大雪山旭岳の登山ルートとおすすめの時期は?難易度別に紹介します!

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北海道にある大雪山旭岳。北海道の中でも最高峰にあたる山で、登山家なら誰もが一度は登りたいと思う山でもあります。

登山経験が浅い初心者でもロープウェイで上がってから山歩きをすることができるとあって、毎年数多くの登山客が訪れています。

そこで今回は、大雪山旭岳の登山ルートやおすすめの時期、そして難易度などについてまとめてみました。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

大雪山旭岳のおすすめ登山ルートと宿泊施設


大雪山旭岳は標高2,291mの火山で、初心者でも登山できる山としても有名ですが、実際に2,000mを超える高山であることには間違いはなく、過去には遭難者も出たことがありますので、その点には注意が必要です。

初心者にオススメなのは、大雪山ロープウェイを使って標高1,600mまで一気に登り、そこから歩いて登るコースです。

姿見駅から頂上を目指し、そこから姿見駅まで戻るのに、およそ5時間前後かかります。

登山中級者の方であれば、ロープウェイは利用せず、登山口から頂上を目指してみても良いでしょう。

中級者レベルであれば、頂上までは約5時間半前後、下りは約4時間もあれば往復できるかと思います。

このルートで登山する場合には、9時間以上は歩き続けることが出来る人でなければ無理だと考えて下さいね。

ちなみに上級者ともなれば、姿見駅から旭岳の頂上を目指し、さらに黒岳の頂上も制覇して戻ってくるコースもあります。

このコースは、往復で14時間から15時間ほどかかりますので、かなり体力のある人でなければ難しいですね。

ちなみに、大雪山付近には、数多くの宿泊施設があります。

中でも旭岳温泉ホテルベアモンテはハイグレードなホテルとしても有名です。

冬にはパウダースノーに包まれた大自然を思いっきり満喫できます!

登山だけでなくウインタースポーツを楽しむ人たちにも人気のホテルなんですね。

温泉も源泉かけ流しですので、登山で疲れた身体を癒やすのにもピッタリですよ。

旭岳登山に最適な時期は?


旭岳を登山する場合、初心者なら最適な時期はやはり歩きやすさも考慮して7月もしくは8月頃だと思います。

もちろんご存知のように、山の天気は変わりやすいので、夏山でも突然見通しが悪い状況の中で登山をすることになる可能性もあったり、気温が急激に下がったりすることもあるので、その点には注意が必要です。

中級者や上級者レベルにもなれば、大雪山の紅葉の中で登山を行う人も多いようです。

大雪山の秋はちょっと早めに訪れるため、8月下旬頃には紅葉が始まると言われています。

例年、9月下旬頃には初雪が降るそうですので、ちょっと登山には自信がないなぁ。

と思われる方は、紅葉の中での散策をメインとして、頂上を目指すのはやめた方が無難かもしれません。

というのも、9月は天候によって気温が大幅に下がることもありますので、大変危険なんですね。

なので絶対に無理はせず、紅葉を楽しむだけでも十分満喫できると思いますよ。

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大雪山登山の難易度別ルート


大雪山旭岳を登山する場合、初心者ならロープウェイを使って気軽に自然散策を行うトレッキングコースがオススメです。

ロープウェイで姿見駅に着いたら、そこから第一展望台、第二展望台、第三展望台、第四展望台、姿見の池、第五展望台とぐるりと回る散策コースが安心かつ安全でオススメです。

1時間ぐらいでぐるりと散策でき、道に迷う心配もありません。

なお、初心者の方でも頂上を目指したい!と思う人は、ロープウェイを降りてから頂上を目指すコースもあります。

中級者レベルになると、ロープウェイを使わずに登山口から直接歩いて登るのもアリですね。

また、姿見(170分)→旭岳(60分)→間宮岳分岐(50分)→北海岳(60分)→黒岳石室(20分)→黒岳(50分)→七合目登山事務所の順で目指して歩くのもオススメです。

難易度は少し上がりますが、高原植物が咲いていたり所々に残っている雪渓が、これまた綺麗な景色を見せてくれるので、これもまた楽しみのひとつでもあります。

上級者レベルになると、難易度はさらに上がり、2泊3日の泊まりがけで登山を楽しむ人も多いようです。

気になるルートですが、

1日目姿見(170分)→旭岳(110分)→北海岳(80分)→白雲岳分岐(20分)→白雲岳避難小屋(宿泊)

2日目には白雲岳避難小屋(60分)→高根ヶ原分岐(120分)→忠別沼(50分)→忠別岳(55分)→忠別岳避難小屋(宿泊)

最終日の3日目忠別岳避難小屋(80分)→五色岳(90分)→化雲岳(60分)→ポン沼(270分)→化雲岳登山口

と言ったように、3日間に渡って登山を楽しんでいる人が多いようです。

見晴らしの良い高原、そして高原に咲いている高原植物など、大雪山の大自然を思いっきり満喫できるコースになっているんですね。

運が良ければ道中でシマリスに出会える可能性もありますよ。

大雪山旭岳ロープウェイの基本情報と地図詳細
>>【楽天たびノート】

まとめ

いかがでしたか?

大雪山旭岳は、ロープウェイもあるので比較的初心者でも登山しやすい山としても知られていますが、実は意外と難易度の高い山としても有名です。

初心者の方は最初は散策コースから初めてみるのが良いかもしれません。

中級者、上級者レベルの人でも、山の天気や気温までははっきりと把握しづらいところもあります。

山風は、夏とは言えど冷たく感じるものです。

防寒着はしっかり着用し、少しでも危険を感じた時には迷わず引き返す勇気も必要ですね。

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