旭岳は、北海道上川郡東川町にある大雪山の主峰です。
また標高が2,291mある火山で、北海道最高峰を誇ります。
初心者でも登山できる山として人気がありますが、2,000mを超える高山であり、実際に遭難者も出ています。
その旭岳登山の初心者から経験者までの、難易度別の楽しみ方をご紹介します。
旭岳を登山する初心者でも安心のコースガイド
初心者コースとして一般的なのは、大雪山ロープウエイを利用して1600mまで一気に登る方法です。
ロープウエイ運賃は、
10/21~5/31:大人往復1,800円(片道1,200円)
です。
大雪山旭岳ロープウェイ基本情報と地図詳細
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ロープウエイで姿見駅に行き、そこから姿見の池を回る、安心安全の散策コースです。
姿見駅
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第一展望台
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第二展望台
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第三展望台
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夫婦池
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第四展望台
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姿見の池
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第五展望台
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姿見駅の1周約1.7kmで、通常の体力や天気だと約1時間で散策ができます。
比較的アップダウンが少ない、ロープを張った散策路を歩くコースなので迷うこともなく安心です。
6月の雪解け時期から様々な高山植物が少しずつ姿を現し、運がよければエゾシマリスと出会ったりしますよ。
初夏の新緑から始まり、秋には紅葉が一面に広がり、素晴らしい絶景の風景を体験できます。
大雪山旭岳を初登山でも成功する秘訣とは?
姿見の池1周コースであれば、登山靴または厚め底の靴、レインウェア、長袖の上着を用意すると良いです。
しかし、姿見の池から旭岳頂上を目指すには、道は荒く急坂のある標高差700mを登る登山道で、頂上まで約2時間の体力勝負です。
夏でも天候が急変することもあり、秋の北アルプス並みの本格的な登山装備が必要です。
夏でも、リュック、レインウェア、トレッキングシューズ、重ね着(長袖、半そで、肌着は吸水速乾性が良い)、帽子、ストック、飲料水などは必需品です。
また、初登山の時は登山経験者の方と一緒に行きましょう。
初心者同士や一人で登山することはやめてください。
登山ルートから外れることも厳禁です。
実際に過去に登山ルートから外れて滑落したり、道に迷ったり、たくさんの行方不明や遭難が起きています。
くれぐれも無理をしないで、天候や体力を考えながら登山に挑戦しましょう。
大雪山の登山ルートを難易度別に紹介
・初心者散策コース・・・
ロープウエイで姿見駅へ着き、姿見の池1周コース。
1周約1時間。
姿見の池周遊コース基本情報と地図詳細
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・初心者登山コース・・・ロープウエイで姿見駅へ着き、姿見の池から頂上へ登るコース。
姿見駅から頂上へ行き、姿見駅まで戻るのに約5時間(天候、体力による)。
・中級者コース・・・ロープウエイを使用しないで、登山口から頂上を制覇して戻る往復です。
約5.9kmを登り約5時間20分、下り3時間50分で、合計11.7kmを9時間10分程で帰ってくるコースです。
9時間を歩き続ける健脚の方向きです。
・上級者コース・・・直接かロープウエイで姿見駅へ着き、旭岳の頂上を制覇して、黒岳の頂上も制覇して戻るコースです。
姿見駅
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姿見の池
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旭岳
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間宮岳分岐
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北海岳
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黒岳石室
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黒岳
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七合目登山事務所折り返し。
往路11.3kmを約6時間50分、復路11.3kmを約7時間30分で、合計22.6kmを14時間20分で帰ってきます。
まとめ
旭岳は、体力があり天気が良ければ、比較的初心者でも登山できる山です。
でも2,000mを超える高山なので遭難する危険が無いわけではありません。
くれぐれも無理をしないで、大雪山の絶景を体験して良い思い出を作りましょう。