四国八十八ヶ所を車なら日数は?お遍路を最短なら車中泊で決行!?

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一生に一度は四国のお遍路を巡ってみたい、と思っている人は、意外に多いです。

今では、月に一度バスで巡って約一年間で八十八ヶ所を巡るツアーもあり、一種の観光のようになっています。

定年後にゆっくり巡る方もいますが、八十八ヶ所も巡るとなると、体力も気力も必要です。

出来るならば若いうちに巡っておきたい、そう思う人もいるでしょう。

八十八ヶ所を一気に巡るには、長期でお休みを取れることが必須です。

確認してみると、どうやら少なくとも1週間は必要のよう。

そんな長期でお休みを取れるのは、ゴールデンウィークや夏休み、シルバーウィークぐらいでしょうか、冬休みも休みは取れても意外と四国の山の冬は厳しいです。

季節的にも、春から秋が、寒すぎず、暑すぎず、おすすめの時期ですね。

また、効率的に、経済的に、約一週間で八十八ヶ所巡りを決行するには、車でまわり、車中泊するのがベスト!

車中泊のすすめや注意点をお伝えしながら、四国お遍路メソッドをご紹介したいと思います。

四国八十八ヶ所を車で行く場合日数は?


四国のお遍路に限らず、ゴールデンウィークやお盆休みなど、長期連休はどこもかしこも混雑します。

八十八ヶ所の寺社も混みますし、何より道路渋滞により、思わぬ時間のロスが発生してしまいます。

また、車でまわる場合、車中泊をどこでするかも重要になってきます。

車で八十八ヶ所巡りをしたという人がよく車中泊に利用する場所が、道の駅です。

八十八ヶ所巡りをする人だけでなく、ゴールデンウィークやお盆のような長期休暇の時には、他にもたくさんの利用者がいます。

車中泊できる場所の確保も難しく、確保できたとしても、混雑により様々なトラブルに巻き込まれることも考えられます。

道の駅は誰でも利用できる為、駐車場で集まって飲酒し騒いでいる人たちとのトラブル、車上荒らしや他の車との接触事故、隣に駐車している人とのトラブルなどがよくあるようです。

車から離れる時は、必ず施錠し、貴重品などは持ち歩くようにすること、駐車する前に隣の車の様子や、駐車場の治安状態を確認しておくこと。

駐車場内でも他の車からも全く見えないような場所には、盗難の被害にあいやすくなるので駐車しないこと、各道の駅の利用ルールを必ず守ること、これらを守った上で安全に利用し、車中泊するようにしましょう。

道の駅は、本来一時的な休憩の場所として設置されています。

道の駅によっては、車中泊を禁止すると明記してある場所もありますので、事前に車中泊できる道の駅なのかを確認しておく必要があります。

車中泊できそうな道の駅が事前調べできない場所では、宿泊場所を確保しておくことも大切ですね。

四国お遍路の日数を最短で行くなら?


四国お遍路の日数は、最短でも7日間はかかります。

7日かけても、1日の移動距離は約200キロになり、ゴールデンウィークのような渋滞を考えると、最短の7日では非常にハードなスケジュールになるでしょう。

10日あれば1日の移動距離は約140キロと少し余裕が出るかもしれません。

しかし、どうしても最短の7日で行く場合、下調べが必要です。

お遍路のルールとして、順番通りに巡っていくのがお決まりですが、そうすると途中でかなり細くて危ない山道を通るルートがあります。

対向車はもちろん、1台の車が通るのも精一杯のような細い道です。

安全に巡ることが何より大切です。

不安がある方は、順番は前後しますが、11番札所から18番札所の間は、以下のようなルートで巡ると良いでしょう。

11→17→16→15→14→13→12→18番札所という順番です。

車で八十八ヶ所巡りをされる方がよく利用するルートです。

また、八十八ヶ所の間に、ロープウェイやケーブルカーを利用する札所が3ヶ所あります。

20分間隔で運行している第21番札所の太龍寺ロープウェイ第66番札所の雲辺寺ロープウェイ、15分間隔で運行する第85番札所の八栗寺ケーブルカーです。

強風、荒天の場合、運行が中止されることもあり、混雑する連休などでは予定していた便に乗れずにスケジュールが遅れてしまう可能性もあります。

しっかり運行情報や混雑状況を把握して、利用するようにしてくださいね。

それぞれの霊場間の距離や所要時間は、四国八十八ヶ所霊場会の公式ホームページに掲載されています。

さらに、どれくらいのペースで巡るべきか、各観光ツアー会社が出しているルートを参考にすると、7日間の最短で進むにはどれくらいのペースで巡っていく必要があるかがわかります。

単純に計算しても7日で巡りきるには、1日10~15ヶ所ほどのペースです。

9日間のお遍路ツアーでも1日に8~10ヶ所程度ということを考えれば、最短で巡るには、道順もある程度頭に入れて、効率的なスケジュールを組まなければなりませんね。

また、大事なことのなかに御朱印がいただける時間がありますので注意しましょう。

四国八十八ヶ所の御朱印の時間はこちら
>>お遍路の納経と御朱印の時間

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四国のお遍路を車中泊で日数を稼ぐ秘訣!


車中泊しながら八十八ヶ所巡りするメリットは、宿泊場所から次の霊場まで距離があるところを、近くに停めて仮眠しながら進むことで、移動時間や距離を短縮できることにあります。

第1番札所である霊山寺へ初日の朝一で巡るには、徳島県までの距離がある場合、霊山寺に一番近い道の駅に前夜に向かっておき、そこで車中泊しておくと良いでしょう。

ゴールデンウィークのような連休になれば、初日から渋滞が発生します。

前夜のうちに移動しておき、無駄な渋滞に巻き込まれないように先回りして動いておきましょう。

1日目に18番札所まで巡れれば、その日は、「鷲の里」という道の駅がおすすめです。

そちらの道の駅には、日帰り入浴ができる「そわか」という施設もあり、湯船に浸かり、丸々1日の疲れをしっかり取って車中泊出来ます。

駐車場も広く、車中泊するにはぴったりでしょう。

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こちらの道の駅を利用すると、太龍寺ロープウェイに近いので、21番札所の太龍寺からスタートさせます。

このように、翌日巡る霊場の場所に近い道の駅を探しておくことが何より、最短日数でお遍路を成功させるコツです。

車の出入りが多く静かに休めないような道の駅もある一方、駐車場もある程度台数が停められる広さがあり、静かに過ごせる道の駅もあります。

38番札所近くの「めじかの里 土佐清水」もおすすめされているようです。

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75番札所「総本山善通寺」と76番札所「金倉寺」の間にある、「ふれあいパークみの」という道の駅も、入浴施設があり、駐車場も広く静かなのでおすすめです。

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車中泊をしていると、毎日入浴出来ない場合もあります。

2日に1度はこのように入浴施設が近くにあったり、併設されてある道の駅を探しておいたりして、そこで宿泊すると良いのではないでしょうか。

まとめ

通常10日以上はかけて巡りたい四国八十八ヶ所巡り。

長期連休で全てを巡りきるには、相当な事前準備と下調べが必要だということがわかります。

準備をしていても、途中の渋滞や思わぬハプニングでスケジュール通りにいかないことも考えられます。

必ずここに行く、というルートを決めておくことも大切ですし、万が一間に合わない場合の、復旧ルートも案として考えておくと良いでしょう。

そして、7泊でも車中泊が続けば身体の疲れも溜まっていきます。

自分の身体や安全を第一に考えた上で、良き八十八ヶ所巡りをしてくださいね。

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