鯉のぼりはいつまであげる?年齢は?端午の節句を祝うのは何歳まで?

スポンサードリンク



男の子がいる家庭では、毎年5月5日の子供の日に鯉のぼりを飾る家庭もあります。

しかし、この鯉のぼりって子供が乳幼児期は毎年のようにあげていても、いつしか飾らなくなってしまいますよね?

うちの息子も小さい時は、祖父母が毎年鯉のぼりをあげてくれていました。

でもいつまであげていて、いつからあげなくなったか?定かではないのです。

今回は、そんな鯉のぼりのあげる時期や仕舞う時期、決まった年齢はあるのか?などの情報をご説明していきます。

鯉のぼりはいつまであげる?どれくらいの年齢まで?


鯉のぼりはいつまであげるのか?何歳まで?についてです。

女の子の桃の節句の時は、雛人形をいつまでも出していると「嫁に行き遅れる」と言われ、桃の節句が終わる頃に早々に仕舞われていました。

しかし、男の子の端午の節句では桃の節句のような謂れはないので、いつまでに仕舞うものという決まりはありません。

端午の節句に鯉のぼりや兜飾りを出すのは、「男の子の健やかな健康と出世を願う」という願いが込められています。

ですから、いつまで飾っていても別段問題はないのです。

ですが、それぞれのご家庭によって、仕舞う時期にある決まった法則があります。

それは以下の通りです。

・子供が6歳~7歳頃まで。

大体子供が小学校に入学するのを機にあげなくなるというもの。

お爺ちゃんやお婆ちゃんちで鯉のぼりを出してくれているというご家庭でも多いでしょう。

祖父母が「乳幼児期はちょくちょく遊びに来てくれた孫も、小学校に上がってからパタッと来る頻度が少なくなった」

とか、

ご両親と子供だけの家庭でも「小学校に上がってから、家にいる時間が減った」などの理由で、段々鯉のぼりや兜を出さなくなるんですね。

・子供が恥ずかしがるまで。

上の記事、6歳~7歳頃までと似てるのですが。その頃になると「あまり鯉のぼりや兜に子供が興味を示さなくなるから」というもの。

やはり、飾って喜んでくれるうちは出し甲斐があるんですよね。

・15歳まで。

昔は、15歳~16歳は大人と同じと考えられていました。

今でもその風習が残っている地域では、15歳になったのを機に飾らなくなったという家庭もあるようです。

・いつまででも飾る。

反対に、「鯉のぼりに期限はない!」と子供が大きくなっても飾っているというご家庭もあります。

このように、仕舞う時期にはタイミングがあるようですね。

それぞれのご家庭の状況や、親御さんの気持ちに合わせて仕舞う時期は決めてください。

端午の節句を祝う年齢は?


端午の節句を祝うのは、子供の健やかな健康と出世を願う、たくましい大人になって欲しいという意味が込められています。

鯉のぼりや兜飾りを出すのは、男の子が産まれると分かった時から端午の節句になると飾り始めます。

子供が産まれてから飾り始めるご家庭が多いですが、産まれる前でも男の子と分かっていれば、元気で産まれてこいよという願いも込めて飾ってあげてください。

仕舞う時期は先の章でもお話しましたが、厳密にいつまでという決まりはないので、それぞれのご家庭で自由に決めていただいて大丈夫です。

ただ一般的には、子供が6歳~7歳頃になったのを機に仕舞うという家庭が多いです。

スポンサードリンク

端午の節句の鯉のぼりはいつまで飾る?


統計的に見ても、子供が小学校に上がる前までは飾っているご家庭が多いようですね。

逆に、飾り始める時期はと言うと、5月5日の端午の節句までには出しておくのが良いです。

鯉のぼりや兜、五月人形などは雛人形と違っていつまでという決まりがないため、「みんないつまで飾ってるんだろう?」と思いますよね?

一般的に、七五三の最後の年の7歳まで飾っているご家庭が一番多いですね。

鯉のぼりや兜、五月人形は男の子に災難が降り掛からないように守ってくれる役目があります。

ですから本来はいつまでと区切るものではなく、大人になっても災難に合わないようにとの願いを込めて、飾っているのが良いのです。

また、これは今までの章ではお話に出ていませんが、鯉のぼりや五月人形などは本来は、その男の子専用の飾りです。

つまり、1人につき1つの五月飾りなんです。

ですから、よく2人目に男の子が産まれた時も、上の子の時に飾っていた五月人形や鯉のぼりをまた出してきて飾ったなんてご家庭もありますが、2人目には効果はないのです。

上のお兄ちゃんの時に買った鯉のぼりや五月飾りはお兄ちゃんの物であって、弟くんの物ではありません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

鯉のぼりなどの飾りは、男の子が産まれると分かった時から、初めての端午の節句を迎える前までには飾っておきましょう。

一般的には7歳を目途に仕舞われていますが、五月飾りは言わば男の子の守り神的な存在です。

ですから、いつまでも飾っていてもなんら問題はありません。

ですが、時代の流れというか、現在ではあまりそこまで謂れを気にしない人が多いです。

また経済的にも、男の子が産まれるたびに五月飾りなんて買えないというご家庭もあります。

これは致し方ない事。

ただ、本来は1人につき1つというのが正しいという事だけ知っておいていただければ良いと思います。

スポンサードリンク



合わせて読みたい記事(一部広告含む)

合わせて読みたい記事(一部広告含む)



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする