親元から離れて一人暮らしをするというのは、若者にとっての夢ですよね。
私も18歳で晴れて一人暮らしを始めましたが、若さというか何というか、何もかもが手探り状態で苦労したのを覚えています。
何せその時の貯金はほぼ0円だったんですよ(・_・;)
そんな私が、これから一人暮らしを始めようとしている男子に向けて、一経験者としての知識などを踏まえて、貯金ナシから始める一人暮らしに必要なものなど。
今となっては宅地建物取引士も取得して、不動産コンサルタント業務をやっているプロなのです。
プロとしての知識や裏ワザなんかもご紹介します。
一人暮らしの初期費用平均額と貯金なしでもできる節約術
さぁ、いざ一人暮らしを始めようとすると、どんな形といえどもやはりお金は掛かるものです。
ましてや、普通にアパートやマンションといったお部屋を借りるとなると尚の事ですね。
なので、とりあえずは一人暮らしのお部屋を契約する為に必要な初期費用をプロの目線から書いていきます。
賃貸のアパートやマンションを借りる場合、その地域にもよりますが、平均では賃料の5ヶ月分くらいの金額が契約時に掛かります。
つまり、毎月4万円の賃料であれば、約20万円の初期費用(敷金・礼金・鍵交換代・仲介手数料・前払い賃料など)という感じです。
そして、賃貸物件の契約とは別にどうしても掛かってしまうお金があります。
それは、光熱費や通信費・引越し代などの実費です。
電気や水道には前払い金は基本的に無いですが、ガスに関しては業者によっては、預り金というものが発生する場合があります。
(契約時に1万円程度です。預り金なので退去時に返ってきます)
それと、ネット代などの通信費です。
今じゃスマホやPCなどを使うのに自宅でWi-Fiを整備するのは必須ですよね?
それに掛かるプロバイダー費用なども、初期に発生すると考えておいた方が良いです。
一人暮らしと言えば、引越しです。
と言うか、引っ越さないと一人暮らしではないですよね。(笑)
この引越し代も業者さんに頼むと数万~十数万円単位の金額が掛かります…
と、こういう風に普通に考えると一人暮らしは、かなりの金額が初期には必要となります。
そこで、それらを緩和するために、色々な節約術が出てくるんですね^^
まずは、賃貸物件の契約です。
最初に自分の希望しているエリア内で、賃料が安い物件を探します。
次に、その中でもなるべく礼金や仲介手数料が0円という物件を選びます。
こうすることによって、契約時の費用をガクンと下げる事が可能です。
何故かと言うと、賃貸物件の契約時に掛かる費用は、毎月の賃料をベースに計上しているからです(賃料の何ヶ月分みたいな)。
だから、賃料は安い方がいいのです。
そして、礼金はその物件のオーナーさんに支払うプレゼントみたいなものなので、借りる側にとっては価値が見えにくいお金です。
ですから、なるべく礼金が掛からない物件を選びましょう。
今まで私がコンサルをした借り手さん中で、礼金を何ヶ月分支払ったからオーナーさんからの待遇が良かったです!な~んて例は、残念ながらありません。
仲介手数料については、なかなか無料という物件が少ないですが、探せばそれなりに出てきます。
仲介手数料0円キャンペーン等をやっている不動産屋さんなどもあったりするので、諦めないで探してみて下さいね。
この仲介手数料というのは、毎月の賃料の1ヶ月分+消費税を支払う事になります。
ですから、無料になると結構大きいんですね。
例えば、5万円の賃料ならば、仲介手数料は5万円+消費税かかります。
また、これは一概に可能とは言えませんが、不動産屋さんなどに賃料等を下げてもらう交渉をしてみるのもアリです。
その場合は、残り1部屋とかになっている物件を狙ってみるのが効果的です。
こういった部分を頑張ることで、上手くすれば一番お金の掛かる物件の契約金を数万円単位で節約する事が出来ます。
そして、一人暮らしには避けられない引越し代です。
