京都には「五山送り火」と言われる夏の風物詩があります。
五山送り火とはお盆の精霊送り行事の一つで、大文字・妙法・船形・左大文字・鳥居形の5つが反時計回りの順に約5分間点火される行事です。
今回は京都大文字の穴場スポット、京都大文字の場所やアクセス方法をご紹介していくので、五山送り火を見に行かれる方は参考にしてみてくださいね。
京都大文字焼きの穴場スポットは?
いい場所を取るには何時頃までに行けばいい?
五山送り火の中で1番大きく京都を代表する送り火「大文字焼き」。
東山の大文字山の西側にあたる斜面に「大」の文字が浮かび上がります。
大文字焼きは大文字山の標高が高い場所で点灯するため、比較的遠方にいてもきれいに眺めることができます。
大文字焼きを見るにあたっての穴場スポットで知られているのは、出町柳の鴨川デルタ周辺です。
ここは観光客なども知っている穴場スポットなので、鴨川デルタで大文字焼きを楽しみたい方は遅くても1時間前には場所取りを行う必要があります。
また、地元民だけが知ってるおすすめ穴場スポットとして、イオンモール京都五条の最上階駐車場や、京都大学の正門付近、今出川通白川交差点の角などがあります。
混雑を避けて楽しみたい方は、五山送り火が始まる前に散策してみてはいかがでしょうか。
京都の大文字を見る場所ベスト3!
穴場スポットの次は、京都の大文字を見る場所ベスト3をご紹介します。
【鴨川デルタ周辺】
穴場スポットでもご紹介した鴨川デルタ周辺は場所も広いので、多くの方で賑わいますが大文字焼きを見るには一番のおすすめスポットです。
【鴨川堤防西岸】
出町橋から北山橋まで続く鴨川の堤防西岸は、大文字を丁度良い位置に見られるスポットです。
川の一部は民家が重なりますが、それ以外の場所では視界良好に大文字を眺めることができます。
北大路橋の東側まで行くと、船形も楽しむことができます。
【船岡山】
1つの地点から全ての五山送り火を見ることは困難ですが、船岡山からは鳥居形以外の送り火を見ることができるスポットです。
大文字以外の送り火も見てみたい、という方は点灯の時間に合わせて位置を変えて見るのがおすすめです。
京都大文字までの行き方は?
ここでは京都大文字までの行き方と、行き先別のアクセス方法をご紹介します。
「京都大文字」
京都駅からバスで「銀閣寺道」下車、銀閣寺より徒歩約40分
車で京都駅より約23分、阪急河原町駅より約14分。
「鴨川デルタ周辺」
京阪出町柳駅下車 徒歩約5分
「鴨川堤防西岸」
京都市営地下鉄北大路駅下車、又は阪急河原町駅下車
三条京阪前バス停から市バスで「出雲路橋」下車。
「船岡山」
JR京都駅から市バスまたは、三条京阪前バス停から、河原町三条バス停から「船岡山」下車。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
観光で鑑賞するのはもちろん良いことですが、もともと五山送り火はお盆で帰ってきていた先祖の霊を天国に送り届ける大切な行事です。
京都の風情を楽しみながら鑑賞するときのルールやマナーはしっかり守りましょう。