近頃は日本でもハロウィンになると、各地でイベントが開催され、仮装をした人達が街を練り歩いたりしています。
でも仮装者が大勢集まる場所では、トラブルやゴミの散乱などが問題となっています。
そしてその散乱しているゴミを拾う団体がいますが、良いことをしているにも関わらず、偽善者よばわりされることもあるようです。
何故でしょうか?その理由を探りましょう。
ハロウィンの渋谷が混雑する時間と場所
全国のハロウィンで、最も盛り上がっていると言われるのが、東京渋谷でしょう。
ハロウィン本番は10月31日ですが、本番以前の金曜日頃から渋谷スクランブル交差点や文化通り、道玄坂の一部が歩行者天国になります。
2017年の時は、10月27日(金)から10月31日(火)の18時~22時までが歩行者天国になったようです。
その時間帯になると仮装者が姿を見せ始めますが、通常の見物人も増えるので、18時頃から23時頃までは人、人、人となります。
混雑する場所は、TVでよく放映されるスクランブル交差点をメインとして歩行者天国が混雑します。
その場所以外にも状況によっては、警視庁の方で交通規制が入ることもあります。
ハロウィンの渋谷に集まる人数は?
渋谷のスクランブル交差点は、1回で3000人が横断し、1日50万人が渡るという情報がよく使われていますが、正式に交通量調査をしたわけではなく、過去に渋谷センター商店街振興組合が、こんなもんじゃないのとHPでPRしたのが、広まったようです。
また、加えてNTTドコモも、計測したわけでなくその情報にのって、CMで1回3000人と流したのも根拠?付けになったようです。
実際に新聞が写真検証したところ、1000人から2000人が妥当のようです。
それでも1日通行量の最大は30万人程度にはなるようです。
凄いですね。
ハロウィンで渋谷に集まる人数は、正式な人数を計数した根拠はないようですが、100万人以上という情報はよく目にします。
でもさすがに大げさですよね。
商店街のPRには良いかもしれませんが。
一般の通行人を差し引くと、かなり参加人数は減ります。
実際の参加者は多くて10万人から20万人程度ではないでしょうか。
ただし、一般の通行人に加えて、狭い範囲で仮装者がうろうろしていますので、身動きが取れないほどの混雑になる場合があるので、ご注意ください。
ハロウィン後のゴミ拾いが偽善と言われる理由
ハロウィンでは、参加者のゴミ捨ての問題が多く取り上げられます。
騒ぐだけ騒いで、ゴミを捨てていく行為です。
それに対して、ゴミを拾い集めているボランティアの団体がいて、良いことをしているのに、何故か偽善的行為だと非難する人もいるようです。
SNSなどで、ゴミ集めをしていることを載せることがどうも気に入らないようです。
「俺たちすごいでしょ。偉いでしょ。」「私ゴミ拾いをしているのよ。褒めて、褒めて。」「良いことをしたからって、人に言うのは違和感がある。」「目立つところでしか、ゴミ集めしない」
などの意見があります。
でも、多くの人は非難する人に対して、
「何もしないで、口ばかりの人間よりも、ゴミ拾いする方がいいだろう。」「結果的に綺麗になるのに、文句をつけるのはお門違い」「偽善的なこともしないで、文句だけ言うほうが害悪」
と反論しています。
あくまでも私見ですが、本来非難されるべきは、ゴミを散乱させている人間であって、ゴミを拾い集めている人が非難するのは間違っていると思います。
自己PRだとしても、良いことをして褒めてもらいたいのは、人としての普通の感情です。
まとめ
人が多く集まる場所で、ゴミが散乱するのはよくありますが、一人一人がゴミを出さないことや、自分でゴミを持ち帰るようにすれば、発生しない出来事です。
ゴミなどの後始末をしなくても良いイベントになると良いですね。