業者さんに頼む場合は、なるべく閑散期となる時期を選びましょう(夏などが良いです)。
引越し屋さんは、繁忙期と閑散期では金額の差がかなりのものとなります。
また、距離や運ぶ物の量によっては、レンタカーを借りて自分で運ぶのが、一番ローコストな引越しです。
借りる車種によっては、燃料代も含めて引越し代を1万円以内で納めることも可能になります。
ちなみに私は、実家の車を使って運びました。
セダンだったので数往復しましたけど(汗)、自力でやり遂げました( ・`ω・´)。
さて、今度は光熱費等ですが、これは少し節約の方法が変わりますので、次の項目で書いていきますね^^
貯金なしで一人暮らしを始めるために知っておきたいこと
では、光熱費やネット代などの実費について、色々と書いていきます。
仕事はしていても貯金なしで一人暮らしを始めて、何気に困ってしまうのが、この生活費系なんです。
ただ、この部分に関しては金額に困るのではなくて、“支払日の違い”で困るんです。
何かと言うと、仕事で貰うお給料の日と、生活費が引き落とされる口座振替の日が、同じとは限らない点です。
自分の口座にお金が少ない時に、お支払になると地味に困りますよね?
これだと、例え金額が少量でも場合によってはかなりの痛手となってしまいます。
そこで、光熱費やネット代などの通信費は、自分の新生活が軌道に乗るまでの間は、口座振替ではなくて、支払い用紙などでのコンビニ払いとかにしてもらうと良いです!
この方法ですと、支払い用紙代が掛かってしまうというデメリットも生じますが、所詮は数円~数百円程度です。
ですが、支払期日を大幅に引き伸ばせるという大きなメリットがあります。
費用の種類によっては、一ヶ月くらい期日の猶予を伸ばせるんですよ!
この方法によって、余裕を持って確実で安心な支払いをする事が可能になります。
仕事はしていても貯金が…という方にはオススメな裏ワザです。
このデジタルな時代だからこそ、アナログな知識が裏ワザになるんですね^^
一人暮らしを始める時に必要なものリスト
最後は実際に、貯金なしでの一人暮らしを始める時に必要なものをいくつかピックアップしていきたいと思います。
*調理道具、調味料一式と食器類*
貯金なしの場合は、出来る限りの節約が初期の勝負となります。
なので、開始1~2ヶ月くらいの間の食事は、なるべく自炊で頑張りましょう!
私でもお弁当を作ったりできたから大丈夫ですよ☆
(慣れてくると女子に注目されるという大きな利点が発生する確率が上がります(真剣))
*自転車*
日々の移動にはなるべく自転車を使いましょう。
駐輪代も安く済みますし、結果的には節約に繋がります。
また、一人暮らしをしていると運動不足になりがちですので、その解消にも役立ちますしジム通いをしなくても引き締まった身体にすることも可能です。
(上手くいけば女子に注目されるという思わぬフラグが発生するかも知れません(真顔))
*収納ケースなどの簡易家具と掃除機等*
散らかったお部屋だと物を失くす可能性も高くなりますし、服などをちゃんと畳んでしまっておけば、それだけでも長持ちします。
また、掃除を定期的にすればお部屋そのものの埃っぽさも減少しますから、風邪を引いたりする確率も下がります。
結果的に病院やお薬のお世話にならずに済むので費用の節約に繋がります。
(不意に遊びに来た女子に感心されるという絶大な効果を得る可能性があります(勝機))
まとめ
さて、如何でしたか?
貯金なしでの一人暮らしをスタートさせるのは、困難だと思われがちですが、ある程度の知識をもとに行動すれば、今の時代では普通に成功する事ができると思います。
また、成功させるために何よりも大切なのは、無理をしない事とできることは自分でやってみることです。
つまり、一にも節約!二にも節約ですね☆
そうすれば、思わぬ幸せも転がり込んで来るかも知れませんよ(*´∀`)。