介護施設では毎年、季節の行事ごとにイベントを開き、贈り物や美味しい季節食、メッセージカードなど工夫を凝らした催しを入居者のために開いています。
中でも、メッセージカードというのは文書を書くのでどのように書こうか、どんなカードを作ろう?と悩むところでもありますね。
そこで、そんな介護施設で開くイベントでお年寄りに渡すメッセージカードやプレゼント、職員の余興などもご紹介します!
施設で敬老の日にメッセージカードを手作りして渡そう!
どの季節の行事でも、必ずプレゼントと一緒にメッセージカードを渡す事は多いと思います。
入居者の数だけカードを用意するのも大変ですが、大きな施設だと入居者が100人なんて事もあります。
予算の関係もあるので、できるだけ簡単に手作りしたいですよね?
そんなメッセージカードを簡単に、尚且つ喜ばれるメッセージカードをご紹介します!
【画用紙のフォトフレームカード】
フォトフレームは、もう定番中の定番かも知れませんね。
色違いの画用紙2枚で、1枚はもう1枚より2㎝位小さい画用紙にして、それを2枚重ねてくっつけます。
そうすると、大きい方の画用紙がフレームのようになりますよね?
そしたら、上に重ねた小さい方の画用紙にお年寄りの写真を切り抜いて貼って、その周りにイラストやメッセージを書きます。
パソコンでイラストを拾ってきて貼っても良いですね。
参考サイト→イラスト無料素材 わんパグ
≪メッセージ一例≫
いつも元気にお喋りしていて、とても楽しい〇〇さんが
みんな大好きです!
これからも、楽しいお話を聞かせてね!
【厚手の画用紙でメッセージカード】
厚手の画用紙、工作用紙でも構いません。
大きさは特にどの位でもいいですが、A4くらいが丁度良い大きさかなと思います。
それを2つ折りにして、片方のページにはお年寄りの写真を貼ります。
もう片方のページは、ハート型や星形、マル型でもいいので形を書いてハサミやカッターなどで切り抜きます。
それが、2つ折りにした時にその切り抜いた形からさっき片方のページに貼ったお年寄りの写真が見えるように切り抜きます。
そして、メッセージを写真の下でも良いので書いて、全体的にはマスキングテープやシール、イラストなどで可愛く書けばメッセージカードの出来上がりです。
≪メッセージ一例≫
毎日必ず自分で歩こうとする姿はとってもカッコいいです!
〇〇さんは頑張り屋さんなので決して無理しないように、きっと足の具合も良くなりますよ!
【折り紙のメッセージカード】
折り紙で縁起の良い鶴の要領で折ってメッセージを挟むことができる可愛いメッセージスタンドを折ってメッセージを挟むのも良いですよ。
≪メッセージ一例≫
〇〇さまは、最近食欲が出て来ましたね!
顔色もとっても良くなって、私達も喜んでいます!
ますますお元気に過ごしましょうね!
敬老の日はプレゼントも手作りで施設を盛り上げよう!
メッセージカードと一緒に、プレゼントも渡したいですよね?
これも手作りだったりすると、とても気持ちの籠もったプレゼントになると思います。
一部、ご紹介します!
【ティッシュケース】
箱のティッシュケースを使って、オリジナルプレゼントを作ります。
箱の真ん中に、ティッシュが出てくるところがありますね?
そこをもう少し大きめに四角く切り抜いてしまいます。
そして箱を横にして、フェルトなどで雛人形みたいにお年寄りの人形を作ったり、簡単にお年寄りの顔写真や家族の顔写真を切り抜いて、箱の内側に糸を付けてテープで留めて吊るし揺れるようにします。
ティッシュケース自体も、色柄の付いた包装紙やマスキングテープなどで可愛くして、夏だったら箱に海で拾ってきた貝殻をボンドでくっつけて可愛くデコレーションをしちゃうのもおすすめです!
箱の中に、これまた手作りのチョコレートやカステラなど入れてみると喜ばれそうじゃないですか?
【お手玉】
これはお年寄りには懐かしい遊びですよね?
