらうこともできるでしょうが、必ずしも近くにいるとは限りません。
職場が理解のある環境ならば、突然休んでも大丈夫でしょうが、もし職場の人が独身ばかりだったら、冷たい態度を取られることもあるかと思います。
では、台風で小学校が休校になってしまったらどうでしょう。
休校の時仕事はどうするか、様々な意見を紹介します。
台風で学校休みになってたら仕事は働くママはどうしてる?
台風により学校が休校になった場合、働くママは仕事を休むのでしょうか、それとも仕事に行くのでしょうか。
普段は学童に子どもを預けているという方は多いです。
しかし、そもそも学童は学校が休みの時は開いていません。
近所に預けられる相手がいる場合はその人にお願いするというのも一つの方法ですが、それも難しいという人は多いと思います。
もし子どもが小学生でも高学年以上なら、一人でお留守番させるという人もいるかもしれませんが、世間の働くママたちはどうしているのでしょうか。
休む人、休まない人の主な意見をまとめてみました。
・家に一人で留守番させるのは心配
・雨風の音で子どもが怖がるかもしれない
・もしも何かあった時、子ども一人では対応できない
・子どもの命が最優先
・職場が休める環境ではない
・昼休みに様子を見に帰る
・何かあったら職場に連絡させる
・見守りカメラで様子を見る
仕事に行く・行かないは様々な要因で判断されます。
近年ではスマートフォンなどの発達によって、自宅の様子を見る「見守りカメラ」が普及しつつあります。
これは、自宅にカメラを設置し、スマートフォンでその映像を確認できるという機器で、何かあればすぐに分かるようになっており、小さな子どもやお年寄りの様子を見るのに便利です。
台風で休校のとき仕事を休む理由になる?
では、「台風で子どもの学校が休校になったので、今日は仕事を休みます。」
ということは、仕事を休む理由になるのでしょうか。
答えとしては、「休む理由に十分なり得る」です。
特に低学年の子どもなら一人で留守番させるのは心配ですし、預かってくれるところが無いならば尚更のことです。
子どもの安全を第一に考えたいものですね。
小学校が休校になる基準とは?
小学校が台風で休校になる基準の絶対条件は、「暴風警報」「暴風雷警報」が発令されていることです。
これらの警報が朝の時点で発表継続中であれば休校になります。
これは子どもの登下校に危険があると判断されるからです。
ただし、午前11時までに警報が解除されれば登校になる可能性もあります。
では、休校にするという判断は誰が行うのでしょうか。
まず決定を下すのは、各市区町村の教育委員会です。
教育委員会→各学校長→教職員→子ども・保護者の順に伝えられます。
また、「大雨警報」や「洪水警報」の場合は、自宅待機との連絡がない限りは通常通りの登校となります。
自宅待機かどうかは学校長が判断します。
何より、子どもたちの安全が第一ですので、それをもとに判断しているのです。
まとめ
休校になるかどうかの判断基準は各自治体や学校によって異なるということを、お分かりいただけたかと思います。
仕事についても、まずは何より子どもの安全を考えて、慎重に判断したいものですね。