GWの楽しいイベントが終わったことへの寂しさも束の間、次は夏のイベントに向けて計画を練らなければ、夏はすぐにやってきます!
夏のイベントにおいても外せないのが、花火大会ですよね!毎年決まった花火大会に行くのか、別の新しい花火大会を回って行くのか、人それぞれです。
中部エリアでも特に人気を誇る「全国選抜長良川中日花火大会(以下、中日花火大会)」は、なんと昼から開催される珍しい花火大会です。
2018年の開催日程はまだ発表されていませんが、例年7月の最終土曜日に開催されています。
今年は、夜だけでなく、1日中花火大会を楽しんでみませんか?
大混雑の中日花火大会は公共交通機関を使って賢くアクセス。アクセス方法や穴場スポットをご紹介しましょう!
岐阜の長良川花火はシャトルバスを使おう
約35万人が集まると言われている中日花火大会。
それもそのはず、昼の部、夜の部とわかれ、昼の部では正午(2017年実施時間)から音と煙の花火を、夜は19時20分(2017年実施時間)から約1時間多数の花火が夜空に打ち上げられるとなれば、1度は行ってみたい!と思わずにはいられません。
人気の花火大会となれば混雑も容易に想像出来ます。車の渋滞を考えると、公共交通機関を利用する方が賢明です。
ただ、小さなお子さんがいたり、大人数で荷物も多くなるなど、自家用車で向かわなければならない場合もあるでしょう。
中日花火大会の日には、花火に合わせて電車やバスの臨時便が運行されます。
それと同じく、自家用車で訪れる方専用に、当日には臨時の無料駐車場が2箇所用意されます。
1つは一日市場臨時無料駐車場、もう1つが県庁北側臨時無料駐車場で、どちらも花火の打ち上げ場所からは離れています。
花火大会の臨時駐車場は有料のところが多く、無料とは有り難いですよね!
さらに、この臨時駐車場からは、打ち上げ場所に近い岐阜メモリアルセンター行きの有料シャトルバス(片道大人:210円、小人:110円)が運行されているところも有り難いです。
こちらの有料シャトルバスは、行きは16時~18時半まで、帰りは20:15~22:00まで運行しています。
この運行時間も今年の花火開催時間に合わせて運行されますので、例年と異なる場合は注意しておいて下さいね。
そして、シャトルバスで駐車場まで辿り着いたとしても、その周辺は大渋滞になり、深夜近くまで渋滞が続きます。
可能な限り、公共交通機関を利用するよう調整してみてはいかがでしょうか。
岐阜の長良川花火へバスや電車のアクセス方法
中日花火大会当日は、電車やバスの臨時便が運行される為、通常ダイヤとは大きく変わります。
中日花火大会の打ち上げ場所は、金華橋と長良橋との中間にある左岸中洲です。
有料の観覧場所はありませんので、立ち入り禁止エリアを除くこの周辺全体が観覧場所となります。
では、まず最寄り駅へのアクセスからご紹介します。
最寄り駅はJR岐阜駅、名鉄岐阜駅です。
JR東海道線下りの場合、名古屋駅から快速、新快速、特別快速を使って約20分、普通電車では約30分です。
上りは大垣駅から快速、新快速、特別快速で約10分。
名鉄利用の場合は、名鉄名古屋駅から特急、快速特急を利用して約30分、急行を利用すると約40分かかります。
岐阜と聞いて少し遠いのかな?と感じますが、名古屋から電車で30~40分となると、行ってみようかな?と思わせてくれますよね。
そしてJR岐阜駅、名鉄岐阜駅に着くと、どちらも目の前に臨時バス(片道大人:210円、小人:110円)のバス停があります。
JR岐阜駅では、北口駅前広場の14・15番乗り場が乗車場に、名鉄岐阜駅では、E番乗り場南が乗車場となり、行きは16時から19時半頃まで運行します。
何分毎に運行、とは決まっておらず、満員になり次第発車され、この時間帯で随時バスが随時運行しています。
この臨時バス、行きの下車ポイントは、裁判所前交差点近くの臨時バス停、もしくは岐阜公園前というバス停です。
どこで観覧するかを事前に決めておき、降りるバス停もそちらに合わせて選ぶようにしましょう。
16時から運行されていますので、出来る限り早くバス停に向かい、早めに現地に到着しておくことをおすすめします。
また、帰りは、市役所前から名鉄岐阜駅へ、裁判所前からはJR岐阜駅へ向かう臨時バスが20:40~22時半頃まで運行します。
2017年の実施によると、夜の部の花火は20時35分までとなっており、花火が終わる直前から臨時バスへ乗る為に動き出す人々がいるでしょう。
花火のクライマックスをしっかり見届け、帰りの時間に余裕があるのであれば、時間を後ろにずらして臨時バスを利用する方が良いですが、それでも約35万人が集まる花火大会では、どの時間帯でも十分混雑していることが予想できます。
帰りの電車も臨時便が運行してはいますが、混雑を避けるには、早すぎるくらい前もって動く方が良いでしょう。
臨時バスを使わず花火会場から各駅に戻る場合、徒歩で30分以上はかかります。
まだまだ元気が残っている方は、臨時バスを長蛇の列で待つことを考えると、徒歩で向かっても良いかもしれませんね。
花火の余韻に浸りながら夜の散歩も会話が弾み、想い出の1つに刻まれることでしょう。
岐阜長良川花火の穴場スポット
中日花火大会へのアクセスについて述べてきましたが、アクセスと並んで大切なことが、花火を観覧するポイントですよね!
