日本人には馴染みが深い文化の「出汁」…。
海外ではスープストックなどと呼ばれていますが、海外から見るとそこまでするのか…と関心されるほど日本食では出汁にこだわるところがありますよね。
そんな出汁にも使用する昆布には、美髪効果が期待できるミネラルが豊富に含まれていることをご存知でしょうか?
今回は出汁や、おにぎりやおでんの具と、意外に食べる機会が多い昆布が持つ効果についてご紹介していきます。
昆布が髪に効果的な理由
先ほども少し触れましたが、昆布にはミネラルが豊富に含まれています。
ミネラルには骨や血液を作ったり、細胞の機能を向上させる働きがあります。
ちなみに、どれくらいミネラルが豊富かと言うと牛乳と比較して約23倍です。
ミネラルが豊富な上に約80%の高い吸収率を持っている昆布はスゴイ食品と言えるでしょう。
他にも、美容といえば新陳代謝ですよね。
たくさん血液を循環させて、汗をかいて体内から不純物を出す。このように新陳代謝は、美容と切っても切れぬ関係にあります。
新陳代謝が悪い方には、今紹介した血液の循環も原因にありますが、甲状腺ホルモンの減少にも原因があります。
昆布には、甲状腺ホルモンの分泌促進効果をもつヨウ素が含まれているので、甲状腺ホルモンが不足することが原因で新陳代謝が活性化していない人にとっては、改善のチャンスにもなり得ますね!
昆布のカルシウムは牛乳と比較すると
また、カルシウムも豊富に含まれているため丈夫な骨を作ることもできます!
こちらもどれくらい豊富なのかと言うと、牛乳と比較して約7倍と言われています!
ちなみに別名美容ビタミンとも呼ばれているビタミンB1、B2も含まれています。
ビタミンB1には疲労回復の効果も期待でき、ビタミンB2にはミネラルと同様に健康な皮膚や髪、そして爪を作りそれらの成長を促進する効果があります。
口内炎や肌荒れ、髪のトラブルに悩んでいる人にとっては、昆布は最高の食べ物です!
昆布の効果は髪だけじゃない?
オススメの摂取方法ですが、これと言っておすすめがあるわけではありませんが、昆布はさまざまところで活躍する名脇役です。
おにぎりの具にしても良いですし、おでんの具としてそのまま食べても良いですよね。
煮物にしても、出汁だけ取って何の料理にしても良いです。
結局、意外と何にでも使えるので、自分が一番摂りたい方法で摂るの一番なのではないでしょうか!
ただし、低カロリーで嬉しい!と調子にのって食べ過ぎると危険も隣り合わせです。
昆布には、ヨウ素の過剰摂取で甲状腺の機能障害が起きる可能性もあるといわれていますので、くれぐれも摂りすぎには注意してくださいね。
まとめ
高血糖の方も、意外と高糖質の食品なので気を付けて摂取する必要がありそうですね。
この美容成分の塊のような食品、昆布をたくさん食べて美容も健康を意識してみてはいかがでしょうか?