福島県、新潟県、群馬県、栃木県の4県をまたぎ、2000m級の山々に囲まれた一大景勝地の尾瀬。
現在は、「尾瀬国立公園」として知られています。
尾瀬ヶ原の湿原の美しさは素晴らしく、たくさんの人を魅了させます。
今回は、そんな神秘的な湿原が見られ尾瀬の夏休みの混雑具合や、尾瀬のおすすめに山小屋の利用方法などについてご紹介します。
夏休みの旅行に尾瀬がおすすめな理由
尾瀬のハイキングはやはり人気ですよね。尾瀬では様々な用途で訪れる方に合わせて、いくつものハイキングコースが用意されています。
初心者やファミリーでも楽しめる一般的なコースのひとつ、「尾瀬ヶ原お気軽ハイキングコース」は、所要時間4時間、歩行距離12km、難易度は1番下です。
このコースは、お子様がいても親子一緒に登れるコースです。
また旅行客の定番コースである「尾瀬ヶ原ポピュラーコース」は、所要時間6時間、歩行距離19km、難易度は下から2番目と1番人気のコースです。
また四季折々の尾瀬の夏でおすすめしたいのは、7月中旬~7月下旬に咲き誇る「ワタスゲ」です。
6月中旬頃から花が咲き始め、ちょうど7月過ぎた頃に白い綿毛となり、尾瀬ヶ原一面に広がる景色はなんとも美しい光景です。
ワタスゲが終わったあとは、7月下旬~8月上旬の短い間ですが、山野草で観光客から1番人気のある「ニッコウキスゲ」で彩られます。
尾瀬ヶ原に真っ黄色なニッコウキスゲが広がる景色もおすすめです。
尾瀬の夏休みの混雑状況
尾瀬は5月中旬頃の雪解け時期から、5月下旬~6月中旬頃には水芭蕉がきれいに見えます。
夏場は様々な花が咲き誇り、9月下旬頃からは鮮やかな紅葉を楽しませてくれます。
そんな尾瀬の夏は、ハイキングコースのベストシーズンかと思う方が多いと思います。
しかし尾瀬は8月初旬から下旬までオフシーズンとなっているのです。
7月の下旬頃に山野草で人気なニッコウキスゲがおわり、次は8月の下旬から草紅葉がはじまるので、夏休みの中盤に尾瀬を訪れる旅行客は比較的少なめです。
季節の実物が見られなくてもゆっくりのんびり散策したい方には夏休み真っ最中がおすすめです。
夏休みには尾瀬の山小屋に泊まろう
尾瀬の山小屋は5種類あり、尾瀬ヶ原と尾瀬沼、その周りをかこむ景鶴山、燧ヶ岳、至仏山、皿伏山、アヤメ平周辺で旅行の際に最適な山小屋で寝泊まりすることができます。
素泊まりはもちろん、一泊二食の食事付きでお泊まりすることもできます。
「尾瀬沼山荘」「元湯山荘」「東電小屋」「至仏山荘」「鳩待山荘」の各山小屋では、特徴がそれぞれ異なるので、お好きなところを選んで宿泊してみてください。
宿泊には事前予約が必要になります。
[参考URL]尾瀬山小屋情報サイト混雑予想スケジュールや、ご自身の日程プランとよく検討し予約をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この夏の長期休みはぜひ、四季折々の姿を見せてくれる尾瀬へ足を運んでみてください。