飛行機で出張や旅行する時は、天気予報が気になりますよね。
まして、台風が接近している場合は、無事に飛行機が飛ぶのだろうかと、心配になると思います。
台風の影響で欠航になるのはいつか、また格安航空のジェットスターの場合は、どうなのかについてまとめました。
台風で飛行機が揺れるのはどこまで大丈夫?
飛行機が揺れるのは、台風というよりは、天候悪化による風・気流の乱れが、主な原因と言われています。
通常飛行機が飛ぶ高度は7,500mから10,000mの高さを飛びます。
そのため、この高さになると、台風や悪天候の影響はほとんど受けることがないので、安全に飛ぶことができます。
しかし、離着陸などで高度が低い時には、強風や気流の乱れがあると影響を受けて、機体が揺れるわけです。
まれに台風が発達して10,000m以上になった場合は、ほとんどの場合は迂回しますが、台風の強風は砂時計のように上端と下端が広く、中心部分が狭いため、安全を確認した上で突っ切ることもあります。
飛行機は、天候が良くても風が強ければ欠航になります。
横風の制限は、各飛行機の種類や各空港で設定されていて、おおよそ横風の秒速が12.5mを超えると滑走路が使用できないため、欠航になることがあります。
台風で飛行機の欠航いつ決まる?
飛行機が離着陸する空港や空港付近が暴風雨などで、風が強いとか気流の乱れがあり離着陸ができない場合は欠航になります。
また搭乗しようとする飛行機が、どこからか出発してくるときに、出発する空港が荒れていて離陸できない場合も、欠航になることがあります。
欠航の原因は、滑走路での横風、視界不良などがあり、各運行会社によって機種や機材、パイロットの技術などによって運行基準が異なります。
全航空会社が欠航の場合や、一部だけ欠航するのもそのためです。
明らかに台風の影響が激しく、離着陸不能の場合は早めに欠航が決まるでしょうが、微妙な場合は、ほぼ出発ギリギリまで欠航の是非を検討します。
もし、風の状態が良くなれば、状態を見計らって離着陸をすることもあるからです。
当然、安全に離陸できる場合に限ります。
台風で飛行機が受ける影響ジェットスターの場合
台風などの風の影響で欠航するのは、大手航空会社とジェットスターで極端に違いがあるわけではありません。
あくまで、安全に飛べるかどうかの判断になります。
大手とジェットスターなどの格安航空会社との違いは、機材や飛行機の数、乗務員の人数なので、これらのやりくりによっては、ジェットスターの離陸が遅延する確率は多いという結果がでています。
特に搭乗する飛行機が、他の飛行場から飛んでくる場合は、遅延するのを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。
最初から、時間に余裕を持った計画で利用した方が無難ですね。
ジェットスターの航空券を購入するときにアドレスを登録していると、前日までに欠航が決まった場合に連絡がきます。
ただし、当日の天候によって欠航するかどうかの判断がギリギリになる場合もあるので、通常どおり飛行場で待機することも必要です。
まとめ
台風が接近しているときは、最初から欠航となればあきらめがつきますが、ぎりぎりまでわからないと困りますね。
そのような場合は、飛行機以外の交通手段で行くか、時間的に余裕を持って台風の影響の少ないうちに目的地に行くことを検討しましょう。