冬になると食べたくなるのが海産物。
冬の海産物と言えば、牡蠣!牡蠣と言えば、本場広島!
ついつい食べ物から連想させて辿り着いた広島ですが、牡蠣だけでなく、原爆ドームや宮島、厳島神社という見所を揃えた、中国地方屈指の観光地でもあります。
中でも特に見応えあるのは、世界文化遺産にも登録されてある、厳島神社でしょう。
広島に行ったからには、厳島神社は外せません!
新幹線で広島へ。
さて、そこからどうやって厳島神社へ行くべきでしょうか?
そもそも、厳島神社が厳島(通称、宮島)という島にあり、島に渡らないと行けない、ということご存知でしたでしょうか?
こちらでは、広島駅から厳島神社へ無駄なくアクセス出来るよう、お教えしたいと思います。
帰りは別ルートも併せてご紹介します。
広島観光の厳島神社へのアクセス方法は
世界文化遺産に登録されている厳島神社。
その歴史はさかのぼること1400年前です。
1400年前に建てられたとは到底思えないような、朱塗りの廻廊や美しい社殿、大胆にも海の上に作られ、満潮時には神秘的な光景が広がる厳島神社は、広島観光の目玉です。
広島に到着したら、真っ先に厳島神社へ向かいたいですよね。
広島駅からのアクセスは次で詳しくご紹介しますが、厳島神社がある宮島に渡るには、宮島口駅から徒歩で港に向かい、そこから出航するフェリーに乗って10分で到着します。
宮島口まで行ってしまえば、宮島は島とは言え、とても近いです。
港には、フェリー乗り場が左右2か所あり、運航する会社が違います。
JR西日本宮島フェリーと、宮島松大汽船です。
どちらも約10分で到着しますが、運航コースが若干違ったり、運航スケジュールに差があったりするようです。
こちらについても後程詳しくお伝えしますので、あなたの時間や観光スタイルに合わせて選んでみて下さいね!
厳島神社へアクセスするには広島駅からどう行く?
では、広島駅から宮島口駅へ、そして厳島神社がある宮島へのアクセス方法をお教えしましょう。
広島駅から宮島口駅に向かうには、電車とバスがあります。
バスは待ち時間もあり、乗り場も制限されるので、電車を利用する方がほとんどです。
電車と言っても2つのチョイスがあります。
JRを利用する場合と、広島電鉄(通称、広電)の路面電車を利用する場合です。
JRのメリットは、所要時間が30分弱と、路面電車と比べて短いこと。
広島駅からJR山陽本線、岩国行きに乗車すれば、28分で宮島口駅に到着します。
電車の本数は、10分~15分に1本と比較的多いです。
多くの観光客はこのJR山陽本線で宮島口駅に向かうようです。
一方、広電を利用する場合、所要時間は約1時間10分と、JRと比べても30分以上の差があります。
しかし、宮島口行きは7、8分に1本のペースで運行しており、本数はJRよりも多く運行しています。
デメリットだけではありませんよ。
あえてこちらの広電を利用する方のメリットは、JRが運賃410円に対し、広電は260円と片道150円も差があるということです。
また、路面電車の場合、停車駅が40弱あります。
広島の街中を通り、原爆ドーム前も通過することから、観光列車のように、広島の街並みを楽しみながら、厳島神社に向かうことが出来ます。
また、JR宮島口駅からは、地下道を通ってフェリー乗り場に向かいますが、広電の宮島口駅の方がより乗り場に近く、そのまま地上のみで歩いて行けます。
徒歩で5分~10分、宮島口駅からまっすぐ歩いてくると、正面にフェリー乗り場が2つあることに気付きます。
手前左側にあるのが、宮島松大汽船、右奥にあるのが、JR西日本宮島フェリーです。
どちらも片道180円、往復360円と料金も同じ、所要時間も約10分、10分~15分間隔で運航しています。
到着した時間に合わせて、乗りやすい方を選んでも良いですね。
また、どちらも朝の8時台から1時間の本数が4本に増え、JRの最終便(宮島口発)は22時台、松大汽船は20時台です。
この2つのフェリーの1番の違いは、運航コースです。
JR西日本宮島フェリーのみ、厳島神社の大鳥居の近くを通って港に向かってくれる、大鳥居便というコースが1日に2本だけあります。
宮島口発9時10分と、16時10分です。
海から大鳥居をはさんで、バックに厳島神社をいれた写真は、JRのフェリーからしか撮れません。
その写真を撮ってみたい!という方は、ぜひ時間を合わせてJRのフェリーに乗船してみてくださいね。
松大汽船も負けてはいませんよ!
フェリーの往復チケットとロープウェーのセット券をお得に販売しています。
ロープウェーに乗ることや、恋人の聖地と呼ばれる、1200年以上燃え続けている霊火がある霊火堂へ行くことが決まっているは、こちらのセット券がおすすめです。
宮島港に到着すれば、下船後右に進み、表参道商店街、豊国神社を抜ければ、訳15分で厳島神社に到着です。
厳島神社からアクセスするフェリーと時刻表
厳島神社からの帰りは、上記で紹介したJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船が同じく1時間に4本のペースで運航しています。
宮島発の最終便は、宮島口発と変わらず、JRは22時台、松大汽船は20時台です。
広島駅へ戻る場合は、こちらのフェリーに乗って、JR山陽本線で広島駅まで向かう方法が一番早く戻れるでしょう。
行きとは少し違った方法で宮島を出たい、という方は宮島港から出航している高速船に乗って、マリーナホップ、平和記念公園前、広島港に向かう3つのルートがあります。
マリーナホップでショッピング
マリーナホップとは、ショッピング、レストラン、水族館、マリーナがある商業施設です。
マリーナホップまでは、所要時間25分の高速船が約1時間に1本、片道大人1200円で運航しております。
土日祝日は海王と言う名の海賊船も1日に3本追加で運航し、こちらは帰りの夕方だと16時30分に乗ることができます。
所要時間は45分。
観光気分を味わいたい方におすすめです。
予約制ではありませんが、繁忙期以外は予約しておくことも出来ますよ。
マリーナホップから広島駅まではバスが出ており、40分弱かかります。
ついでにショッピングも楽しみたいな、という方におすすめのルートです。
広島世界遺産航路で平和公園観光
平和公園も立ち寄りたいという方には、最短コースで宮島から直接平和公園に向かう高速船(ひろしま世界遺産航路)がおすすめ。
1時間に1、2本の間隔で運航しており、平和公園まで約45分です。
片道大人2000円と、1番運賃が高く、市内の川を通るので、潮位が高くなりすぎると橋の下をくぐれず、欠航されることが多い、ということに注意してもらいたいです。
瀬戸内シーラインでグランドプリンセス広島経由広島港
3つ目のルートは、片道大人1850円の広島港に向かう高速船(瀬戸内シーライン)です。
約1時間に1本、最終便は17時、所要時間は約30分です。
広島港から広島駅に向かう場合は、電車で30分程です。
グランドプリンスホテル広島を経由するので、周辺に宿泊の方にはおすすめです。
広島観光の厳島神社アクセスは広島駅からフェリー時刻表を確認するまとめ
さすがの宮島。宮島港発着の船がこんなにたくさんあるんです。
帰りのルートは選び方によって、その後のスケジュールの幅も大きく広がりそうですね。
最初に、厳島神社に行くには島へ渡らなければ、とお伝えしましたが、アクセス方法の充実からも、いかに厳島神社が多くの観光客に愛されている場所かがわかりますよね。
ますます訪れてみたくなったのではないでしょうか?
厳島神社から始める広島観光を是非堪能して下さいね!