尾瀬ハイキングの服装は夏なら?初心者の靴やおすすめと装備は!

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「夏がく~れば思い出す~ はるかな尾瀬~ 遠い空~」とふと思い出す、音楽の授業で歌った童謡「夏の思い出」。

尾瀬はハイキングでも有名で、写真で見かけてもとても気持ちの良さそうなところです。

一見平坦な道が多そうな尾瀬。

実際に、初心者でも簡単にハイキングできるのでしょうか。

泊まりでしっかり山登り出来るとも聞いたことがあるが、ハードな山登りには自信がないけれど、日帰りでハイキング出来るものであれば、一度行ってみたい。

そんなあなたに初心者にも適したハイキングのコースや服装、必需品についてご紹介したいと思います。

尾瀬ハイキングの服装夏でも防寒具は必要?


尾瀬の気温は、わかりやすく東京と比べると、10度以上低いと言われています。

つまり、夏にハイキングに向かっても、尾瀬では日中20度前半ということになります。

また、山の方は朝晩と日中の気温差があるので、朝晩は10度~14度くらいまで下がるそうです。

尾瀬に到着し、降り立ったら、少し肌寒いなと感じるかもしれません。

ハイキングなので、歩きはじめると身体もあたたまり、日中は半袖で問題はありませんが、少し立ち止まって休憩し、汗がひくと、長袖の上着があった方が良いでしょう。

また山の天候は変わりやすいので、晴れていても急に雨に降られることもあります。

防水加工された薄手の長袖を1枚持参すれば、肌寒い時も、雨が降った時も使えて便利です。

簡単なハイキングとは言え、数時間は歩くことになります。

ジーパンや綿パンというよりは、動きやすいズボンや、トレッキング用のズボン、レギンスなどを履きましょう。

半ズボンの場合は、寒くなった時に履けるよう、こちらも防水加工の長ズボンをもう1枚持参することをおすすめします。

汗をかくので、肌着や上に着るシャツも重要です。速乾性があり、汗や雨に濡れても乾きやすい肌着やシャツを選ぶことをおすすめします。

そして忘れてはならないのが帽子です。

夏でも涼しくて気持ちの良い尾瀬ですが、山は平野エリアよりも紫外線や日差しが強いです。

雨が降った時も雨よけになりますので、防水加工のものや、顔全体がカバーされるハットタイプがおすすめです。

山の天候は変わりやすく、風も強いです。

山登り用の帽子であれば、帽子が飛ばないように紐がついていますので、紐付きのハットタイプの帽子が最適でしょう。

日よけや雨よけ以外にも、帽子をかぶることで、怪我からも守ってもらえます。

石や樹々、虫などからも頭部を守ることが出来るので忘れないようにしてくださいね。

そして、ハイキングや山登りで欠かせないのがリュックです。

両手を使えるようにしておくことが山登りの鉄則です。

そして、リュックにも雨よけカバーを忘れないようにしましょう。

急な雨でリュックの中身が全て濡れてしまっては意味がありません。濡れるとそれだけ水を吸って重くもなります。

雨よけのカバーを持参し、リュックの中のものはビニール袋に入れて、突然の雨でカバーが間に合わなかった際も、濡れてしまわないようにしておくと良いですね。

尾瀬のハイキングは近くの公園に散歩に行くのとは違います。

普段山登りやハイキングに慣れていない人は、山用の服装を持っていないかもしれませんが、これを機に用意しても良いかもしれません。

山登りに不慣れであればあるほど、専用の服装やグッズがあなたを助けてくれることでしょう。

尾瀬ハイキングで初心者におすすめのコース

尾瀬のハイキングと一概に言っても、コースによって難易度は様々。

子連れのファミリーでもハイキング出来るコースや、初心者の大人であれば問題ないコース、また、夏季限定で標高2,200mを超える至仏山を行くコース、などがあります。

中でも尾瀬にハイキングに訪れる約4割が選ぶコースがあり、そちらが初心者でハイキングを楽しみたい、という人には最もおすすめの定番コースです。

所要時間は約6時間、距離にして約19kmのコースです。

距離を聞くと、大丈夫かな?と不安になるかもしれませんが、6時間かけて景色を見ながら進むと、適度な疲れとハイキングの爽快感、満足感が得られます。

尾瀬でのハイキングで、多くの人がスタート地点とする鳩待峠から出発です。

コースの流れは以下の通り。

鳩待峠→山の鼻→牛首分岐→竜宮十字路→ヨッピ吊橋→山の鼻→鳩待峠

こちらは尾瀬ヶ原を歩き、写真で目にしたような「尾瀬」を満喫することが出来、山の鼻、竜宮十字路では、山小屋や食事処、休憩所があり、適度に休憩を取りながら進むことが出来ます。

また、こちらのコースは道が歩きやすいよう整備されている所がほとんどで、ハイキング初心者にも優しいハイキングコースです。

最初と最後には軽い傾斜があり、普段とは違う山登りの感覚も味わえ、歩き終えた時には達成感も得られることでしょう。

とは言え、不慣れなハイキングだと、トラブルも起こり得ます。

決して無理はせず、自分の体調に正直になってください。

こちらのコースでは、竜宮十字路、ヨッピ吊橋まで向かわず、三又という地点で引き返すことも出来ます。

体調の異変に気付いた場合は、無理なくこちらで引き返してください。楽しいハイキングに無理は禁物ですよ。


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尾瀬ハイキングの靴選び


ハイキングの服装としてお伝えしていなかった靴について。

普段の生活から言えることですが、靴選びはとても大切です。

整備された簡単なコースしか歩かないからと、サンダルや普通のスニーカーなどを履いていくと、怪我する場合もあります。

ウォーキングシューズでハイキングする人もいますが、尾瀬の道は、木道を外れると、ぬかるんでいる場所が多く、滑りやすいです。

靴底の滑り止めは、尾瀬では必需品と言えます。

トレッキングシューズや登山靴であれば、滑らないよう作られてあります。

足首までしっかり固定するハイカットタイプのシューズを選べば、足元が悪く滑ってしまった時に、足首を痛めないよう保護してくれる役割があります。

また、ハイカットタイプの登山靴を履く時は、合わせて靴下も長くて分厚いものを履くようにしてください。

登山靴は足首を固定する為に固く作られたものが多いので、分厚いソックスを履いていないと、靴擦れの原因にもなります。

新しく登山靴を尾瀬のハイキングに向けて購入する場合は、事前に何度か履いて靴擦れしないよう履き慣らしておくことも大切ですね。

まとめ

夏の尾瀬は、初夏に咲いた黄色い花が白い綿毛に変わるワタスゲが一面に広がり、7月下旬には、ニッコウキスゲという黄色い花で埋め尽くされます。

写真で見た尾瀬が広がり、写真を撮りながら進むと、ついつい疲れも忘れてしまいます。

しかし、初心者向けのハイキングと言っても、6時間近くかかるコースです。尾瀬の自然をしっかりと感じる為にも、服装や体調はしっかり管理して臨むようにしてください。

そして、その素晴らしい尾瀬を守る為にも、ゴミを落とさないようにすること、尾瀬に入る前と帰る際には靴底の菌をしっかり落として、生態系を壊さないように努めてくださいね。

そうすれば、次もまた素晴らしい尾瀬でのハイキングが楽しめることでしょう。

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