住宅ローン銀行の決め方は?借入予算や返済期間も変わってくる!

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憧れのマイホーム。

住宅展示場に行ってみたり、ハウスメーカーで話を聞いてみたり、夢だったマイホームが徐々に現実へと近づいてきます。

マイホームへの夢の裏で気になる住宅ローン。

経済の流れは誰にも読めません。

しかし、何が我が家に合っているかを決めることは出来ます。

銀行を選ぶ基準や決め方について、こちらでご紹介します。

住宅ローンの銀行の決め方は?


広いリビングが欲しい、シューズインクロークが欲しい、皆でBBQが出来る庭も憧れる、ガレージもいいな、など夢が膨らむ一方、増していくのはローンへの不安ではないでしょうか。

何となく聞いたことのあるのが、固定金利、変動金利。フラット35もCMで耳にしたことがある。

しかし、実際のローンについては詳しいことが全然わからないし、既にマイホームを購入している同僚や友人にも、なかなか詳しくは親しい仲でも聞けませんよね。

さらに住宅ローンを扱っている銀行はいくつもあります。

都市銀行、地方銀行、信用金庫、ネット銀行などなど、悩むのも無理ありません。

今は銀行も個人の住宅ローンに力を入れており、金利はもちろん、様々なキャンペーンを企画しては、他行との差別化を図ろうとしています。

住宅ローンの銀行を選ぶ上で、指標になるのは次の通りです。

  • 金利
  • 繰り上げ返済の手数料
  • 融資の手数料やローン保証料
  • 団信と呼ばれる団体信用生命特約料
  • (借り主が亡くなった時にローン残額が免除される保証)

  • 火災保険や地震保険
  • ガン保険などの保険料
  • 5年、10年、15年固定など金利の種類
  • の多様性などです。

    それぞれのハウスメーカーと提携している銀行もあり、そこを利用すると、融資の審査がおりやすいなどと住宅営業マンからおすすめされることもあり、それも決め方の一つになるでしょう。

    ついつい気になるのは、大きく銀行が表示してある金利の部分ですが、優遇金利というものがあり、借り手の自己資金(頭金)や借りる総額、借りる期間、世帯年収などを全て審査した上で、店頭に表示されてある金利から、いくらマイナスして銀行が貸すか、ということになります。

    本当に融資してもらえるか、いくら優遇してもらえるかは、実際に審査の申し込みをし、数週間後に審査結果として返事がくるまでわかりません

    銀行によって審査の厳しさにも違いがあり、表面の金利だけでは決められないものなのです。

    長期固定金利、5年、10年固定金利、変動金利と金利の種類もたくさんありますが、いつまで優遇金利が適用されるのか、ということも重要になってきます。

    10年固定金利が変動金利よりも安いから、といっても、10年が過ぎ、11年目に固定から変動金利へと移行した際に、優遇される利率がかなり低くなり、そこでぐっと返済額が上がる場合もあります。

    目先の金利にとらわれずに、長期での金利をシミュレーションして考える必要があるのです。

    また、金利だけではありません。

    ローン保証料や手数料、団信料も見過ごすわけにはいきません。

    団信込みでの金利を推している都市銀行や地方銀行でも、窓口のある銀行では、事務手数料が高額になります。

    また、窓口がないネット銀行は、金利も安く、事務手数料がかからないけれど、その他の手数料が高い場合があります。

    そして、窓口がないので、全て手続きや必要な書類を自分で集めて郵送したり、メールで送ったりしなければならず、審査がおりるまでにも1~2ヶ月かかってしまうこともあります。

    金利は、融資が始まる月の金利が適用されるので、審査申込時よりも金利が上がってしまっていることも考えられます。

    また、直接会って審査することも出来ないので、その他の銀行より審査が厳しくなるようです。

    どこの銀行もメリット、デメリットがあり、どこが良いか、どこを決め手にするかは人それぞれです。

    融資額も高く、金利の種類も多い、団信やガン保険にも特化した大手都市銀行での安心を選ぶことも一つ、金利は高いが地元に根付いた地方銀行で細やかなサービスを受けることを選ぶのも一つ。

    最近になって広まってきたネット銀行を信じ、金利や事務手数料の安さを選ぶことも一つです。

    マイホームを購入することによって、自分たちのお金の流れがどう変わるのか、生活スタイルがどうなるのか、各家庭でしっかり見据えて検討することが大切ですね。

    住宅ローンの借入予算の決め方は?


