富士山の登山期間は、山梨県側は7月1日~9月14日、静岡県側は7月10日~9月10日の間が山開きになっています。
一般的にはこの期間以外の登山は、万全な準備をした経験者以外の登山は原則禁止されています。
富士山には森林限界線になる五合目に、駐車場や多くの売店があります。
山開きの間の登山の起点や山開き期間以外でも、富士山見学の5合目観光として利用されています。
その富士山五合目の情報や富士スバルラインへ入るルートなどを紹介します。
ゴールデンウィークに富士山五合目へ車で行くルート
富士山5合目駐車場へ行くルートは、川口湖から五合目までの約30kmの「富士スバルライン」で行くことができます。
そのスバルラインへ入るルートは次の通りです。
富士山五合目までの富士スバルラインルート
関東方面から
中央自動車道大月JCT→川口湖ICで降車→国道139号経由→入り口
関西方面から
名神高速道路→東名高速→富士IC→ 西富士道路→国道139号経由→入り口
富士スバルラインに入ると標高1,088mの場所に料金所があり、普通車であれば往復料金は2,060円です。
そこから五合目駐車場を目指すのですが、途中に一合目下駐車場、樹海台駐車場、大沢駐車場、奥庭駐車場があります。
各駐車場から見える景色が、大きく変わるのが素晴らしいですよ。
富士山五合目駐車場
一合目下駐車場
標高1,291m、富士山をバックに写真を撮れるスポットです。
台数約60台。
樹海台駐車場
標高1,663m、青木ヶ原樹海と川口湖の景観を楽しめます。
台数約40台。
大沢駐車場
標高2,020m、南アルプス連峰や駿河湾を見渡すことができ、天気が良ければ、山と海の調和のとれた大パノラマの眺望が楽しめます。
台数約54台。
奥庭駐車場
標高2,227m、まるで巨大な盆栽を見ているような、カラマツの古木が立ち並んでいます。
台数約36台。
標高2,305mの富士山五合目に着くと、南アルプスや八ヶ岳の他に秩父山地など、雲の上にそびえ立つ別世界の山並みの景観を体験できます。
ゴールデンウィークの富士山は渋滞が予想されます
富士スバルラインは、道路状況や夏の繁忙期にマイカー規制が実施されます。
平成30年度は7月10日~9月10日の間、通常の一般自動車は入れません。
ゴールデンウィークの間は、マイカー規制はありませんが、多くの登山客や観光客が訪れるので、相当混雑することは避けられません。
また、実際の山開きは7月以降であり、ゴールデンウィークの時にはまだ雪が残っていることもあります。
確実な情報として、道路管理者に問い合わせることをおすすめします。
山梨県道路公社富士山有料道路管理事務所(0555-72-5244:平日8:30~17:15)
富士山五合目駐車場の混雑具合とおすすめのお店
五合目の駐車場は、普通車訳330台、バス約40台駐車でき、料金は無料です。
また手前に路傍駐車場があり、全体で約500台駐車することができます。
五合目駐車場自体は、誘導員が案内してくれるので、順番待ちとなりますが、満車状態の場合は1~2時間待ちを覚悟して行きましょう。
手前の路傍駐車場に空きがあれば、すぐに止めてそこから歩いたほうが良いと思います。
五合目のおすすめのお店は、次のとおりです。
富士急雲上閣
レストラン・宿泊施設(カプセルホテル・個室等・休憩室あり)・富士山オリジナルのお土産があります。
富士山みはらし
レストラン・宿泊施設(大小の個室あり)・ショップオリジナルなど幅広いお土産があります。
こみたけ売店
1階はお土産、2階は軽食・喫茶コーナーがあります。
そして、ここまで来たらお店ではないですが、小御嶽神社へお参りに行きましょう。
千年以上も前に創建されたと言われるお宮です。心を静めて、ここまで来ることができたことに感謝しましょうね。
小御嶽神社の基本情報と地図詳細はコチラ
>>【楽天たびノート】
まとめ
ゴールデンウィークには、各観光地は大賑わいで、どこへ行っても混雑していることが多いと思います。
富士山も例にたがわず混雑しますので、家族で行く場合は、飲み物、軽食など準備を整えて、長期戦覚悟で楽しみましょう。