昔を懐かしみながらお手玉をやってもらえれば、ボケ防止にも良いかもですね!
できればこれも、生地を買ってきて手作りでお手玉を作ってみると良いですね。
お手玉の中には、一般的に小豆を入れます。
生地は1枚が手の平サイズ位でいいと思います。
それを2つ折りにして、縦と横の開いてる所を糸で縫い合わせます。
切らないで縦横一気に縫ってください。
横に縫った糸を引っ張ると巾着のように絞れますので、そこを糸でグルっと巻いて真ん中から針を通して留めます。
最後に1つ開いてる所があるので、そこから裏返しにします。
筒状になると思うので、その中に小豆を入れて糸で縫って口を塞ぎます。
小豆の量は、生地の大きさによって量を調節してください。
大体、生地の入れ物に対して3分の2位が良いでしょう。
裁縫が得意な職員さんなら、独自の作り方があるかも知れませんね。
その他、巾着袋なども作ってみると喜ばれますよ!
まだまだ、頭を捻ればたくさんアイデアはあると思うので、家族や他の職員さんと分担して作って、スピーディーに仕上げたいですね。
施設で敬老の日のイベントは職員の余興で笑顔を誘おう!
プレゼントやメッセージカードも去ることながら、敬老の日のイベントで何をやるか企画するのも大変ですよね?
この問題は、いろんな施設で言える事ですね?
幼稚園や学校のPTAなどでも、こうしたイベントの余興を企画する事があります。
その時にやった事がある物を少し、上げてみます。
【ラケットで風船運び】
これは運動会とかでもラケットでボールを運んだりってありますよね。
風船だとフワフワして運びづらいですが、それがゲームとしては面白いですよね?
【2人で新聞紙を綺麗に破く】
2人ペアで、お互いの右手と左手で新聞紙を縦、横となるべくまっすぐに綺麗に破くというものです。
破き方は自由なので、2人で工夫して破きます。
お年寄りと職員さんが一緒ににすると、楽しいと思います。
1人でやるのと違い、互いの息を合わせないと綺麗に破けません。
制限時間を設けて、その時間内に何枚破けるか?
枚数の多かったチームが勝ちです!
因みに、私が学校でやった時は制限時間10秒でやって1枚しか綺麗に破けませんでした。
意外と難しいかったので、もう少しルールは考えた方が良かったです。(泣)
【二人三脚でおめかし合戦】
これは子供の運動会で出した企画でしたが、二人三脚で10m先で座っている先生に、二人三脚で走って来た2人の生徒が色紙で先生の顔にお化粧したり、頭にお花をあしらったり、首にストールを巻かせたりするというものでした。
赤い色紙で丸く切ってある物はほっぺたに付けて、黒の色紙で長方形に切ってある物は、まゆげの所に付けたりしてお化粧します。
ストールやお花は本物を使って、おめかしさせます。
チーム全員が1組ずつ眉毛、ほっぺた、ストールと1つずつ付けていくんです。
できるだけたくさん飾り付けしてチーム全員が一つずつできるように数を合わせないといけませんでした。
早くお化粧とおめかしを完成させたチームが勝ちです!
これは、お年寄りにおめかしさせるでも良いですよね?
あとは、お祭り的にやるなら和太鼓とか、ビンゴゲームなんかもお年寄りには楽しんで貰えるんじゃないかなと思います。
既にやってると思いますが、近くに幼稚園とかあるなら、そこの園児に来てもらって歌や踊りも良いですよね?
お年寄りは小さい子供が大好きですから、とても喜んで貰えるでしょう。
まとめ
施設での催し物はとても大変ですが、「お年寄りに喜んで貰いたい!」
「自分たちも気分転換したい!」と思えば、自然と楽しく企画できると思います。
手作りでメッセージカードやプレゼントを考えるのも、楽しいと思ってやるものですから、大変と思ってしまうと何のためのイベントか?って気がしませんか?
サービス精神や、いつも頑張っている自分へのご褒美というつもりで企画しても良いと思います。
是非、職員さんもみんなで楽しめるイベントになるよう、この記事が少しでもお役にたてれば嬉しいです!