岡山県倉敷市の水島臨海工業地帯の大部分を占める水島コンビナートは、面積約2,500Haの中、その想像を超える壮観な美しさで見る人を感動させます。
その水島コンビナートの夜景を楽しむポイントや行き方について、ご紹介します。
水島工場地帯の夜景の見に行き方
水島コンビナート内は一般車両の立ち入りは難しく、撮影禁止の場所が多いので、夜景を見るときは離れた場所から見るのが基本です。
水島工業地帯の夜景の見に行き方は、主として船上から鑑賞するクルージング(予約制)と車による展望台からの見学ですが、今回は車による展望台からの見学に絞ってご紹介します。
岡山県の倉敷市には、児島地域という行政上の地域区分があり、その児島の中には鷲羽山スカイラインが含まれます。
鷲羽山スカイラインは、瀬戸内海と水島臨海工業地帯など、自然の風景の美しさと人工的な工業地帯のコントラストが素晴らしく、県内初の観光道路として1970年に開通しました。
当初は有料でしたが、1995年に無料開放されています。
スカイラインを岡山から目指して夜景を見る
鷲羽山スカイラインで夜景を見るには、水島展望台があり、5台ほど停められる駐車場がありますが、週末は埋まっていることが多く、平日が穴場と言われています。
トイレや売店などの施設はありません。
鷲羽山スカイラインへ行く方法は、岡山駅を起点にすると県道21号線を経由→西市で岡山バイパス国道2号ランプに進む→国道2号→瀬戸中央自動車道JCTに入る→倉敷市曽原の県道21号線へ向かう→水島ICで瀬戸中央自動車道を出て、県道62号線を進む→倉敷市広江6丁目を左折して県道393号線(鷲羽山スカイライン)を進む→水島展望台へ到着。
車で約45分、距離は約30kmとなります。
児島のスカイラインの入り口は鷲羽山がおすすめ
夜景ルートとしてまずは鷲羽山を目指し、その後に水島展望台へ行くルートもあります。
岡山駅を起点にすると、途中までは水島展望台へ行くルートと同じですが、瀬戸中央自動車道を水島ICで降りないで、そのまま通過して児島ICまで向かいます。
水島ICで出て県道393号線経由で鷲羽山展望台に到着です。車で約50分、距離は約38kmです。鷲羽山は、約370台の駐車場があり料金は無料です。
標高133mの山頂からは、瀬戸内海の島々や瀬戸大橋などの雄大な景色が見え、レストハウスやトイレも完備されています。
数カ所の展望台がありますが、各展望台から見える絶景の景色は、それぞれ違いがあって良いですね。
いずれにしても、水島夜景を楽しむには、水島展望台と鷲羽山展望台の両方に行くことをおすすめします。
夜景のロケーションは、ロマンチックなので、デートには最適だと思います。
鷲羽山公園線(旧鷲羽山スカイライン)の基本情報と地図詳細
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まとめ
夜景で有名なのは、高い場所から街の灯りを見るものが多いですが、現在は工業地帯の人工的な夜景も近未来的な夜景として人気があります。
どちらも夜景として素晴らしい絶景なので、それぞれを楽しみましょう。