災害はいつ起こるか分かりません。
過去には、「阪神淡路大震災」や「関東大震災」など、突然の被害に遭い、それと共に人々の災害への意識も年々強くなってきました。
日頃から、いざという時のために防災用品を揃えている人も多いでしょう。
そんな中、頭を守るヘルメットについて、大人用のヘルメットは多く出回っていますが、子供用の防災用ヘルメットというのはあまり見掛けません。
大切な我が子の頭を守るために、子供用の「防災用ヘルメット」を探している人もいると思います。
そこでここでは、子供用防災ヘルメットはあるのか?サイズや価格はどれくらいか?
ない場合、代用できるものは何があるのか?などをご紹介していきましょう!
防災時ヘルメットとして代用できるものは?
防災ヘルメットは家族全員の人数分すぐに揃えば良いですが、なかなか人数分揃わない場合もあるかと思います。
特に子供用の防災ヘルメットは、手に入りにくいかも知れません。
しかし、日頃からヘルメットを持ち歩く訳にもいかないですし、いざという時に何か代用できる物や知識を見つけておく必要もあると思います。
いつどこで起こるか分からない災害のために、その時いる場所別に代用品になる物や注意点をいくつか挙げてみましょう。
【屋内・家の中、お店など】
・コンビニやスーパーにいる場合
突然地震などで揺れ出したら、まずは頭を守る事が先決です。
買い物などでお店の中にいた場合に代用できる物は?
〇雑誌を頭に乗せてネクタイなど、ヒモになるような物を見つけて頭に被った雑誌を縛る!
〇スーパーなどの場合は、カゴを頭に被る!
〇物が落ちてきやすい、商品棚から離れる!
・家の中にいた場合
〇鍋や枕・座布団などを被る!
〇窓際には近づかない!
〇タンスなどがある部屋の隅には近寄らず、なるべく部屋の中心でかがむ!
【屋外・建物の外】
・建物の中におらず、移動などで道路を通行してる場合
〇自分が持っているバッグやリュックなどで頭を守る!
〇建物や木の傍、ブロック塀には近寄らず、何もない道の真ん中でしゃがむ!
〇比較的新しい鉄筋コンクリートの建物の中に逃げ込む!
ヘルメットの代用になりそうな物がある場合は、何でも良いので頭に乗せる、ない場合は落下物の心配がない建物の中や公園など広い場所でしゃがんで、揺れが治まるのを待ちましょう。
防災ヘルメットの子供用と大人用の違い
防災ヘルメットに、大人用と子供用で何か違いはあるのでしょうか?
【大人用ヘルメット】
・対候性、耐熱性に優れている。
・国家検定合格品(労・検マーク)が付いている。
【子供用ヘルメット】
・着脱しやすいもの。
主に、子供や高齢者向けに着脱しやすいように作られています。
・SG規格合格品
子供用ヘルメットなどに多く付いているマークで、自転車から地面までの高さを想定して、高さ1.5mからヘルメットを落下させて、衝撃吸収性試験に合格した物に、このSGマークが付いています。
6歳未満の小さいお子さんの場合は、側頭部(耳のあたり)を広くカバーしないといけないという厳しい基準があります。
子供用ヘルメットの場合は、大人用に比べてあまり重くない物、それでいて耐久性に優れている物、普段使いにも利用できるカジュアルなデザイン性など、お子さんがヘルメットを被るのを嫌がらないよう工夫された作りになっています。
塗装は、車のボディの塗装と同じなので耐久性もupしています。
防災ヘルメットのサイズと購入価格はどのくらい?
子供用の防災ヘルメットは、インターネットなどでも多く販売されています。
価格はピンからキリまでありますが、安価な物は700円台からありますが、高くても8,000円台までの物が多く出ています。
サイズも、ベビーからキッズまでサイズ調節できる物も多くあります。
「nicco ニコ」という製品は、1歳~7歳までのお子さんを持つママさんの意見を取り入れたヘルメットで人気メーカーです。
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【ベビー用】サイズの目安
・1歳~
46㎝~50㎝
・ベビーL(1歳~幼稚園年少)
47㎝~52㎝
【キッズ用】サイズの目安
・キッズ
幼稚園年少~年長
・キッズL
幼稚園年長~小学校高学年
安全品質の日本製ですから、満足のいく子供用ヘルメットが見つかると思います!
まとめ
防災用ヘルメットを選ぶ場合は、飛来・落下物用の検定に合格している物を選ぶようにしましょう。
・素材で選ぶ場合
〇FRP樹脂
幅広いシーンで頭部を守れる素材
〇ABS樹脂
安価で家族全員分が揃い易い
〇PC樹脂
丈夫でバランスのいい材質
〇PE樹脂
耐電性があり、有機系薬品に強い
など、材質や耐久性、機能性を重視して選びましょう!