会社の入社には、新卒以外に転職などで中途入社する場合があります。
新たな職場に転職した場合は、転職初日の挨拶などで、ほとんど第一印象が決まってしまうことが多いです。
挨拶は社会人としてのマナーですので気を付けなければならないポイントの一つです。
また、初日に直接挨拶ができなかった社内の人や、社外の取引先にも挨拶をすることが必要。
今後の付き合いを考えるうえで必要不可欠なことです。
直接挨拶ができない方への挨拶は、電話ではなく挨拶メールを送るようにしましょう。
その際、注意すべきポイントについて紹介します。
中途入社の挨拶メールを書くポイントは?
転職などの挨拶には、電話で直接挨拶する方法がありますが、相手先が多いときには時間や電話代金もかかります。
何より受ける相手の都合もあるので、おすすめできません。
相手先も、いきなり知らない人から転職の挨拶を受けても、とまどってしまうし、会議中や商談中の場合は、はっきり言って迷惑でしょう。
そういう恐れがないのが、挨拶メールです。
相手先も自分の都合で読むことができるし、書いてある内容を理解することもできます。
挨拶メールを書くポイントは、次のとおりです。
中途入社の挨拶メールは社内文書で自己紹介
挨拶メール(例文)を社内の人に送る場合のポイントは次のとおりです。
① 件名:入社のご挨拶(▲▲部▲▲ 佐藤一郎)・・・件名(タイトル)は絶対忘れないように。
② 本文:
本日▲月▲日より中途採用より入社しました。佐藤一郎です。・・・入社日と名前を記入。
所属は▲▲部▲▲になりました。・・・所属先(配属先)をしっかり知ってもらう。
③ 前職では▲▲担当をしていました。・・・前職の内容を簡単に説明する。
④ 今回は未経験の職種で、不慣れな点が多く皆様にご迷惑をおかけしますが、一日でも早く戦力になりたいと思います。・・・積極性や意気込みを含む文章にする。
⑤ 今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。・・・お願い文です。
⑥ 署名(フルネーム・メールアドレス・連絡先など)・・・連絡先等をはっきり記入する。
中途入社の挨拶メールは取引先ビジネス文書
自己紹介の挨拶メール(例文)を取引先や社外で、今後お世話になる人に送る場合のポイントは、プライベートな内容は省いてビジネス的文書の方が良いでしょう。
① 件名:入社のご挨拶(▲▲部▲▲ 佐藤一郎)・・・タイトルは絶対忘れないように。
② 本文:▲▲会社 ▲▲部長 ▲▲様 ・・・宛先を記入。相手先と役職名を間違えないように。
③ 平素は大変お世話になっております。・・・定型の挨拶文を記入する。
④ この度▲月▲日付で、▲▲会社に入社しました佐藤一郎と申します。・・・採用日と自己紹介。
⑤ 所属は▲▲部▲▲になりました。
⑥ 業務において至らないこともあるかと存じますが、一日も早くお役に立てるよう努めます。・・・意気込みを書き込む。
⑦ 今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。・・・お願い文です。
⑧ 大変略儀でございますが、まずはメールにて挨拶申し上げます。・・・挨拶文終わり。
⑨ 署名(フルネーム・メールアドレス・連絡先など)・・・連絡先等をはっきり記入する。
まとめ
入社挨拶は最初が肝心です。挨拶メールの文章は事前に考え、整理しておきましょう。
挨拶内容も無駄に長くしないで、簡潔に要件をまとめましょう。