近頃日本各地では、大雨が原因で大規模な水害が起き、多くの人々が被災しています。
そういう時に身内や知人などから被災した知らせを受けた場合、出来ることがあれば色々手助けをしたいものですね。
その水害などの被災者に、水害のお見舞いをする場合、どんな品物を送るか、また相手を気遣う言葉や金額の相場についてご紹介します。
水害お見舞いの品物の選び方と熨斗
水害の被災状態にもよりますが、ほとんどの方は非難するのを優先するため、重要な物以外はそのままの状態で被災していることが多いと思います。
そのため、日常生活に役立つ品物が現地では必要となるでしょう。
例としては、タオル・ウェットティッシュ・石鹸・ゴミ袋・食器などの日用品や飲料水・携帯食・調味料・即席めん・缶詰などの日持ちのする食料品と、これらを入れる容器にも使えるバケツが良いと思います。
直接連絡が取れる方であれば、何がほしいかを訊ねるのが一番良いですね。
被災しているところに不要な物を送っても、邪魔になるだけでかえって迷惑になります。
災害見舞いをするときの熨斗は不要です。
色のついたものは避けて、白無地に「御見舞い」や「災害御見舞い」で良いでしょう。
災害の場合は、特にこうだという決まりはありません。
水害お見舞いで一言添える言葉は?
水害お見舞いの言葉は、挨拶文・主文・結び文・日にちに従って書くと伝わりやすいでしょう。
・挨拶文・・・出だしの挨拶、急啓、急呈など。
時候の挨拶は省略します。
など
・主文・・・安否を気遣う言葉や援助の申し出などを述べます。
私どもも出来る限りのお手伝いをしたいと思っています。
お役に立てることがございましたら、遠慮なく御申し越しください。
まずは些少な物ですがお見舞いの物をお送りいたしますので、お役に立てれば幸いです。
など
・結び文・・・文章の結びの言葉です。
取り急ぎ書中にてお見舞い申し上げます。
など
・日にち・・・日付、差出人、宛名などです。
水害お見舞いの金額の相場は?
お見舞いの金額は、自分との関係や親しさによって違ってきます。
ご祝儀や香典と同じような考えですね。
一般的なお見舞いの金額の相場は次のとおりですが、その地域などの風習にもよります。
・両親・・・3万円~5万円
・兄弟姉妹・・・2万円~3万円
・祖父母・・・1万円~3万円
・叔父・叔母・・・1万円~2万円
・従妹、姪、甥・・5000円から
・他の親戚・・・5000円~1万円
・友人・恩師・・・5000円~1万円
・知人、会社の上司・同僚・恩師など・・・3000円~5000円
あくまでも相場なので、金銭的に余裕があれば上限はないでしょう。
まとめ
災害の大きさによっては、被災者が自宅以外の避難所にいることもあります。
お見舞いを送るときは、被災状態や確実に届く時期を考え、被災状況も常に変化するので、電話などで連絡を取り合い、生活に必要な物を送るようにしましょう。