春になると海岸の砂浜で、しゃがみ込んで貝拾いや貝を掘り当てたりする潮干狩りの姿を見かけますよね。
潮干狩りで採れる貝はアサリが最も多く、他にはハマグリ、バカガイ、マテガイなどが知られています。
日本各地潮干狩りのスポットの中から、グッと南の鹿児島県の潮干狩りや貝掘りについて紹介します。
鹿児島の潮干狩りでハマグリが採れる場所
潮干狩りのターゲットとしての、アサリとハマグリの違いは次の通りです。
アサリ
大きさ3cm~6cm、貝殻の模様は横縞・幾何学模様。
色は黒・白茶・青無地など多様で同じ模様はほとんどない。
浅い塩分の薄い砂や砂泥底にいる、貝表面はざらざらしている。丸みがある。
ハマグリ
大きさ3cm~8cm、10cm以上になることもある。
貝殻の模様は多様、アサリより深い所にいる、貝表面はアサリよりすべすべしている、丸みがある三角形の形をしている。
アサリとハマグリは似ていますが、形と貝殻を触った感覚がちょっと違うと言われています。
潮干狩りは、汐の干満に合わせ徐々に干潟になる砂浜で行い、満ち潮になってくると終わりです。
鹿児島での潮干狩りの時期は、3月頃から始まり、ゴールデンウィークがピークで、夏休み頃までがシーズンと言われています。
ハマグリは本来東北以南に多く分布していましたが、干拓や埋め立てや護岸工事の影響で、漁獲量が減っています。
現在市場に出回っているのは、ほとんどが輸入品だというのは、寂しいかぎりです。
アサリと比べると、ハマグリが採れるところは少なくなっており、獲れても数個ということが多いようです。
鹿児島で有料の潮干狩りスポットはある?
鹿児島でも以前はハマグリを放流して、有料の潮干狩り場所があったようですが、現在では行っていないようです。
鹿児島で最も有名でおすすめなのは、入来浜です。
入来浜
住所:鹿児島県日置市吹上町入来
料金:無料
施設:トイレ・駐車場(無料・約100台)
採れる貝:アサリ・ナミコガイ・ハマグリ・・・ただし貝も生き物で、移動します。
またGWなどは人出も多いので、満足するほど採れるかは運次第です。
アクセス:車の場合は、指宿スカイライン谷山ICから約20分。
鹿児島の潮干狩りの穴場スポットを紹介!
穴場として、ハマグリが確実に採れるとは限りませんが、越路浜、横瀬海岸をご紹介します。
越路浜
住所:鹿児島県南さつま市大浦町越路
料金:無料
施設:トイレ・駐車場あり
(無料・約30台・大浦町特産品直売所ふるさと館駐車場)
採れる貝:アサリ・ハマグリ・バトウガイなど
アクセス:鹿児島市から車で約1時間
横瀬海岸
住所:鹿児島県曽於郡大崎町横瀬
料金:無料
施設:トイレ・駐車場あり
(無料・約80台・大崎町大丸地区構造改善センター駐車場)
採れる貝:アサリ・ハマグリなど
アクセス:鹿児島市から車で約1時間40分
まとめ
潮干狩りは、イチゴ狩りなどと違い、アサリなどの生き物相手なので、必ず採れるとは限りません。
親子で海辺で遊ぶことや、自然に触れ合うことを中心に潮干狩りを楽しみましょう。