    マイホームを建てる上で、皆さんが必ず悩むところが、予算の問題ですよね。

    予算があるからこそ悩むものです。

    住宅ローンを組む上で大切なことは、皆さんもおわかりの通り、本当に返済していける額なのか、ということです。

    住宅ローンに全財産を使うことは出来ません。

    新居に引っ越す際の引っ越し費用や、退去費、家具家電などを購入する場合は準備費もローンとは別に必要になります。

    また、子供がいる場合は将来の教育費を残しておきたい、という方もいるでしょうし、事故や病気、被災してしまうなどの予測できない出費を見越して、3ヶ月から半年家族が生活していけるだけの予備費も手元に残しておいた方が良いでしょう。

    一般的に、毎月の返済額は、収入の2~3割が妥当だとされているようです。

    銀行や住宅営業マンに、試算した月々の返済額を伝えると、いくら借り入れることになるかを計算してもらえます。

    手元に残しておくお金が確保できた上で、まだマイホーム資金に使えるお金があるのであれば、そちらを頭金として借入額を減らすことも出来るし、または、マイホーム予算をその分上げることも出来ます。

    銀行や営業マンに聞かずとも、インターネットで簡単にローンシミュレーションが出来るサイトも数多くあります。

    今一度我が家の資産を見直し、マイホームに使える金額を計算し、月々のローン返済額、借入額を考えてみてくださいね。


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    住宅ローンの返済期間の決め方は?


    借入金額や、月々のローン返済額を計算する上で、決めなくてはいけないのが、返済期間です。

    当然ですが、返済期間が長ければ長いほど、それだけ利息がつくので借入総額は高くなります。

    借入総額を重視するのか、少しでも返済期間を長くして月々のローン返済額をおさえるのかは、家庭次第です。

    今では、繰り上げ返済という言葉が当たり前のようになってきています。

    その理由として、ほとんどの銀行で、繰り上げ返済手数料を無料にしていることがあげられるでしょう。

    返済期間を短く組んだのに、実際に返済が厳しく、途中で期間を延長する、ということはとても難しいです。

    ならば、長めに返済期間を設けて、余裕が出来た時に、どんどんローン返済していくという、繰り上げ返済の方法を採った方が、安心だと考える方が多いのでしょう。

    また借り入れる時の年齢も重要ですよね。

    20代~30代前半であれば、30年で組んだとしてもまだ働けている可能性が高くなります。

    35年で組み、繰り上げ返済をして、何とか定年までには払い終える、と予定している方も多いのではないでしょうか。

    しかし、30代後半以降になると、30年ローンでは銀行が融資してくれない場合もあります。

    定年までの期間がどれだけあるか、ということも踏まえ、マイホーム購入時の年齢も重要な決め手になります。

    まとめ

    月々の返済額はいくらまで払えるのか、ある程度納得のいくマイホームにする為にはどれくらい必要で、支払える月々の返済額におさえるには返済期間は何年にすべきか。

    銀行や、借入額、返済期間のそれぞれの決め手をお伝えしてきましたが、全てを家庭でよく話し合った上で、住宅ローンは決めなければなりません。

    住宅ローンの話になると、どうしても不安がつのったり、思い描いていたマイホームとは違ってしまったり、重くなりがちですが、その中でも、家族が幸せなマイホーム作りがそこにはあるはずです。

    マイホーム作りを通して改めて将来設計を見直し、幸せな未来が待っていることを祈っています。

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