女性にとって出産とは一世一代の大イベントですよね。
生まれた子どもを育てる時、最初の方で訪れる選択に「母乳で育てる」「ミルクで育てる」「半々で」というものがあります。
母乳でとなると、お母さんはお腹が空くものです。
赤ちゃんにより良い母乳をと思い、小腹が空いた時に食べるものもなるべく自然食品を・・・など、食べるものの栄養価や質にこだわったりしますよね。
また、女性は産後太りについても気にするものです。ここでは産後太りを解消するダイエットについて紹介していきます。
さつまいもとゆで卵ダイエットは栄養バランス的にいつ食べる?
さつまいもは栄養価が高く、食物繊維が豊富なので置き換えダイエットには適しています。
では、さつまいも・ゆで卵ダイエットのやり方について説明します。
おすすめのやり方としては、大きく分けて5つあります。
1.昼もしくは夜の主食をさつまいもに置き換える
さつまいもを食べる際には少量の油と一緒だとより効果が得られます。
2.生野菜をしっかり食べる
火を通したさつまいもには酵素が無いため、さつまいもと同量程度の生野菜を食べることが大切です。
3.主食は玄米や雑穀米にする
白米はカロリーが高く、血糖値もすぐ上昇してしまいます。
普段の主食を玄米・雑穀米にすることにより血糖値をゆっくり上げ、ダイエットにも効果があります。
4.水を飲む
さつまいもは食物繊維が豊富です。食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」がありますが、さつまいもは不溶性食物繊維に分類されます。
不溶性食物繊維は胃や腸の中で水分と結合して作用するため、水を多く飲むことが大切です。
目安としては、1日1.5リットルくらいですね。
5.タンパク質をとる
さつまいもだけでは栄養バランスに偏りが出てきます。
中でもタンパク質が少ないため、別の食品で補う必要があります。
タンパク質をとらないと、筋肉が衰えたり代謝が低下したりして、却ってダイエットにはマイナスになってしまいます。
卵は良質なタンパク質を豊富に含んでいますので、ゆで卵も一緒に食べましょう。
ダイエット中のおやつはさつまいもで低GI
皆さんは「GI」という数値をご存知ですか?GIとはグリセミック・インデックスのことで、食べてからどのくらいの速さで血糖値が上がるのかを示した指標です。
この指標はブドウ糖を100とした場合を基準としており、値が60以下の食品が「ゆるやか」であるといわれています。
さつまいもはGI値が55なので、低GI値食品であるといえます。
ただし、注意点が。
さつまいもは調理方法によってGI値が大きく変化するのです。
では、それぞれの調理方法での数値を見ていきましょう。
・生のまま=55
・30分ゆでる=41~51
・油で揚げる=69~83
・炭火焼き=77~87
・45分かけじっくり焼く=86~102
上記のように、同じさつまいもであっても調理方法によってGI値は大きく異なります。
ダイエットを考えるなら、蒸かし芋がおすすめですね。
かぼちゃとさつまいもではダイエット効果があるのはどっち?
かぼちゃとさつまいも、両方とも芋類ですがその栄養成分は異なる点も多いです。
では、それぞれの栄養素について比較してみましょう。
・糖質:かぼちゃ10.9g、さつまいも31g
・食物繊維:かぼちゃ4.1g、さつまいも3.8g
・ビタミンC:かぼちゃ32mg、さつまいも20mg
・βカロテン:かぼちゃ3900μg、さつまいも27μg
同じ芋類でも違うところが結構ありますよね。
全体的にかぼちゃの方が栄養素が高いです。
そのため、単純に体重を落としたいのであれば、かぼちゃの方がおすすめといえます。
しかし、筋肉増量を目指す場合は筋肉を作るためのエネルギーが必要なため、さつまいもの方が良いですね。
ダイエットの目的に合わせて上手に食べ分けをしましょう。
まとめ
白米が150gあたり約252kcalなのに対してさつまいもは150g約195kcalと、白米よりもカロリーが低い食べ物です。
また、さつまいものビタミンCはリンゴの約5倍、カリウムが豊富でカルシウムや食物繊維を含んでおり、皮にはポリフェノールがあるなど栄養豊富ですね。
ダイエットは大変ですが、さつまいもと卵を上手に食べて、健康的に理想の体型を目指しましょう。