前述の通り、中日花火大会には、有料の観覧スペースはありません。
花火大会に協賛した法人・個人の方には、桟敷席への招待券が配布されますが、一般の方向けには用意がありません。
打ち上げ場所を中心に、立ち入り禁止エリアを除く川沿い、河川敷から花火を楽しむことが出来ます。
ただし、打ち上げ場所に近くなるほど、場所取り競争も激しくなります。
少し離れても良いから、花火をゆっくり楽しめる穴場スポットが知りたい!という方も多いのではないでしょうか。
と言うことで、いくつか穴場をご紹介しましょう!
1つ目の穴場スポットは、岐阜メモリアルセンターです。
岐阜メモリアルセンターのサンサンデッキ、芝生広場、また隣接する長良川球場の内野席が花火大会当日に無料開放されます。
臨時バスのバス停下車(裁判所前、公園前共)後、徒歩で約30分はかかるので、体力、時間共余裕を持って向かうようにします。
地元人でも選ぶと言われているこちらのスポットは、花火もしっかり見えるということでしょう。
続いての穴場スポットは、金華山頂上・岐阜城です。
頂上にはロープウェーで向かうことが出来ます。
7/14~8/31までの期間は、通常8時~18時運行のところ、8時~22時まで運行しており、花火だけでなく、岐阜の夜景も一望できるロマンティックな場所で、特にデートにはぴったりな場所です。
岐阜城もこの期間は、21時半まで開城されており、岐阜城から見る花火もなんとも素敵ですよね。
ロープウェーの料金は、往復大人:1,080円、小人:540円ですが、お得なナイター料金もあり、そちらは18時以降往復大人:900円、小人:450円です。
岐阜城に入場する際は、大人:200円、小人:100円別途かかります。
また、こちらの穴場スポット、頂上では、10時~16時まで展望レストランが営業されています。
季節により営業時間が変わるようですが、お昼からロープウェーで頂上に向かい、お昼ご飯や早めの夕食をレストランで取り、その後ゆっくり場所をとって夜の部の花火まで過ごす、ということも出来ます。
山頂なので、真夏ですが夕方には少し涼しくなり、風も抜けて気持ち良いでしょう。
最後にもう1つおすすめしたい穴場スポットは、長良川うかいミュージアム周辺です。臨時のバス停(公園前)から徒歩15分ほどで、川沿いにある為、花火もしっかり見られます。
長良川うかいミュージアム内には、クローバーコーヒーというレストランがあり、10時半~18時まで営業しています。
こちらで長良川を眺めながらゆっくりお食事をするのも素敵ですよね。
2日前までに予約が必要な「岐阜幕の内弁当(1,000円~2,500円)」もあり、こちらを事前に予約して、リッチなお弁当を川沿いで食べるのも1つの手です。
また、ミュージアム周辺は、終日歩行者・自転車専用道路となる、観光道路があり、そこをゆっくり散策しながらどこで観覧するか、お弁当をどこで食べるかを決めると良いでしょう。
岐阜城の基本情報と地図詳細は
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まとめ
約35万人を集める中日花火大会には、前持った準備と早めの行動が、観覧の鉄則です。昼の部から行われているということは、他の夜に始まる花火大会よりも、人の動きが速くなるということです。
せっかくの中日花火大会、たとえ35万人の1人だとしても、ここだ!というポイントで観たいですよね?
臨時の電車やバスの時間を事前に決め、納得いく花火観覧・想い出の夏にしてくださいね!